赤ちゃんのフケの原因は?ホームケアで改善できるの?

赤ちゃんのフケの原因は?ホームケアで改善できるの?

赤ちゃんは身体が小さく非常にデリケートなため、刺激に敏感に反応してしまいます。赤ちゃんのちょっとした体調の変化にも不安視する親の声は多く散見され、どれも赤ちゃんの健康を心配しての意見となっています。赤ちゃんの体調不良は、思わぬトラブルを招く恐れもあるため、予防をするに越したことはありません。
そこで今回は、赤ちゃんの咳に着目し、咳の原因や改善・予防法について詳しく解説を行います。赤ちゃんが咳をしていて不安に感じている方や、咳の予防を考えいてる方はぜひ参考にしてください。

赤ちゃんのフケの原因とは

赤ちゃんのフケの原因は、主に2つあります。
月齢によって、どちらの原因に当てはまるのかはある程度判断できますが、実際の症状と照らし合わせて見極めていきましょう。

あせも予防法

脂漏性湿疹によるもの

生後3ヶ月までの赤ちゃんに多いのが、脂漏性湿疹によるものです。これは、ママのおなかにいるときにもらった妊娠ホルモンの影響によって、一時的に皮脂の分泌が多くなることが原因で起こります。過剰に分泌される皮脂がつまり、フケやかさぶたのようなものになってしまうのです。
これは、頭だけでなく眉や髪の生え際などにも現れ、見るからに痒そうなのですが、一般的には痒みや痛みを伴うことはなく、感染しないのが特徴です。

乾燥によるもの

生後3ヶ月をすぎると過剰な皮脂の分泌が落ち着き、逆に肌が乾燥しがちになってきます。赤ちゃんの皮膚はとても薄いので、上手に皮膚の水分を保つことができず、乾燥してしまうのです。これがもう一つのフケの原因です。

【原因別】赤ちゃんのフケのホームケアについて

では、2つのフケの原因ごとに、どのようなケアが必要か見ていきましょう。

脂漏性湿疹によるフケの場合

脂漏性湿疹によるフケの場合、余分な皮脂を取り除いて、肌を清潔に保つことが大切です。フケが気になって、すぐにでも取り除いてあげたくなると思いますが、フケの下にある皮膚が傷ついて回復が遅れることもありますので、絶対に無理に剥がさないようにしましょう。
具体的な対策としては、入浴前にオイルやワセリンを塗って20分ほどふやかしてから、シャンプーの際に自然に取れるようにしてあげましょう。くれぐれも、ゴシゴシと擦らないようにしてください。ほとんどの場合、1回では完全に取り除けませんので、きれいになるまで根気よく続けていきましょう。

ホームケア

乾燥によるもの

乾燥によるフケの場合、もちろん保湿することが大切ですが、シャンプーの方法や回数も気にするようにしましょう。これは、シャンプーで必要な皮脂まで洗い流してしまっていることがあるからです。赤ちゃんの頭は、お湯で洗い流すだけでも十分きれいになりますので、乾燥している間は、シャンプーを使うのは2~3日に1回に減らしてみてください。
また、シャンプーを使用した場合には、新たなフケの原因になってしまいますので、肌に残らないように、シャンプーを完全に洗い流すようにしてくださいね。
なお、フケを取ろうとゴシゴシ擦らないように注意しましょう。ますます皮膚のバリア機能が壊れてしまい、さらに乾燥しやすくなってしまいます。指の腹で優しく洗ってあげましょう。

乾燥している間はシャンプーは2~3日に1回シャンプーは完全に洗い流すフケを取ろうとゴシゴシ擦らないように注意

赤ちゃんに使用する保湿剤の選び方

保湿剤には、ローションやクリーム、オイル、ワセリン、軟膏など、さまざまなタイプのものがありますが、頭皮に使うのであれば、ローションなどがよいでしょう。オイルを使う場合、頭皮に残ったまま日に当たると日焼けのリスクが高まりますので、十分気を付けてくださいね。
Fam’s Babyなら、肌の保湿と保護を同時に行うだけでなく、バリア機能も長時間持続します。使いやすいムース状なので、全身ケアもOK。敏感肌のママも一緒に使えます。

・頭皮にはローションが良い・オイルは頭皮に残ったまま日に当たると日焼けのリスクがある

赤ちゃんを保湿する際のポイント

保湿剤の効果をより高めるためには、いくつかポイントがあります。まずは、清潔な肌に使用すること。そして、肌をきれいにした後は、早めに保湿剤を使うことです。とくに入浴後は、体の表面の水気とともに皮膚の水分も奪われやすくなりますので、遅くても5分以内には保湿ケアを行ってくださいね。

こんなときは皮膚科・小児科を受診!

赤ちゃんのフケは、原因ごとに正しいホームケアを繰り返していけば次第によくなっていきます。ただし、いくらケアをしても改善されないような場合、ほかの皮膚トラブルの可能性も考えられますので、皮膚科や小児科を受診して、適切な処置を行っていきましょう。
「小児科や皮膚科に行くほどではないけれど、市販薬を使ったら早くよくなるかも?」と思われるかもしれませんが、自己判断で市販薬を使うのはおすすめできません。たとえば、ステロイドが含まれる外用薬の場合、成分の強弱や種類が多いので、必ずしも赤ちゃんの症状に適しているとは限らないためです。
赤ちゃんの肌に負担をかけないためにも、症状にあった薬を医師に処方してもらうようにしてくださいね。

こんなときは皮膚科・小児科を受診!

まとめ

今回は、赤ちゃんのフケの原因や、正しいホームケアについてお伝えしました。赤ちゃんのフケの原因は、主に生後3ヶ月までに多い脂漏性湿疹によるものと、生後3ヶ月以降に多い乾燥によるものの2つです。原因によってケアの方法も異なりますので、赤ちゃんの様子をしっかり観察して見極めていきましょう。
また、いずれの場合も、無理にフケを剥がすのは絶対にNG!ケアを繰り返しながら、自然に取れるように誘導していってあげてください。