赤ちゃんの手遊びにはどんな効果がある?盛り上げるコツとおすすめの手遊びとは

赤ちゃんの手遊びにはどんな効果がある?盛り上げるコツとおすすめの手遊びとは

手遊びは赤ちゃんが大好きな遊びの1つ。道具を用意する必要もなく、いつでも赤ちゃんと遊ぶことができるのでママパパも大助かりです。また、楽しいだけでなく、赤ちゃんの成長にとってもプラスになる効果がたくさん。
そこで今回は、赤ちゃんの手遊びの効果や、手遊びを盛り上げるコツをお伝えします。おすすめの手遊びもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

手遊びが赤ちゃんに与える効果とは?

まずは、赤ちゃんにとって手遊びはどのような効果があるのか見ていきましょう。

脳の発達を促す

手指を動かすことは、脳の発達によい影響を与えるとされています。それは、手指が「第二の脳」と言われるほど脳と密接に関連しているため。手指を動かし、歌を歌いながらリズムに合わせることで、脳に刺激を与え、子どもの脳の発達を促すことにつながるのです。ママが歌いながら赤ちゃんの体や手を触ったり、トントンしたり、こちょこちょしたりするだけでも、赤ちゃんの脳を刺激できるということですね。

手指を動かすことは脳に刺激を与え発達を促す

身体機能の発達を促す

手遊びにはたくさんの種類がありますが、そのほとんどは両手をバランスよく使うもの。中には体全体を使うものもありますね。赤ちゃんにとって、歌に合わせて体を動かすのは簡単ではありませんが、楽しく遊んでいるうちに、普段は使わない筋肉を使ったり反射神経を養ったりするなど、身体機能の発達を促せます。

普段は使わない筋肉を使ったり反射神経を養ったりする

コミュニケーション力の発達を促す

手遊びをしながらママパパと触れ合うことで、コミュニケーション力の発達を促すという効果もあります。これは、手遊びをしながら、相手に問いかけたり、反応を見たりすることで、自分以外の相手の気持ちや行動を感じられるようになるということ。成長と共にコミュニケーションが必要とされる場面が増えていきますので、少しずつ経験を重ねていくことは、とても意味のあることです。

相手の気持ちや行動を感じられるようになりコミュニケーション力の発達を促す

赤ちゃんとの手遊びを盛り上げる3つのコツ

それでは手遊びを楽しく盛り上げるコツを見ていきましょう。ちょっとした工夫で、手遊びが一段と楽しめますよ!

手遊びを盛り上げる3つのコツ

やさしく元気に歌う

手遊びをするときは、やさしく元気に歌うのがコツ。ママパパは楽しく話しかけるように、そしてはっきりと言葉や感情が伝わるように歌ってあげましょう。また、問いかけの部分でスピードを変えたり、声に強弱をつけたりするなど、オーバーなリアクションをすることでも手遊びを盛り上げられます。

月齢や年齢に合った手遊びを

まだ寝ているだけの赤ちゃんか、おすわりできるようになった赤ちゃんか、あるいは歩けるようになった赤ちゃんかによって楽しめる手遊びが異なります。そこで、月齢や年齢に合った手遊びをチョイスしてあげましょう。運動能力が発達してくると、リズムに合わせて複雑な動きもできるようになるので、手遊びの選択肢も広がりますよ。

何回も繰り返す

手遊びは、赤ちゃんが飽きない限り、同じものを何度も繰り返してあげましょう。これは、できなかった動きができるようになることで、達成感を得る効果があるため。繰り返していくうちに、曲や動きを覚えるだけでなく、アレンジして楽しむこともできるようになります。

赤ちゃんにおすすめの手遊び4つを紹介

それでは、赤ちゃんにおすすめの手遊びをご紹介しましょう。

一本橋こちょこちょ

「一本橋こちょこちょ」は、シンプルなのに盛り上がる、赤ちゃんとの触れ合いが楽しめる手遊びです。最初は赤ちゃんの手の平をこちょこちょ。そして「すべって たたいて つねって」の部分ではそっと指をすべらせて、やさしくトントンたたいてあげましょう。「かいだん のぼって」の部分では、ママパパの指2本を足に見立ててトコトコと肩に向かっていきます。最後の「こちょこちょ」では、首や脇など、赤ちゃんが喜ぶ箇所をたっぷりとくすぐってあげてくださいね。

触れ合いが楽しめる手遊び

トントントントンひげじいさん

「トントントントンひげじいさん」は、手遊び歌の代表作と言っていいほど有名な手遊びです。「ひげじいさん」の部分を好きなキャラクターに替えるだけでも盛り上がること間違いなし。「手はおひざ」のタイミングで静かに座らせることもできますよ。また、「手はあたま」「手はおしり」などにアレンジすれば、「次はどこだろう?」とワクワクしながら楽しめます。

好きなキャラクターに替えるだけでも盛り上がる

パンダうさぎコアラ

「パンダうさぎコアラ」は、歌詞が覚えやすく、リズムも動きも単調なので、スピードを変えることで幅広い年齢で楽しめます。動物に興味が出始めたころにおすすめですよ!

スピードを変えることで幅広い年齢で楽しめる

グーチョキパーで何作ろう

「グーチョキパーで何作ろう」は、文字どおりグーとチョキとパーを組み合わせて何かを作る手遊び。基本形は、右手はグー、左手はチョキでかたつむりを作りますが、両手をチョキにすればカニさんになりますし、グーとパーを組み合わせればヘリコプターも作れます。「次は何を作ろうか?」「これは何の形だろう?」といった想像力を刺激する手遊びですね。

「これは何の形だろう?」といった想像力を刺激する

まとめ

今回は、赤ちゃんの手遊びの効果や手遊びを盛り上げるコツ、おすすめの手遊びをご紹介しました。赤ちゃんにとっての手遊びは、単に楽しいだけでなく、脳や身体機能、コミュニケーション力の発達を促す効果があります。そして何より、ママパパとのスキンシップが増えることで愛情をたっぷりと感じ取ってくれるはず。赤ちゃんの成長に合わせて、一緒に楽しんでみてくださいね。

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