おくるみって何?赤ちゃんに使う時期や巻き方、メリット・注意点について解説

出産準備品のリストにも挙げられる「おくるみ」。アフガンとも呼ばれ、赤ちゃんのお世話に便利なアイテムとして、出産祝いとして贈られることもあります。ですが、実際におくるみの使い方を知っているママパパは、意外と少ないようです。

そこで今回は、おくるみを使うメリットや巻き方、使う際の注意点について詳しくお伝えします。

おくるみとは?

おくるみとは、赤ちゃんの体を包むための大判の布のことで、正方形や長方形、フード付きのものなど形もさまざま。春や夏に生まれた赤ちゃんにはコットンやガーゼ、秋や冬に生まれた赤ちゃんにはフリースやパイルという具合に、季節に合わせて豊富な素材から選ぶことができます。

おくるみで赤ちゃんを包んであげることで、まるでおなかの中にいたときのような安心感を与えるとされており、とくに新生児から首がすわる3ヶ月頃までの期間に使用されることが多いようです。

赤ちゃんにおくるみを使うメリット

赤ちゃんは、おくるみに包まれることで安心感を得ることができますが、おくるみのメリットはそれだけではありません。そこで、その他のメリットについて見ていきましょう。

ー抱っこしやすくなる
首がすわる前の赤ちゃんは、とてもフニャフニャ。抱っこする側も緊張してしまいますよね。ですが、おくるみで包んであげると、安定感が増すので抱っこしやすくなります。

ー体温調節のサポート
赤ちゃんは、大人のように体温調節ができないので、手足が冷たくなることもしばしば。おくるみで包んであげることで、赤ちゃんの体温調節をサポートすることができます。

ーモロー反射を防ぐ
赤ちゃんは、周囲の音や光の刺激を受けると、手足をビクッとさせたり、両腕を広げたりすることがあります。これは「モロー反射」と呼ばれ、生後4ヶ月くらいまで続く現象なのですが、赤ちゃんがぐっすり眠れなくなる原因のひとつです。しかし、おくるみで包んであげることで、赤ちゃんが安心して眠れる環境を作れるというメリットもあります。

おくるみの巻き方

おくるみは、赤ちゃんの月齢に合わせて巻き方を変えるのが一般的です。そこで、代表的な巻き方をふたつご紹介します。

ー生後2ヶ月くらいまでは「基本巻き」
まずは、生後2ヶ月くらいまでの赤ちゃんを包む「基本巻き」です。
1.正方形のおくるみをひし形になるように置き、上の角を中央に向かって内側に折り込みます。
2.折り目の位置に赤ちゃんの肩がくるように寝かせます。
3.赤ちゃんの一方の手を胸の上に置いておくるみで包みこみ、余った部分を体の下に入れます。
4.おくるみの下の部分を赤ちゃんの肩の下に入れます。
5.反対側の手を胸の上に置き、おくるみの余った部分を赤ちゃんに巻き付けて完成です。

ー生後3ヶ月からは「半ぐるみ」
生後3ヶ月になると、赤ちゃんも元気に手足を動かすようになりますので、固定しすぎない「半ぐるみ」で巻いてあげましょう。巻いていく手順は基本巻きと同じですが、腕を出して巻くのがポイントです。

赤ちゃんにおくるみを使う際の注意点

次に、おくるみを使う際の注意点を見ていきましょう。

ー力加減に注意する
おくるみを巻く際には、力加減に注意しましょう。あまり緩いとほどけてしまって意味がありませんが、きついと赤ちゃんが息苦しくなってしまいます。何回か使っているうちに力加減もわかってくると思いますが、目安としては、巻いた隙間にママの手のひらが少し入るくらいが理想的です。

ー赤ちゃんの体温の上がりすぎに注意する
赤ちゃんは大人より暑がりで、とても汗っかきです。おくるみを使うと体温が上がりやすくなりますし、あせもの原因にもなりますので、服の枚数や布団などで調整してあげましょう。

ー赤ちゃんの足に注意する
足をまっすぐ伸ばした状態や足がねじれた状態でおくるみを巻くと、先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)の原因になることがあります。とくに生後3~4ヶ月頃に発症することが多いといわれていますので、おくるみを巻く際の赤ちゃんの足は、基本姿勢であるM字になるように注意しましょう。

ー赤ちゃんが嫌がるようなら使わない
ママのおなかの中にいるような安心感が得られるといっても、すべての赤ちゃんが同じように感じるわけではなく、なかにはおくるみを嫌がる赤ちゃんもいます。もし赤ちゃんが嫌がっているようであれば、無理に巻くのはやめましょう。

おくるみを使わなくなったら

生後3~4ヶ月になると、モロー反射も落ち着いてくる頃です。また、手足を元気に動かすようになり、おくるみを窮屈に感じる赤ちゃんも増えてくるでしょう。おくるみを嫌がったり、自力でおくるみから抜け出そうとしたりなどの反応が現れたら、おくるみ卒業のタイミングです。ですが、ほんの数ヶ月で使わなくなってしまうのはもったいないですよね。

そこで、おくるみとしてではなく、ブランケットや授乳ケープ、プレイマットとして活用してみてはいかがでしょうか。おくるみの形はシンプルなものが多いので、使い道は色々。これ以外にも、ご家庭に合わせた使い方が見つかるかもしれませんよ!

まとめ

今回は、おくるみを使うメリットや巻き方、使う際の注意点についてお伝えしました。赤ちゃんが安心して眠るためにも、新米ママパパが安心して赤ちゃんを抱っこするためにも、おくるみは優秀なアイテムです。長時間の使用による体温の上昇などに注意しながら、上手に活用してみてくださいね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

TOP PAGETOP PAGE