赤ちゃんの寝返りはいつから?始まる時期や注意点について解説

赤ちゃんの寝返りはいつから?始まる時期や注意点について解説

小さな赤ちゃんがいるご家庭にとっては、どんなに些細な出来事であっても新鮮に感じられるのではないでしょうか。赤ちゃんの成長は、小さなことでも、親にとっては大きな感動を生んでくれることと思います。赤ちゃんの成長過程の1つとして、「寝返り」が挙げられ、親にとっては待ち遠しい動作の1つと言えるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんの寝返りに着目し、寝返りが始まる時期や、それに伴う注意点について解説します。

赤ちゃんが寝返りをするのはいつ?

赤ちゃんが寝返りをするのは生後5~6ヵ月程度であることが一般的です。寝返りは、筋力や神経の発達を意味するものであり、赤ちゃんの成長の証でもあります。
寝返りを行うためには、腰周りの筋力が必要です。腰周りの筋力は、寝返りを行うときだけでなく、お座りやハイハイにも必要です。そのため、寝返りとお座りハイハイができるようになるタイミングは近いものがあり、順番が入れ替わることも珍しくありません。

赤ちゃんがなかなか寝返りをしない場合は?

赤ちゃんが寝返りをするようになるのは一般的には生後5~6ヵ月程度ですが、赤ちゃんの発育スピードは個人差が大きいため、一概には言えません。他の赤ちゃんができるからといって焦る必要はなく、気長に待ってあげることが大切です。
それでも、なかなか寝返りができるようにならない場合には、サポートをしてあげることもおすすめです。赤ちゃんの足を持って、寝返りの練習をしてあげたり、身体をひねる動きを練習させたりしてあげるのもよいでしょう。
寝返りの練習をする際には、周囲の整理整頓や危険なものがないかどうかの確認も大切です。赤ちゃんが寝返りをしたり、足をバタつかせたりしたときに、テーブルの脚や角にぶつかってしまうとケガをしてしまいます。そのため、寝返りの練習をする際には赤ちゃんの周りの環境に気を付けることが大切です。

寝返りをしない場合

赤ちゃんが寝返りをするようになったときの注意点

赤ちゃんの筋力や神経が発達し、成長してくれるのは、親にとっては非常に喜ばしいことです。しかし、赤ちゃんの発育が進むということは同時に、危険もあるのです。寝返りに対する危険をしっかりと理解し、思わぬトラブルの発生を未然に防ぐことが大切です。
ここでは、赤ちゃんが寝返りをするようになったときの注意点をいくつかご紹介します。

寝返りの注意点

うつぶせ寝での窒息

仰向けの状態から寝返りをすることによって、うつぶせの状態になることがあります。うつぶせの状態になると顔がマットやクッションに沈み、口が塞がってしまう場合があります。そして、その状態に親が気づかずに、赤ちゃんがいつの間にか窒息してしまう危険性があるのです。そのため、寝返りができるようになった赤ちゃんからは、とくに目を離すことがないように心がけましょう。

ベッドなど高い場所からの転落

赤ちゃんが寝返りをするようになると、ゴロンゴロンとしているうちに少しずつ移動してしまうことがあります。そうすると、ベッドや段差からの転落の危険性があるのです。また、ハイハイができるようになると、親が寝ている隙に寝返りとハイハイを行い、どこかに行ってしまう恐れもあります。
親が起きているときは赤ちゃんから目を離さないことはもちろん大切ですが、親が寝ているときの危険を回避するためにも、ベビーベッドなどを活用しましょう。

赤ちゃんの安全のために!寝返り対策をしよう

赤ちゃんの安全を守るために、寝返り対策を行う必要があります。寝返りができるようになることは喜ばしいことである反面、危険も潜んでいるため、対策をしっかりと行い、赤ちゃんの安全を守ることが大切です。

寝返り対策

寝返り防止のマットで寝かせる

寝返りによる窒息や移動を防ぐためには、寝返り防止マットを使用することが有効です。寝返り防止マットは、特殊な形状により、赤ちゃんの筋力では寝返りができないように工夫されています。寝返りができないため、窒息や移動の恐れもなく、親も安心して眠れます。

赤ちゃんの周りを整理整頓しておく

赤ちゃんの周りは常に整理整頓を心がけましょう。赤ちゃんが寝返りをした先にクッションや危険なものがあると、窒息やケガの原因になってしまいます。そのようなことを防ぐために、赤ちゃんの周りを整理しておき、赤ちゃんがケガをしないように気を配ってあげることも大切です。

まとめ

寝返りは赤ちゃんの成長の証でもあることから、親にとっても非常に喜ばしいことです。寝返りを行うことによって、赤ちゃんの視界に入る景色は大きく変わり、興味や関心も強くなっていきます。
しかし、それと同時にさまざまなリスクがあります。寝返りができたからといって、油断は禁物。さらに注意して赤ちゃんを守ってあげることが大切です。思わぬ事故を引き起こさないためにも、赤ちゃんを常に気にかけてあげましょう。