赤ちゃんのスキンケア方法を解説!肌バリアが重要だった!?

赤ちゃんのスキンケア方法を解説!肌バリアが重要だった!?

「赤ちゃんの肌って、とってもデリケートだからスキンケアが大切!」という声を多く耳にしますが正しいスキンケア方法をご存知でしょうか?
こちらのページではそもそもなぜ赤ちゃんの肌がデリケートなのかを解説し、肌トラブルの種類から効果的な保湿方法まで解説していきます。

赤ちゃんの肌はなんでデリケートなの?

赤ちゃんの肌はとってもデリケートと言われている為、肌に触れるものは成分や素材が気になりがちです。
とくに新米ママさんや自身が敏感肌だったママさんは、赤ちゃんに使うボディソープやベビーオイル、シャンプー、肌着、洗濯洗剤まで様々なものがどうしても気になってしまいますよね。
デリケートな赤ちゃんの肌を守るために、ママさんは毎日大変です。
でも、そもそも何故赤ちゃんの肌がデリケートなのか知っていますか?
みなさん意外と「デリケート」や「弱い」ということは知っているんですが、「何故弱いのか?」までは知らないんですよね。
そこで1度改めて、赤ちゃんの肌についておさらいしていきましょう。

皮膚が薄い

新生児の体は平均45~50cmほどで、大人に向けてどんどん成長していきます。
当然赤ちゃんの皮膚も成長の過程にあり、その薄さは大人の約半分ほどだと言われています。
大人ですら乾燥や肌トラブルに悩まされているのに、半分の皮膚しかない赤ちゃんの肌がデリケートじゃないはずがないですよね。

汗っかき

赤ちゃんが「汗っかき」であるというのも肌トラブルが起きやすい原因の1つです。
赤ちゃんはその小さい体で大人と同じ数の汗腺があると言われています。
赤ちゃんは汗っかきにもかかわらず、外部からの刺激や雑菌の侵入を防ぐバリア機能がまだ発達していない為、汗や汗で繁殖した菌が刺激になり、あせもなどの肌トラブルを起こしやすい傾向があります。
赤ちゃんや子供は寝汗もよくかくので、それも炎症の原因になり得ます。
また、おしっこをしたときのおむつの中の湿度は90%以上もあり、そのムレからかぶれてしまう子も多いようです。

乾燥しやすい

生まれたばかりの赤ちゃんは全身が『胎脂』という白いクリームのようなものに覆われていますが、それが続くのは産後24時間程度。
つまり生まれた翌日から乾燥は始まっていくのです。
さらに生後2、3か月あたりから乾燥は激しくなります。
よだれ、涙、汗などをふきとるときに、肌のうるおいまで拭ってしまうこともあります。
摩擦による刺激も、バリア機能を弱める原因になりがちです。

赤ちゃんの肌トラブルをご紹介

いくらママさんが頑張っていたとしても、赤ちゃんのデリケートな肌にトラブルはつきものです。
赤ちゃんの肌トラブルは先天性や遺伝などの仕方のないものから、日々のスキンケアで予防できるものまで多岐にわたります。
ここでは赤ちゃんの代表的な肌トラブルをご紹介します。

赤ちゃんの肌トラブル

乳児脂漏性湿疹

乳児脂漏性湿疹とは、赤ちゃんの肌や頭皮にウロコのような透明なカサブタができることです。かゆみや痛みは伴いませんが、その見た目は痛々しいものです。
これは新生児の頭皮によくみられる湿疹で、数か月もすれば落ち着いてきます。
残念ながら予防に効果的な方法はないものの、赤ちゃんの負担を軽くするスキンケア方法があるのでご紹介しておきますね

▼脂漏性湿疹用のシャンプーを使う
かかりつけの小児科医に相談すると、乳児脂漏性湿疹専用のシャンプーを処方してもらえることがあります。病院にもよりますが、だいたい1か月ほどで改善する例が多いです。

▼柔らかいブラシで丁寧にほぐす
毛ブラシで髪をといているうちにカサブタがポロっと取れることもあります。このとき皮膚をこすらないように優しくするのがポイントです。

▼ワセリンなどで優しくマッサージ
カサブタは乾燥しているととれにくいので、ワセリンなどをなじませると取りやすくなります。ワセリンを塗った後は頭皮を洗い流してあげてくださいね。
あまりにも改善しない、カサブタが顔や体にまで広がってきた、悪化していると感じる場合は再度医師へ相談しましょう。

