赤ちゃんの健康はうんちの色で確認!注意すべき色・心配する必要のない色とは

赤ちゃんの体調を管理するうえで大切なのは「観察」。その際には、機嫌や食欲に加え、うんちの色のチェックも欠かせません。

そこで今回は、注意すべきうんちの色についてお伝えします。とくに心配する必要のないうんちの色についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんのうんちは成長とともに変化する

生まれたばかりの赤ちゃんのうんちは、ママのお腹にいたときに飲み込んだ羊水や腸管の分泌物、胆汁色素、脂肪などが含まれたもので、「胎便」と呼ばれます。胎便は、黒褐色~緑色のドロッとした水のようなうんちで、無菌なのでニオイはありません。

その後、ミルクや母乳の飲み始めると、緑色~黄色の「移行便」が排泄され、3~5日後には黄色の「普通便」に変化していきます。しかし、まだミルクや母乳しか口にしていないため、かなりゆるくドロッとした状態が続くのが特徴です。

そして、離乳食が始まると、うんちの色や硬さは大人のものに近づいていきます。この頃から便秘になる赤ちゃんが増えてくるので、ママパパが離乳食のメニューに頭を悩ます時期でもありますね。

赤ちゃんのうんちで注意すべき色とは?

健康な状態にある赤ちゃんのうんちがわかったところで、注意すべきうんちの色についてお伝えしていきましょう。これは、うんちの回数やゆるさよりも重要なポイントですので、ぜひ知っておいてくださいね。

-赤色のうんち
赤いうんちは、血便の可能性があります。とくに、血が混じってドロッとしたようなうんちの場合、腸重積症や細菌性腸炎の疑いも考えられますので、顔色不良や発熱、嘔吐などの症状を伴うようであれば、できるだけ早く小児科を受診するようにしてください。

-白色のうんち
白色のうんちは、先天性胆道閉鎖症やロタウイルス性胃腸炎の疑いが考えられ、完全な白色でなくクリーム色~レモン色の場合もあります。

先天性胆道閉鎖症とは、生まれつき肝臓から腸に胆汁を送る管が塞がっていたり、管自体がなかったりすることが原因で、肝臓から腸に胆汁を送ることができない病気です。そもそも、うんちが茶色っぽいのは胆汁が含まれているためなので、うんちが白いということは、胆汁が分泌されていないことが考えられるのです。これは、生後2ヶ月までの発見が重要ですので、早急に小児科を受診する必要があります。

また、冬に多いのがロタウイルス感染です。ロタウイルスはとても感染力が強く、白っぽい下痢便が特徴ですので、嘔吐や発熱を伴う場合には早めに小児科を受診するようにしてください。

-黒色のうんち
胃や十二指腸など、上部消化管で出血があるとうんちが黒色になりますので、生後2ヶ月を過ぎて黒いうんちが出た場合には小児科を受診しましょう。

また、ごくまれにビタミンK不足が原因で体内に出血が起こり、黒色のうんちが出ることがあります。ほとんどの赤ちゃんは、生まれてすぐにビタミンKを投与されているので、可能性としてはかなり低いのですが、生後1週間くらいの時期に真っ黒な油状のゆるいうんちが出た場合には医師に相談してみるとよいでしょう。

赤ちゃんのうんちで心配する必要のない色

いつものうんちと色が違うからといっても、すべてにおいて小児科を受診しなければならないとは限りません。そこで、心配いらないうんちの色もお伝えしていきましょう。

-緑色のうんち
赤ちゃんのうんちが、胎便から移行便、そして普通便になっても、胎便のような緑色に近いうんちが出ることがあります。これは、黄色のビリルビン(胆汁色素)が腸内で酸化されて緑色になるため。うんちがお腹の中に長く留まっていると、酸化して緑色になってしまうのです。赤ちゃんの機嫌が悪くなければ、あまり気にせずに様子を見てみましょう。

-白いツブツブが混じったうんち
ミルクや母乳をたくさん飲む赤ちゃんに多いのが、白いツブツブが混じったうんちです。これは、ミルクや母乳に含まれる乳成分が固まったものですので心配しなくて大丈夫です。

-赤色のうんち
赤色のうんちは注意が必要だとお伝えしましたが、中には心配しなくてもいい赤色のうんちもあります。たとえば、細い糸のような血が混じったようなうんちの場合。赤ちゃんの内臓は未発達なので、消化の過程で消化器に傷がつき、少量の血液がうんちに混じることがあり、赤色になってしまうことがあるのです。

また、便秘などが原因で切れ痔になった場合にも、血が混じって赤色のうんちになりますが、硬いうんちに少量の血がついている程度であれば大きな心配はいりません。しかし、便秘そのものが長く続いたり、切れ痔が悪化したりするようであれば小児科で相談してみるとよいでしょう。

小児科を受診する際の注意点

最後に、赤ちゃんのうんちに関する異変で、小児科を受診する際の注意点をお伝えしていきましょう。

-受診の前に赤ちゃんをしっかり観察する
お伝えしたように、うんちの色だけで赤ちゃんの健康状態を判断できませんので、うんちの回数や状態、食欲、機嫌などをしっかり観察してください。そして受診する際には、できるだけ細かい情報を医師に伝えられるようにしておきましょう。

-オムツごと小児科に持参する
うんちの色がおかしいなと気付いて小児科を受診する場合、できるだけ現物を見て判断してもらうようにしましょう。持って行くことができない場合、写真を撮っておいてみせるという方法もあります。なお、オムツを持って行く際にはしっかりと袋に入れて、漏れや二次感染防止を心がけてくださいね。

まとめ

今回は、注意すべきうんちの色やとくに心配する必要のないうんちの色についてお伝えしました。赤ちゃんのうんちが赤色や白色、黒色だった場合には、何らかの病気が潜んでいることも考えられます。しかし、赤いうんちだからといって、必ずしもすぐに小児科を受診しなければならないわけではありませんので、他にどんな変化があるのか、しっかり赤ちゃんの様子を観察してみましょう。

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