赤ちゃんの便秘には白湯が良い?飲ませるときの注意点や作り方・保存方法とは

赤ちゃんが便秘になる原因の一つは、水分不足です。母乳やミルクを飲んでいるので水分補給ができているように思われがちですが、場合によっては水分不足になることもあります。また、離乳食が始まると水分不足になりがちです。そんなときに上手に飲ませたいのが白湯。

そこで今回は、赤ちゃんの便秘に白湯が良い理由や白湯を飲ませるときの注意点についてお伝えします。

赤ちゃんの便秘解消には白湯が良い

母乳やミルクを飲んでいる時期の赤ちゃんはあまり便秘にはならないという傾向があります。しかし、赤ちゃんの体に必要な水分が摂取できていなければ、水分不足から便秘を引き起こす可能性も否定できません。また、離乳食が始まると摂取する水分量が減るので、便秘になる確率は高くなります。

そんな水分不足による便秘解消におすすめしたいのが白湯。粉ミルクの場合は母乳よりも消化吸収に時間がかかるため、与えすぎると赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまいますし、過剰な摂取は栄養を摂りすぎてしまいます。そこで、沸騰した水を冷ましただけの白湯であれば、水分だけを補給できるというわけです。

しかし、離乳食が始まるまでの赤ちゃんには、基本的に白湯は必要ないと言われています。これは、母乳やミルクで十分な水分補給ができていると考えられるためです。つまり、白湯はあくまで母乳やミルクで不足した場合の水分を補うためのものであり、離乳食が始まってから水分補給をさせる方法と認識しておくとよいでしょう。絶対に飲ませなければならないわけではありませんので、上手に活用していってくださいね。

赤ちゃんに白湯を飲ませ始める時期と量

基本的に、母乳やミルク以外のものを赤ちゃんに飲ませていいのは生後2ヶ月以降とされていますので、白湯を飲ませる時期もこれを目安にするとよいでしょう。お風呂上りや汗をたくさんかいたタイミングで飲ませてあげるのがよいのですが、白湯でおなかがいっぱいになることがないよう、授乳と授乳の間や離乳食と離乳食の間などに与えるようにしてください。

また、最初は哺乳瓶から始め、離乳食を始めるころにはスプーン、離乳食が始まったらマグを使うなど、月齢に合わせて飲ませてあげましょう。1回に飲ませる量の目安は10~30ccですが、赤ちゃんの様子を見ながら与えてあげてくださいね。

赤ちゃんに水をそのまま飲ませるのはNG

赤ちゃんの胃腸は未発達なので、水をそのまま飲ませてしまうと下痢を起こしてしまうことがあります。また、日本の水道水は赤ちゃんに飲ませても問題ないという話もありますが、実際には「残留塩素」と「トリハロメタン」という物質が含まれています。「浄水器を通した水なら大丈夫では?」と思うかもしれませんが、残念ながら浄水器では残これらの物質を完全に取り除けないケースがほとんどです。これらの物質は一度沸騰させることで取り除けるので、やはり白湯のほうが安心ですよね。

また、ミネラルウォーターには硬水と軟水がありますが、その違いは含まれるミネラルの量。ミネラルが多いのが硬水で、少ないのが軟水です。その軟水で、かつ加熱殺菌済みのミネラルウォーターであればそのまま赤ちゃんに飲ませられますが、水分補給としてほんの少しだけ飲ませるにはもったいないですよね。なお、硬水の場合、一度沸騰させたとしても赤ちゃんの胃腸に負担がかかり下痢を起こしてしまうことがありますので、くれぐれも飲ませないように注意してください。

赤ちゃんに飲ませる白湯の作り方と保存方法

では、白湯の作り方と保存方法についてお伝えしていきましょう。

-白湯の作り方
白湯は、水を沸かしてから冷ませば作れるのですが、重要なのは沸騰させる時間です。水道水に含まれる「残留塩素」と「トリハロメタン」を完全に取り除くためには、10分以上沸騰させるのがポイント。これらの物質は、5分程度沸騰させると一時的に濃度が上昇する性質がありますので、必ず10分以上沸騰させてください。なお、電気ポットを使う場合、一度の沸騰では不十分ですので数回繰り返して沸騰させましょう。

-白湯の保存方法
白湯は、沸騰によって塩素を取り除いているので、放置しておくと菌が繁殖してしまいます。そのため、必要なときに必要な分だけ作るのが理想なのですが、ママパパも忙しいですよね。そんなときは、作った白湯を清潔な容器に入れて、常温または冷蔵庫で保存しましょう。ただし、必ずその日のうちに使い切るようにしてください。また、冷蔵庫で冷やした白湯は人肌程度に温めてから飲ませてあげてくださいね。

白湯を飲ませても赤ちゃんの便秘が解消されない場合は?

白湯で水分補給をさせても、便秘が改善されないということもあります。そのような場合の対象法として3つをご紹介します。

-「の」の字マッサージをする
赤ちゃんのおなかを、手で「の」の字を書くようにやさしくマッサージして、直接腸に刺激を与えてみましょう。ただし、赤ちゃんが嫌がるようならすぐにやめてくださいね。

-綿棒で肛門を刺激する
大人用の綿棒にベビーオイルやワセリンなどをつけて肛門に挿入し、数回グルグルと回して刺激してあげましょう。あまり奥に入れすぎないよう、大人の小指の第2関節までを目安にしてみてください。この方法は即効性が高いので、赤ちゃんの便秘の効果が期待できます。

-長引くようなら小児科を受診する
赤ちゃんは、腸の発達に伴い一時的な便秘になることもありますので、食欲もあり元気に過ごしているのであれば少し様子を見てもよいのですが、1週間以上の便秘やおなかの張り、うんちのときに苦しそうな様子が見られたら、ぜひ小児科を受診してみてください。

また、ぐったりしているような場合や、熱や嘔吐を伴う場合、便秘以外の病気が隠れている可能性もありますので、できるだけ早めに小児科を受診するようにしましょう。

まとめ

今回は、赤ちゃんの便秘に白湯が良い理由や、白湯を飲ませる時期や量、白湯の作り方や保存方法についてお伝えしました。水分補給としての白湯は、基本的に離乳食を始める前には必要ない場合が多いのですが、赤ちゃんの様子を見ながら取り入れていくとよいでしょう。その際は、白湯を飲ませるタイミングや量にも注意してくださいね。

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