あせも

赤ちゃんは汗っかきなのに肌のバリア機能は弱いので汗による刺激で炎症し、あせもとして肌にぽつぽつが出来てしまうことも多いですね。
とくに首や背中、お股やおしりなど汗をかきやすい部分はあせもで荒れがちです。
あせもはかゆみがあり、ひどくなると痛みも伴うので赤ちゃんにとっては不愉快極まりない存在です。
かゆいからとひっかいてしまうとどんどん悪化するので、早めの対策が必要になります。
大抵の場合は清潔&保湿を心掛けることで改善していきます。あとは汗をかいたら出来るだけ優しくふき取ったり、べたつかないように風通しが良くなるよう工夫をするだけでもマシになりますよ。

乾燥性皮膚炎

乾燥性湿疹も乳児湿疹の1つです。
その名のとおり乾燥からきていて、保湿してあげることが大切です。
ムチムチな赤ちゃんは潤っているように見えても表面は乾燥していることが多いのです。
デリケートで乾燥しがちな赤ちゃんの肌は夏場や梅雨でも保湿が必要です。

アトピー性皮膚炎

「いくら肌を清潔にしていても一向に改善しない」「悪化していく」と言った場合、それは乳児湿疹やあせもではなくアトピー性皮膚炎の可能性があります。
アトピーは左右対称や関節部分にできやすいという特徴はあるものの、総合的には”繰り返す湿疹”のことを指すので、素人では判断できません。
炎症がひどくなるとかゆみも強くなり、赤ちゃんの不快感は大きいでしょう。
アトピー性皮膚炎の原因はさまざまですが、なんにせよ清潔にすることと、保湿をし肌のバリア機能を高めることが大切です。
まずは小児科医に相談、皮膚科で処方された薬を根気良く塗っていきましょう。
アトピー性皮膚炎は幼少期に炎症がひどくても、大人になったらキレイに改善した例もあります。

肌トラブルを防ぐには保湿をして肌をバリアしよう!

肌トラブルを防ぐ一番の近道は、保湿をしながら『バリア機能を高めること』なんです。
バリア機能を高めることで外部からの刺激や摩擦に強くなり、荒れにくい肌を作ることが出来ます。
でも、バリア機能なんてどうやって高めたらいいのか?皆さん分かりませんよね。
次は具体的にその『バリア機能』を高める方法やおすすめのスキンケアアイテムなどを紹介します。

保湿をするタイミング

保湿をするタイミングはとくに決まっていませんが、”肌が清潔な状態にあること”が条件です

1日2〜3回、お風呂上がり、着替えのタイミング、感想が気になるとき

乾燥していたら塗るというペースでOK。肌のバリア機能は乾燥していると弱くなってしまいますから、こまめな保湿をして乾燥から肌を守りましょう。

効果的なFam’s Babyの塗り方

助産師や産婦人科も推奨するFam’s Babyはママ会や口コミなどで『バリア機能を高めるのに効果的』、『あせもがマシになった』、『ママにも使える』と評判です。
普通の保湿クリームとは違い、珍しい泡タイプなので戸惑う人も多いんではないでしょうか?
そこで最後は、Fam’s Babyの効果的な塗り方を詳しく説明していきます。

1. 使う前に入浴などで肌を清潔にしておく
2. Fam’s Babyを適量手に取る(ピンポン玉サイズくらい)
3. 気になる部分に、優しくマッサージするようにすり込んでいく
4. 泡がなくなったら完了!

Fam’s Babyは他の保湿クリームと違い炎症を起こしている部分にも塗布できますし、バリア機能を高めてくれるので、赤ちゃんの健やかな肌作りに一役買います。
それだけではなくママの靴擦れ予防やメイク下地にもなるそうです、人気の理由が分かりますね。

まとめ

アトピー肌や皮膚炎は大人になってやっと薄くなる子もいますし、赤ちゃんのあせもやかぶれは繰り返すので、根気よく付き合っていく必要があります。
赤ちゃんの苦しみやママの心の負担を減らすためにも、Fam’s Babyや小児・皮膚科など、頼れるところはとことん頼っていくことをオススメします。
3歳までにしっかりとしたスキンケアをしておくことで、将来的にも強い肌になってくれる可能性が高まると言われています。
出来る限り肌トラブルを防ぎ、保湿をしっかりとして、より強い肌を作れる体制を整えておきましょう!

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