オリゴ糖にはどんな効果がある?気になる副作用や目安量について解説

オリゴ糖にはどんな効果がある?気になる副作用や目安量について解説 

たくさんのママやパパたちの間で話題になっているオリゴ糖。さまざまなうれしい効果があるとして、いま話題になっている食品です。赤ちゃんの体を守ってくれる効果も含まれているので、目が離せませんよ。
今回はオリゴ糖にはどのような効果があるのかを、気になる副作用や目安量と一緒に解説します。

オリゴ糖とは

オリゴ糖とはブドウ糖や砂糖などと同じ、糖質というグループの中の一つです。日本国内と海外の間ではオリゴ糖に関する定義は異なっていますが、一般的には単糖が3つ以上結合したものを指します。もともとは母乳の研究から注目されはじめました。さつまいもハチミツ、バナナなどの食材にも含まれています。
砂糖と比べると甘さは控えめです。しかしほんのりとした自然な甘さがおいしいと感じる人も少なくありません。

オリゴ糖の5つの効果

オリゴ糖には赤ちゃんやママ・パパにとって、うれしい効果がギュッとつまっています。主な効果を全部で5つ見ていきましょう。

オリゴ糖の5つの効果

便秘を改善する効果

まずは便秘を改善する効果です。便秘を改善するために大切なのが、腸内環境を整えることですね。そして腸内環境を整えてくれるのが、善玉菌と呼ばれるビフィズス菌です。
オリゴ糖は難消化性といって、体内に入った後でも胃酸や消化酵素の影響を受けにくい性質を持っています。そのため分解されることなく大腸まで届きやすいのが特徴です。
大腸に届いたオリゴ糖はビフィズス菌のエサとなり、オリゴ糖を食べたビフィズス菌の数は増えます。ビフィズス菌が増えることで腸内環境が整い、便秘を改善してくれるのです。
便秘の改善と聞くと、ヨーグルトなどの発酵食品をイメージする人も多いかもしれません。発酵食品にはそれ自体に善玉菌が含まれています。しかし摂取したとしても、長い期間腸内にとどまるようなことはありません。そのため最近ではオリゴ糖のような、もともと腸内に住んでいる善玉菌のエサとなる食品が注目されているのです。

ビフィズス菌が増え腸内環境が整い便秘を改善してくれる

肌荒れや感染症を予防する効果

2つ目は肌荒れや感染症を予防する効果です。肌荒れの原因はさまざまですが、最も大きなものの一つが便秘によるもの。便秘をすると腸内に悪玉菌が増え、さらに有害物質を作り出してしまいます。
有害物質は体内に吸収された後、血液に乗って全身へ。そして血液の一部が汗となり、有害物質が含まれた汗の影響で肌が荒れてしまうのです。便秘を改善することで、肌荒れも防ぐことができるでしょう。また腸内の免疫力が上がることから、感染症予防効果も期待できます。
さらにアトピーに関する著書を出している医者によると、アトピー患者は持っている善玉菌の数が通常と比べて極端に少ないと指摘しました。アトピーと善玉菌との数の間にも、密接な関係があるのです。

便秘をすると腸内に悪玉菌が増え有害物質が含まれた汗の影響で肌が荒れる

動脈硬化を予防する効果

善玉菌が増えると、同時に善玉コレステロールも増えます。そして善玉コレステロールの増加にともなって悪玉コレステロールや中性脂肪は減少するため、動脈硬化を予防する効果も期待できるでしょう。

ミネラルの吸収を促進する効果

4つ目はミネラルの吸収を促進する効果です。ミネラルとはカルシウムやリン、マグネシウム、鉄などの総称。全部で100種類ほどあるといわれています。タンパク質や炭水化物、ビタミン、そして脂質を含めた5大栄養素の一つで、私たち人間の健康な体にとって欠かせません。
オリゴ糖の摂取によってビフィズス菌の数が増えると、ミネラルは細胞に吸収されやすくなります。

ダイエット効果

実は、オリゴ糖は一般的な砂糖よりも低カロリーなのです。種類にもよりますが、オリゴ糖のカロリーは1gあたり2~3kcal。対して砂糖は1gあたり4kcalです。
また前述したように難消化性のため、胃や小腸で吸収されにくく、血糖値の上昇をセーブしてくれます。血糖値の上昇が抑えられると脂肪を増やすインスリン量も減るので、ダイエット効果もあるといえるでしょう。

ダイエット効果

オリゴ糖の副作用

オリゴ糖には基本的に副作用はありません。安心して日常的に取り入れられる食品です。ただし一度にたくさんの量を摂取してしまうと、おなかが緩くなったり、腸が張ったりする可能性があります。後述する目安量を守るようにしましょう。

オリゴ糖は赤ちゃん・妊婦が摂取しても問題ない?

たくさんのうれしい効果があるオリゴ糖ですが、赤ちゃんや妊婦さんが摂取しても問題はないのでしょうか?
結論からいうと、大丈夫です。赤ちゃんや妊婦さんでも摂取できますよ。便秘になりやすいといわれている離乳食がスタートした後の赤ちゃんや、妊婦さんも安心して使えますね。
ただしやはり、1日の摂取量は守ることが大切です。また摂取にあたって心配なことがあれば、事前に医者に相談するとよいでしょう。

オリゴ糖の目安量

オリゴ糖の摂取目安量は、大人で1日あたり2~10gほどです。赤ちゃんの場合はシロップタイプならティースプーン1杯ほど、顆粒タイプなら耳かき1杯ほどとなっています。
しかし、市販されている商品によって目安量は異なるため、必ず商品に記載されている量をチェックして守るようにしてくださいね。その日の体調やおなかの調子を見ながら、量を調整していくことも大切です。

まとめ

オリゴ糖には便秘の改善や肌荒れ・感染症の予防、そしてミネラル吸収の促進といった、体にとってうれしい効果が満載です。副作用もなく、赤ちゃんや妊婦さんでも安心して取り入れられますよ。ただし過剰に摂取するとおなかが緩くなったり、張ったりすることもあるので、必ず摂取量の目安を守ってください。
ファムズベビーシリーズのエンジェルオリゴは赤ちゃんの便秘や、産後のママの肌荒れ改善にピッタリです。厳選された4種類のオリゴ糖だけでなく、さらに天然素材や食物繊維がミックスされています。ヨーグルトや飲み物にプラスしたり、料理に使用したりと用途はさまざま。ぜひ一度試してみてくださいね。