オリゴ糖が含まれる食品とは?より効果的に摂取する方法も解説
体にうれしいたくさんの効果があると人気を集めているのが、オリゴ糖です。赤ちゃんだけでなく、ママやパパにとっても元気に生活できるようになる効果を持っています。
オリゴ糖はどのような食品に含まれているのでしょうか?含まれている食品を知ることで、より効率的にオリゴ糖を摂取できるようになるでしょう。
今回はオリゴ糖が含まれている食品を、より効果的に摂取する方法と一緒に解説します。
オリゴ糖とは
あなたはオリゴ糖と聞いて、何を想像しますか?「名前だけは聞いたことある」「何となく体に良さそう」などと、いまひとつどのようなものなのかわからない人も多いことでしょう。
糖質というグループの中にオリゴ糖や砂糖、ブドウ糖などの種類がたくさんあります。これらのものはさらに単糖と呼ばれる最小単位を元にして、単糖類や二糖類などに分けられます。
オリゴ糖は少糖類と呼ばれ、一般的には単糖が3つ以上結合したもののことです。もともとは母乳の研究から注目だされたもので、さまざまな食品にも含まれています。
オリゴ糖が持つ最も大きなメリットの一つが、便秘の改善です。オリゴ糖は難消化性といって、胃や小腸で吸収されにくい性質を持っています。そのためしっかり大腸まで届くのが特徴です。
そして便秘の改善に一役かってくれるのが、善玉菌でもあるビフィズス菌。オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなり、ビフィズス菌の数が増えます。すると腸内環境が整い、便秘の改善につながるのですね。
また通常の砂糖よりもカロリーが抑えられているため、ダイエットにもピッタリ。便秘で悩んでいる人やダイエット中の人にとって、頼もしい食品といえるでしょう。
オリゴ糖が含まれる食品
オリゴ糖はさまざまな食品に含まれています。どのような食品にどのくらい含まれているのかを知ることで、計画的に摂取できるようになるでしょう。
主な食品は次のとおりです。
食品名 | 100gあたりの含有量 |
---|---|
きな粉 | 7.0g |
ゴボウ | 3.6g |
タマネギ | 2.8g |
ニンニク | 1.0g |
バナナ | 0.3g |
ネギ | 0.2g |
枝豆 | 0.1g |
上記の表からもわかるように、実は食品中に存在しているオリゴ糖は少量です。一番多く含まれているきな粉でも、100gあたり7gほど。健康を維持するために必要なオリゴ糖を、食品からそのまま摂取するのは大変そうですね。
オリゴ糖を食品から効果的に摂取する方法
オリゴ糖の摂取目安量は、成人で1日あたり2~10gほどです。前述したような食品に含まれてはいるものの、含有量は少なく、多くの人は1日の必要量を摂取できていません。しかし、普段の調理方法を工夫するだけで、オリゴ糖を効果的に摂取できるようになりますよ。
ポイントは調理する前に食材を40度~50度に温めておくこと。食材に含まれているでんぷんはオリゴ糖と同じ糖質の一部なので、でんぷんを分解してあげるとオリゴ糖量がアップします。
でんぷんを分解してくれる酵素は40度~50度で働きが活性化されるため、食材を事前に温めておきましょう。ご飯を炊く前に米を40度~50度のお湯に浸しておく、ゴボウも同様にカットしてから40~50度のお湯に浸けておくと効果的です。
でんぷんを多く含むジャガイモなども同じように調理をすると、オリゴ糖を効率的に摂取できるようになりますよ。またタマネギやバナナなどは調理の段階で火を通すようにすると、オリゴ糖が増えます。
市販の「オリゴ糖」なら、さらに効率的に摂取できる!
現在オリゴ糖はシロップや顆粒タイプなどで販売されています。商品によっては配合されているオリゴ糖の種類や数、その他の成分、そして1日の摂取目安量が異なるため、それぞれに合ったものを選んでくださいね。
赤ちゃんも摂取できますが、摂取量は大人と異なるので注意しましょう。必ず商品説明をチェックしてください。
ファムズベビーシリーズのエンジェルオリゴはママやパパはもちろん、大切な赤ちゃんにもピッタリな顆粒タイプのオリゴ糖。スティックタイプなので開封も簡単で、使いたいときにサッと取り出せます。厳選された4種のオリゴ糖に天然素材、そして食物繊維がプラスされており、腸内環境をしっかり整えてくれますよ。
赤ちゃんの場合はミルクや離乳食に混ぜてあげるとよいでしょう。
ファムズベビーシリーズのエンジェルオリゴをチェック
まとめ
難消化性のオリゴ糖は胃や小腸で吸収がされにくいため、大腸までしっかり届きます。オリゴ糖を食べたビフィズス菌は数が増え、腸内環境が整って便秘を改善してくれるでしょう。
オリゴ糖はさまざまな食品に含まれているものの含有量は多くないため、調理法に工夫を加えることで摂取量をアップできます。またシロップや顆粒タイプなどの市販品もあるので、上手に生活に取り入れてみてくださいね。