赤ちゃんのミルク以外の飲み物はいつからOK?与えるタイミングや種類も解説

赤ちゃんは、母乳とミルクだけで栄養や水分を摂取できますが、月齢が大きくなるにしたがって、それ以外のものを飲めるようになります。しかし、どのタイミングでどんな飲み物を与えていいのかわからず、悩んでいるママもいるかもしれません。

今回は、赤ちゃんに飲み物を飲ませるタイミングと種類、飲まないときの対処法などを解説します。

赤ちゃんのミルク以外の飲み物はいつから?

赤ちゃんは、適正量の母乳やミルクで十分水分が摂取されているので、とくに飲み物を飲ませなくても問題ありません。

しかし、「少しずつ他の飲み物にも慣れてほしい」と考えているママもいるかもしれません。では、どんな飲み物をいつ頃から飲ませたらいいのでしょうか。

-生後3ヶ月まではミルクだけ
生後3ヶ月頃までの赤ちゃんの水分補給は、母乳やミルクだけで十分です。この時期の赤ちゃんにほかの飲み物を多く与えてしまうと、それだけでお腹がいっぱいになり、成長に必要な母乳やミルクを飲めなくなることも。そうなると、適正量の栄養を補給できなくなります。

夏場などは水分補給の一環として白湯などを飲ませることもありますが、授乳前以外の時間帯に少量を与えるようにしましょう。

-生後4ヶ月頃以降は白湯や麦茶
赤ちゃんによっては、母乳やミルクが大好きで、離乳食を嫌がる子もいます。そのため、ほかの味に慣れてもらうために、離乳食前から白湯や麦茶を少量ずつ与えていくこともあります。

はじめは味に違和感があって口から出してしまうこともありますが、そんなときは、無理に飲ませる必要はありません。お風呂上りや遊んで汗をかいたときなどに少しずつ飲ませてみるといいでしょう。

しかし、果汁に関しては、食物アレルギーになる可能性もあるので、まだ与えないようにします。

また、この時期は乳歯も生えはじめるので、虫歯予防として寝る前に白湯を飲ませることもあります。

-離乳食がはじまったら果汁もOK
タイミングとしては、離乳食のはじまる時期に飲ませはじめるのがおすすめです。白湯や麦茶を少量与えて慣らしていきましょう。

この時期になったら果汁を飲ませても構いませんが、必ずしも飲ませなければならないものではないので、様子を見ながら少量ずつ与えていきます。

甘い果汁は赤ちゃんもおいしいと感じるので、たくさんほしがることもありますが、虫歯になる可能性や、たくさん飲むと離乳食を食べなくなる場合もあります。ほしがるからといって、飲ませすぎないように注意しましょう。

赤ちゃんが飲んでもいい飲み物の種類

ここでは、赤ちゃんが飲んでもいいとされる飲み物をご紹介します。

-白湯(湯冷まし)
白湯とは、水を沸騰させて冷ましたもののことです。水道水で白湯を作る場合は、10分以上沸騰させてカルキを抜くようにしましょう。また、ミネラルウォーターを使用する場合は、「硬水」ではなく、「軟水」を選びます。

作って2時間以上たった白湯は、雑菌が繁殖する可能性があるので、なるべく早く使い切りましょう。

-麦茶
おすすめの飲み物は、ミネラルが豊富でカフェインレスの麦茶です。スーパーやドラッグストアで販売されている赤ちゃん用の麦茶は、大人が飲むと薄味ですが、これが赤ちゃんにとってはちょうどいいとされています。

自宅で麦茶を作って赤ちゃんに飲ませる場合は、煮出し白湯で薄めてから飲ませます。普通の麦茶もカフェインレスですが、赤ちゃんにとって苦く感じてしまい、飲んでくれない可能性も。

どれくらい薄めればいいのかわからないときは、一度赤ちゃん用の麦茶を飲んで、味を確認しておくといいでしょう。

-果汁
便秘解消にも効果があるといわれている果汁は、アレルギー反応が出る可能性もあるので、飲ませはじめるのは離乳食頃からにしましょう。ただし、やはりアレルギーが心配なので、はじめのうちは、白湯で薄めた果汁を少しずつ飲ませ、赤ちゃんの体調を確認することが大切です。

-赤ちゃん用の経口補水液
赤ちゃんが熱や下痢などで体調不良のときは、赤ちゃん用に作られたイオン飲料などの経口補水液を与えてみましょう。

イオン飲料は素早く体内に浸透するので、失われた水分を補給するにはうってつけです。ただし、甘いのであげすぎると、ミルクやほかの飲料を飲んでくれなくなるので気を付けましょう。

