母乳で育てている赤ちゃんが便秘になる原因や解消法とは?

「母乳で育てている赤ちゃんは便秘になりにくい」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。たしかに、ミルクだけで育てている赤ちゃんよりうんちの回数は多いと言われていますが、必ずしも便秘にならないわけではありません。

そこで今回は、母乳で育てている赤ちゃんが便秘になる原因や解消法について解説します。小児科を受診するべきタイミングもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの便秘とはどんな状態?

赤ちゃんの便秘については、単に「毎日出ているから便秘ではない」「3日出ないから便秘」と決めつけることはできません。たとえ毎日出ていたとしても、固くてコロコロしたうんちが続くようであれば、便秘の可能性もあるのです。そこで大切なのが、うんちの回数以外に気になる症状がないかということ。

うんちをするときに苦しそうだったり、うんちが固くて量が少なかったりするほかに、下腹部が張っている、普段よりおならが臭い、機嫌が悪い、食欲がない、授乳してもすぐに吐いてしまうなども便秘の症状の一つですので、しっかり観察してみてください。

母乳で育てている赤ちゃんが便秘になる原因

赤ちゃんの便秘にはいくつかの原因が考えられますが、その一つが母乳の量と質によるものです。では、それぞれ詳しくお伝えしていきましょう。

-原因1:母乳の量
母乳の量が足りない場合、便秘の原因となります。これは、母乳が少ないために赤ちゃんに必要な水分が十分ではないということ。水分不足によってうんちが固くなってしまうというものです。また、飲む量が少なければ、当然ながら出る量も少なくなりますよね。これらが重なって、赤ちゃんが便秘になってしまうのです。

しかし、ミルクのように量を計って飲ませるわけではないので、母乳の量が足りているかどうかはわかりにくいかもしれません。その場合、おっぱいはしっかり張っているか、赤ちゃんの体重は順調に増えているかなどを判断材料にするとよいでしょう。また、1回の授乳時間が30分以上かかるような場合や、授乳後に機嫌が悪くなって泣き出すような場合、母乳の量に満足できていないことが原因かもしれません。母乳不足かも?と思ったら、ミルクで量を調整する方法も検討してみてくださいね。

-原因2:母乳の質が原因
多くの赤ちゃんは、サラサラで飲みやすい母乳を好むと言われています。ですが、ママの母乳がそうでなかった場合、食欲が湧かない赤ちゃんもいますよね。せっかく十分な量の母乳が出ても、赤ちゃんがたくさん飲んでくれなければ、やはり水分不足になってしまいます。赤ちゃんが「おいしい!」と感じるような母乳に近付くためには、ママの食生活がポイントです。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、飲み物もノンカフェインのものがよいとされていますので、授乳中はぜひ意識してみてくださいね。

赤ちゃんの便秘を解消する3つの方法

それでは、赤ちゃんの便秘を解消する3つの方法をご紹介しましょう。

-赤ちゃんのおなかをマッサージする
赤ちゃんのおなかを直接マッサージする方法です。これは、赤ちゃんのおなかを、手で「の」の字を書くようにやさしくマッサージして腸に刺激を与えるというもの。ただし、赤ちゃんが嫌がるようならやめるようにしてくださいね。

-綿棒で肛門を刺激する
綿棒で触接肛門を刺激する方法は、即効性が高いと言われています。手順としては、大人用の綿棒を使用し、綿棒にベビーオイルやワセリンなどをつけてから肛門に挿入するというもの。挿入後は、数回グルグルと回して刺激してあげましょう。ただし、あまり奥に入れすぎないよう、大人の小指の第2関節までを目安にしてみてください。この方法も、赤ちゃんが嫌がるようならすぐにやめるようにしてください。

-麦芽糖や3%砂糖水を与える
麦芽糖や3%砂糖水を飲ませることでうんちをやわらかくして、排便しやすくするという方法もあります。ただし、いずれもおいしいので飲みすぎてしまい、哺乳量が減ってしまうこともありますので、3%砂糖水は、1日あたり「月齢×10cc」を上限にしてくださいね。

赤ちゃんの便秘で小児科を受診する目安とは?

赤ちゃんの便秘に気付いたとしても、すぐに小児科を受診する必要はありません。赤ちゃんは、腸の発達に伴い一時的に便秘になることもありますので、食欲もあり元気に過ごしているのであれば、少し様子を見てもよいでしょう。

ただし、次のような場合には要注意です。

・1週間以上うんちが出ていない
・おなかがパンパンに張っている
・うんちのときに泣く
・うんちのときに苦しそう
・便秘になる頻度が高い
・ぐったりしている
・熱や嘔吐がある

このような場合、便秘以外の病気が隠れている可能性もありますので、「たかが便秘」と思わず早めに小児科を受診するようにしましょう。

まとめ

今回は、母乳で育てている赤ちゃんが便秘になる原因や解消法についてお伝えしました。ミルクで育てている赤ちゃんよりは便秘になりにくいと言われるものの、母乳の量などによっては十分な水分補給ができないこともあります。その場合、赤ちゃんの成長や健康を考え、ミルクの併用も検討してみてはいかがでしょうか。また、おなかマッサージや綿棒による刺激など、便秘解消に効果があるケアも試してみてくださいね。

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