赤ちゃんにスキンケアが必要な理由とは?正しいスキンケアの手順と注意点
赤ちゃんの肌は、あせもやオムツかぶれ、よだれかぶれなどのトラブルがたくさん。やっと治ったと思ったら、また別の箇所が赤くなってる!なんてこともあります。だからこそ、大切なのがスキンケア。
そこで今回は、赤ちゃんにスキンケアが必要な理由やスキンケアの手順についてお伝えします。毎日お世話をするママパパにとっては大変かもしれませんが、スキンシップをはかりながら、赤ちゃんの肌の状態をじっくり観察して必要なケアをしてあげてくださいね。
赤ちゃんにスキンケアが必要な理由
赤ちゃんの肌は、まだまだバリア機能が未熟です。そのうえ、乾燥するとさらにバリア機能が低下するため、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。とくに生後3ヶ月を過ぎたころからは、ママのおなかにいたときにもらったホルモンの影響がなくなるので、肌の乾燥は急激に進行。そのため、赤ちゃんの肌を健康に保つためには、スキンケアが欠かせないのです。
そして、思春期くらいになると性ホルモンが分泌されて皮脂量が増加し始めますので、少なくともそのころまではスキンケアが必要です。赤ちゃんが思春期を迎えるまでには、約十数年。長期間にわたるものですので、最初にしっかりとした知識を身に付けておきたいですね。
スキンケアの手順と注意点
それでは、スキンケアの手順と注意点を見ていきましょう。ポイントは「清潔」と「保湿」の2つです。
汚れている肌に保湿剤を使っても十分な効果は期待できませんので、まずは肌をきれいに洗いましょう。低刺激の石鹸類をしっかりと泡立てて、やさしく丁寧に洗ってあげてください。このとき、ゴシゴシと擦るのはNG。肌に負担をかけないよう、手のひらや指で洗ってあげましょう。
手のひらや指で洗ったら、しっかりと流してあげましょう。体に残った石鹸類は肌に負担をかけますので、しわの部分を伸ばしながらよくすすぎます。きれいにすすいだら、やわらかいタオルでしっかりと水分を拭き取ります。その際も、ゴシゴシ拭かないこと。そっと押さえるように拭いてあげてください。
また、オムツ交換の際におしりの汚れがひどいようであれば、拭き取るのではなく洗ってあげてください。擦ることによる肌への負担も減らせますし、赤ちゃんもさっぱり気持ちよくなりますよ。
肌をきれいに洗ったら、しっかり保湿します。入浴後はもちろん、体の汗を拭いた後など、全身にまんべんなく塗り広げてください。とくに、脇や手首、ひざの裏側や耳などは塗り忘れが多い箇所ですので気を付けてくださいね。また、保湿剤はベタベタになるまで塗る必要はありませんが、しっとりする程度までたっぷりと使う.のがポイントです。そして、ミルクや食事などで部分的に汚れた場合には、拭き取った後にも忘れずに保湿してください。
赤ちゃんに使う保湿剤の選び方
保湿剤には、さらさらとした使い心地のローション、そのローションより保湿力が高いクリーム、肌の保湿と保護効果のあるオイルなど、さまざまな種類のものがあります。できるだけ低刺激で、赤ちゃんの肌に合ったものを選んであげてくださいね。
ファムズベビーシリーズのエンジェルフォームなら、バリア機能が長時間持続して、赤ちゃんの肌を保湿し、保護します。使いやすいムース状なので、全身のケアも簡単。赤ちゃんにも安心の成分だけで作られているので、肌にやさしいだけでなく、間違って舐めてもOK。ぜひ試してみてくださいね。
赤ちゃんにスキンケアを行う際の注意点
最後に、スキンケアを行う際の注意点を確認しておきましょう。
保湿剤を全身に塗り伸ばす際、ママの爪で赤ちゃんの肌を傷つけてしまうことがあります。そのため、ネイルを楽しむのは少しの間控えておいたほうがよいでしょう。また、赤ちゃんによっては、ママの髪の毛が肌に触れるだけでも刺激になってしまうことがあります。赤ちゃんのお世話をするときだけでも髪を束ねるなどして、直接肌に触れないようにしてあげてくださいね。
直接身に着ける衣類はもちろん、寝具やタオルなど、赤ちゃんの肌に触れるものは素材を気にするようにしましょう。できるだけ刺激が少ないものを選んであげてくださいね。また、赤ちゃんによっては衣類などに付いているタグに触れるだけでも刺激になってしまうことがありますので、タグを外しておくなどの工夫が必要です。
冬、外気はもちろん、暖房によって室内も乾燥するので保湿は必要です。その反面、夏は油断しがち。汗をかくので、なんとなく潤っているように感じてしまう傾向があります。ですが、汗をかくと体の水分を奪ってしまうので、肌が乾燥しやすくなるのです。また、エアコンを使うことでも肌は乾燥しますので、夏も保湿は欠かせません。
また、赤ちゃんにあせもができているような場合ですが、皮膚が赤くなっているので保湿剤を塗らないほうがいいのでは?と思うかもしれません。ですが、それは逆。あせもの改善にはスキンケアが大切ですので、普段よりも清潔と保湿を意識してあげてくださいね。