赤ちゃん専用のタオルは必要?用意しておきたい枚数や選び方を解説
赤ちゃんが使うタオルは、沐浴をはじめ、おくるみやタオルケット代わりとしても大活躍。どんなタオルを用意すればいいか、気になっているママパパも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃん専用のタオルは必要なのか、また、用意しておきたい枚数やタオルの選び方についてお伝えします。
赤ちゃん用のタオルは必要?
赤ちゃんのタオルについて比較的多い疑問が、赤ちゃん用のタオルと大人用のタオルは別にしなければいけないの?というものです。もちろん、普段ママパパが使っているタオルを赤ちゃんに使っていけないとは限りませんが、そもそも赤ちゃんの肌はデリケート。角質層も薄くてバリア機能も未熟です。そのため、タオルによっては、その素材や肌触りが赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまうことがあり、肌トラブルの原因となります。
その点、赤ちゃん用に作られたタオルなら肌への刺激が抑えられているので安心です。では、ママパパが敏感肌で、普段からタオルにこだわっているというのであれば問題ないのでは?という声もあるでしょう。しかし、生後1ヶ月くらいまでは洗濯もわけるのが普通です。しばらくの間、赤ちゃん専用として使うのであれば、赤ちゃんの衣類と一緒に洗濯すればよいのですが、共有するとなると難しいですよね。そう考えると、大人用とは別に、赤ちゃん用のタオルを用意したほうがいいということになります。
赤ちゃん用のタオルは何枚くらい必要?
赤ちゃん用タオルは何枚用意すればいいの?という声も多くあります。結論としては、最低でも3~4枚、安心して使いまわすためには5枚以上必要だと言えるでしょう。それは、赤ちゃんが1日に1枚しかタオルを使わないとは限らないから。体を拭こうと思ったらおしっこをしてしまったり、よだれや吐き戻しで汚してしまったりなど、子育て中はハプニングが付きものです。最初から1日に1枚という前提でいると、「足りない!」ということにもなりかねません。
また、晴れの日が続けば洗濯物がたまることはありませんが、天気が悪い日が続くこともあります。出産直後は体調が悪くて洗濯ができない…なんていうこともありますよね。そう考えると、やはり多いほうが安心。赤ちゃん用のタオルは、お風呂上りに限らず、お昼寝やお出かけのときにも役立つなどという理由から、「何枚あっても困らない」と多めに用意しているご家庭もあるようです。
赤ちゃん用タオルの選び方
では、安心して使える赤ちゃん用タオルの選び方を見ていきましょう。
赤ちゃんが使うタオルは、コットン素材がよいでしょう。コットンは、肌にやさしくて吸水性に優れているので、赤ちゃん用の衣類にも使われている素材。特に、オーガニックコットンは一定の基準を満たした農地で栽培された綿花を使い、一切化学処理を行っていないので有害物質がゼロの安心できる素材としておすすめです。
また、同じコットン素材でも、織り方によって肌触りが異なります。たとえば、パイル地は柔らかい肌触が特徴で吸水性に優れ、ガーゼは吸水性・通気性が高いことが特徴です。また、ワッフル生地はさらりとした快適な触り心地ですし、シャーリング地は手触りがとても滑らか。実際に触って選んでみてくださいね。
機能性の高い赤ちゃん用タオルも販売されています。たとえば、フード付き。見た目がかわいいだけでなく、頭をすっぽり覆った状態で体を拭けるので、湯上がりの寒さを軽減できるというものです。ちょっとした外出時には日よけとしても使えるのでとても便利ですよ。
また、体を拭きながら赤ちゃんの成長を確認Mできる目盛り付きのタオルもありますし、UVカットの加工が施されたものもあります。普通のタオルに加えて、1枚くらい持っていてもいいかもしれませんね。
赤ちゃん用のタオルには、正方形のものと長方形のものがあります。基本的に赤ちゃんの体がすっぽり包まれればよいので、どちらでも問題ないのですが、赤ちゃんが小さいうちは正方形、少し大きくなるまで使いたいのであれば長方形がおすすめです。
正方形の場合、お風呂上がりの赤ちゃんをラクにくるむのはもちろん、おくるみやベビーカーの敷物としてもジャストサイズですよね。また、少し大きくなってきたら、立ったまま体を拭くようになりますので、長方形のタオルのほうが便利に使えます。そのため、どちらか一方に絞り込むのではなく、両方バランスよく用意しておいたほうが便利に長く使えるということになります。
まとめ
今回は、赤ちゃん用のタオルは必要なのか、用意しておきたい枚数やタオルの選び方についてお伝えしました。絶対に用意しなければならないわけではありませんが、赤ちゃんの肌への負担を考えると、やはり大人用とは別に準備しておくことをおすすめします。そして、赤ちゃん用のタオルを選ぶ際には、素材や織り方、サイズなどを意識するようにしてくださいね。