乾燥肌用ファンデーションの選び方とは?塗り方やメイク直しのポイントも解説

乾燥肌用ファンデーションの選び方とは?塗り方やメイク直しのポイントも解説

カサカサした肌を潤いがある肌にしたいと考える方も多いでしょう。特に乾燥肌の方にとってファンデーション選びはとても大切で、肌にかかる負担がなるべく少ないものを使う必要があります。大事な肌を乾燥から守るために、今回は乾燥肌用ファンデーションの選び方や塗り方・メイク直しのポイントについてお伝えしますので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

乾燥肌用ファンデーションの選び方とは?

まずは、乾燥肌用ファンデーションの選び方から見ていきましょう。

フリー処方の製品を選ぶ

乾燥肌の方はわずかな刺激でも反応してしまうため、ほかの方であれば特に問題がない成分にも注意しなければなりません。そのため、ファンデーションの使用感を快適にするためのアルコールや、化粧品を清潔に保つための防腐剤などが含まれていないものを選ぶようにしましょう。特に「○○フリー」の表示があれば安心して使うことができます。

アルコールや防腐剤が含まれていないものを選ぶ

ファンデーションのタイプで選ぶ

ファンデーションにはクリームやリキッド、クッションやパウダーといった多くのタイプがありますが、これらの中でも乾燥肌におすすめのタイプはリキッドとクッションになります。リキッドタイプはカバー力と保湿力が高く、伸びが良いのが特徴で、自然なつや肌を作ることができます。またクッションタイプはリキッドタイプの特徴に加え、さらっとした仕上がりで持ち運びしやすいパウダータイプの良さも備えた優れものです。

ファンデーションのタイプで選ぶ

しかし、乾燥肌といっても人それぞれ悩みは異なります。そのため、気になるポイントに合わせてファンデーションのタイプを選ぶというのも1つの方法です。
たとえば、カサつきや粉吹きが気になる方には保湿力が高いクリームタイプやリキッドタイプがおすすめです。こちらはカバー力が高く、シミやくすみ対策にも有効となります。
また、乾燥による化粧崩れが気になる方には、パウダータイプやクッションタイプを選ぶと良いでしょう。パウダータイプは油分が少ないので乾燥肌には不向きと思われがちですが、保湿力が高いものもあるため一度試してみると良いでしょう。

パウダータイプやクッションタイプ

崩れにくさで選ぶ

汗や皮脂でメイクが崩れてしまうこともありますが、中でもつや肌仕上げのような油分が多く含まれるファンデーションメイク崩れが起きやすい傾向にあります。そのため、できるだけメイクが崩れにくいものを選ぶのも大切なポイントです。

つや肌用ファンデーションはメイク崩れが起きやすい

UVカット効果のある製品を選ぶ

紫外線はシミやそばかす、シワの原因になることで知られていますが、バリア機能の低下も引き起こすため、UVカット効果のあるファンデーションを選ぶようにしましょう。表示されているSPFとPAの数値は必ず確認するようにしてください。

表示されているSPFとPAの数値は必ず確認する

乾燥肌の方さんが意識したいファンデーションの塗り方

ファンデーションの塗り方にはいくつかのポイントがありますので、詳しく見ていきましょう。

保湿成分が入った化粧下地を選ぶ

ファンデーションを塗る前に化粧下地を塗りますが、乾燥肌の方は保湿成分がたくさん入っている化粧下地を使うようにしましょう。肌が乾燥しているとファンデーションが浮きやすくなるので、潤いを保つことが大切なポイントです。肌の潤いが保たれることで、よりメイクが崩れにくくなるでしょう。
ただし、化粧下地もファンデーションも保湿力が高いという場合、肌がテカりやすくなってしまいます。肌の状態に合わせて、保湿力のバランスを調整してみてください。

保湿成分がたくさん入っている化粧下地を使うようにする

ファンデーションと乳液を混ぜて使う

ファンデーションと乳液を混ぜると肌に密着しやすくなり、メイクが崩れにくくなります。乳液の量は、少し乾燥していると感じるくらいであれば3割程度、乾燥が気になるときは5割程度にするのが目安ですが、そのときの肌の状態に合わせて調整するようにしてください。

保湿成分がたくさん入っている化粧下地を使うようにする

乾燥肌さんのメイク直しのコツ

次に、メイク直しのコツを見ていきましょう。

軽くティッシュオフする

乾燥肌は、皮脂が過剰に分泌されやすいのでファンデーションがすぐに浮いてしまいがち。そのため、まずはファンデーションが浮いている部分を軽くティッシュオフしましょう。

化粧水と乳液で保湿する

ティッシュオフをした部分を、化粧水と乳液で保湿してファンデーションの密着性を高めていきます。このとき、ティッシュオフした部分以外に化粧水や乳液がつかないように気をつけましょう。なお、綿棒を使うと比較的スムーズにできます。

ファンデーションをのせる

最後にファンデーションをのせていきますが、顔全体に重ね塗りするとメイクが崩れやすくなってしまうので注意しましょう。顔全体ではなく、ファンデーションが薄くなってしまった部分にだけ塗るのがポイントです。

まとめ

今回は、乾燥肌用ファンデーションの選び方や塗り方・メイク直しのポイントについてお伝えしました。ファンデーションを選ぶ際は、肌にやさしい成分が入ったものの中から、自分の肌状態に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
また、UVカット効果や保湿効果が高いものもあり、それらをうまく活用していくとも大事なポイントになります。負担の少ないファンデーションを使い、潤いのあるつや肌に近づいていきましょう。