大人用のイオン飲料は、赤ちゃんにとって濃すぎるので、赤ちゃん用のものを与えるようにします。

赤ちゃんのときは避けたほうがいい飲み物

赤ちゃんのときには、避けたほうがいい飲み物もあります。

-カフェインやタンニン入り飲料
ウーロン茶や緑茶、コーヒー、ココア、ほうじ茶、紅茶などには、カフェインやタンニンが含まれています。

これらの飲料を摂取すると、分解できなかったカフェインやタンニンのせいで興奮作用を起こし、夜眠れない、落ち着きがない、利尿作用などの影響が現れるかもしれません。また、カフェインの消化までに時間がかかるため、赤ちゃんの胃腸への負担が大きいとされています。

-牛乳
牛乳は牛のお乳なので、赤ちゃんにもいいと考えてしまいがちですが、乳児の場合は、牛乳を飲むことでカルシウムが鉄分の吸収を妨げ、鉄欠乏性貧血になることもあります。また、タンパク質の分解がうまくできず、アレルギーを引き起こす可能性もあります。

牛乳を飲ませたいのなら、消化器官が発達する1歳以降にしましょう。しかし、1歳を過ぎても、最初は人肌程度に温めた牛乳を50mlほど飲ませてみて、下痢などの症状が現れなければ、1日300ml~400ml程度まで増やしていくようにしましょう。

-大人用の果汁100%や野菜のジュース
赤ちゃん用の果汁100%や野菜ジュースと比べて、大人用のものは、糖分やナトリウムが多く含まれています。そのため、消化機能が弱い赤ちゃんにとっては負担が大きく、下痢になってしまうことも。

また、甘い飲み物は、虫歯や肥満になる可能性があります。この時期にどうしても飲ませなければならないものではないことを理解しておきましょう。

-その他
ほかにも、乳酸菌飲料や大人用の経口補水液、健康茶、ハーブティーなど、大人にとって体によさそうなものでも、赤ちゃんの体に負担をかけてしまう場合もあるので、注意して与えるようにしましょう。飲ませたいけれど、飲ませていいのかわからない場合は、保健師や医師に相談することをおすすめします。

赤ちゃんに水分補給させるタイミングは?

授乳期の赤ちゃんにほかの飲み物を与えると、授乳量が減ってしまうこともあるので、飲ませないようにしましょう。この頃の赤ちゃんは、母乳やミルクでしっかり水分も補給できています。

しかし、代謝が活発な赤ちゃんには、こまめな水分補給が大切なことも事実。散歩や遊びで活発に動くようになるときや夏場、お風呂上り、泣いた後、お昼寝から起きたとき、体調不良などのときは、積極的に水分を補給するようにしましょう。

赤ちゃんが飲み物をほしがるときは、白湯やミネラル豊富な赤ちゃん用麦茶がおすすめです。

赤ちゃんの水分が不足しているときの見わけ方

赤ちゃんが水分不足かどうかを見わけるには、どこに注目するといいのでしょうか。水分補給をする目安となります。

-おむつや洋服の中の汗
赤ちゃんは汗っかきですなので、おむつや洋服の中にたくさん汗をかいているようであれば、水分不足かもしれません。

-おしっこの回数
おしっこの回数が減っているときは、水分不足かもしれません。「いつもはこのタイミングでおしっこをするのに」というときは、水分を与えてみましょう。

-おしっこの匂いや色
おしっこの匂いが普段よりも強い場合や色が濃いときも、水分不足が考えられます。おむつを替えるときは、おしっこの匂いや色もチェックしましょう。

ほかにも、抱っこをしたときにいつもより体が熱く感じるときや、下痢、嘔吐などをしたときも水分が足りなくなっています。経口補水液や麦茶、白湯などを与えて様子を見ますが、水を飲んでも吐くようであれば、医師に診察してもらいましょう。

赤ちゃんがミルク以外の飲み物を飲まないときは

そろそろミルク以外の飲み物を飲んでほしいと思っても、なかなか飲んでくれない赤ちゃんもいます。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか。

-無理に飲ませない
無理やり飲ませると、飲む行為自体を嫌いになることもあります。離乳食がはじまる前でしたら、とくに飲まなくても問題ありません。

離乳食をはじめても飲んでくれないときは、飲み物の種類を代える、興味を持ってもらうようにママが飲んでみせる、遊んでいるときに飲ませてみるなどの工夫をしてみましょう。

-スパウトやストローマグを替えてみる
もしかすると赤ちゃんは、今使っているスパウトやストローマグが気に入らないのかもしれません。スパウトやストローマグは、いろいろな形や素材のものが販売されているので、違うものを試してみてもいいでしょう。

まとめ

母乳やミルクだけだった赤ちゃんも、成長するに従い、白湯や麦茶で水分を補給するようになります。なお、ジュース、牛乳などを与えるときは、月齢や糖分、アレルギーに注意しましょう。

月齢によって飲ませることのできる飲み物に違いはありますが、いろいろ試して赤ちゃんのお気に入りが見つかるといいですね。

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