アレルギーマーチ

出生〜乳児期:アトピー、食物アレルギー 2〜7歳:気管支喘息 12歳〜:花粉症、成人型気管支喘息 出生〜乳児期:アトピー、食物アレルギー 2〜7歳:気管支喘息 12歳〜:花粉症、成人型気管支喘息

アレルギーマーチとは

2014年10月に国立成育医療研究センターが「世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見」
成育出生コホート研究におけるランダム化臨床研究介入試験で、新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かりました。そして、アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連することも確認されました。

このような事から、新生児期からスキンケアを行い肌のバリア機能を高めてあげることで、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、喘息、様々なアレルギー症状の予防に期待されています。

そして、食物アレルギーについては、「食物アレルギーは口から入るより、肌からの方が発症リスクが高い」ことが、近年の研究では世界中で有力とされています。

今までは、アレルギー食材を食べる事で起こるとされていましたが、アレルギー食材が経口摂取した場合は、人体が食べ物だと認識して「食べた物を異物として攻撃しないように、免疫が寛容になる」経口免疫寛容が働きます。

そして、皮膚のバリア機能が低下しているところに、食物アレルゲンが付着すると経皮感作してしまいます。経皮感作とは「湿疹を介して取込まれたアレルゲン(抗原)に対して、免疫反応が起こること。この状態が続くことでアレルギー反応を引き起こす」

※「健康な皮膚にアレルゲン(抗原)が触れても心配はないですが、湿疹があるところに抗原が触れ続けると、数日間でアレルギー発症のきっかけとなるIgE抗体ができてしまいます」 だから保湿をしてバリア機能を高めることが重要なのです。

【参考文献:https://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.html】
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80534360V01C14A2000000/

抗炎症成分など薬理成分が一切入っていない

抗炎症成分など
薬理成分が一切入っていない

ファムズベビーエンジェルフォームのバリアが、アトピー性皮膚炎に対し様々な良好な変化が起こるのはなぜなのか?
皮膚にバリアを形成することで、炎症の要因となる刺激物をブロックするとともに、バリアが潤いを閉じ込め保湿することで、最適な肌環境をつくってくれます。
また、抗炎症成分など薬理成分が一切入っていないので副作用の心配がありません。
バリア機能が低下した皮膚には有益です。

最近の研究では、アトピー性皮膚炎の皮膚には多数の黄色ブドウ球菌が確認されており、黄色ブドウ球菌が出す毒素がひとつの要因であることが分かっています。

皮膚に形成されたバリアが毒素を防御することで肌に与えるダメージを低下させることで、アトピー性皮膚炎の回復の手助けになるのではないかと考えています。

今後はこの事実を確認する為に東北大学大学院医学系研究科で母子ヘルスケア医科学共同研究講座を設置し研究を行っています。