赤ちゃんが大声で叫ぶ理由と対処法について解説

赤ちゃんが大声で叫ぶ理由と対処法について解説

言葉が話せない赤ちゃんは、奇声をあげることで意思の疎通を図ろうとすることもありますが、あまり奇声をあげていると病気を心配してしまうことも。また、赤ちゃんが奇声を発することを頭では理解していても、周囲の目を気にしてママの神経もすり減ってしまいます。今回は、赤ちゃんが大声で叫ぶ理由や対処法を解説します。赤ちゃんの奇声で悩んでいるママ必見です。

赤ちゃんが叫ぶ理由と対処法

赤ちゃんは、耳をつんざくような奇声をあげることがあります。「キーキーキャーキャー」といった甲高い声から怪獣が叫ぶような「ギャオー」という奇声まで叫び方はさまざまですが、そばにいるママには、精神的に参ってしまいます。では、赤ちゃんはなぜ奇声をあげてしまうのでしょうか。ここでは、奇声をあげる理由と対処法を解説します。

-理由1.疲れた・眠い
生後3ヶ月~4ヶ月くらいの赤ちゃんが、夕方になると急に叫んだり大泣きしたりすることがあります。これは、「黄昏泣き」「夕暮れ泣き」とも呼ばれ、一日の疲れがドッと出てくる夕方に感情がコントロールできずに叫び出すといわれています。生後5ヶ月~6ヶ月くらいになると落ち着いてきますが、中には幼稚園に入る年齢になっても、夕方になると叫ぶ子もいます。

【対処法:リラックスさせる】
大人と違い赤ちゃんの毎日は、新しいことの連続です。そのため、一日も終わりに近づくと疲れて機嫌が悪くなり、叫んだり泣いたりしてしまいます。また、赤ちゃんの周囲が暗くなってくることで不安を感じている場合も。そんなときは、ママが赤ちゃんをリラックスさせてあげることが大切です。抱っこして歌を歌ってあげたり話しかけたりしてあげるとよいでしょう。夕方になったら部屋の明かりをつけてあげるのも効果があります。

-理由2.注目してほしい
赤ちゃんにとってママは絶対的な存在です。そのため、大好きなママの注目を集めるために奇声を発することがあります。ママの方を見ながら何度も奇声をあげているときは、遊んでほしいと思っているのかもしれません。

【対処法:少しでも一緒に遊んであげる】
家事や仕事をしているときに、奇声をあげられるとついイライラしてしまいますが、赤ちゃんにとって、そんなことはお構いなしです。赤ちゃんが奇声をあげ続けているときは、少し手を休めて一緒に遊んであげるようにすると満足して大人しくなるでしょう。

-理由3.思いどおりにならない
大人と同じように赤ちゃんもイライラすることがあります。たとえば、うまく寝返りが打てない、欲しいオモチャがそばにないなど…。また、お腹が空いていないのにミルクや離乳食を食べさせられることやお風呂に入りたくないのに入れられたときなど、イライラが頂点に達すると奇声をあげて抗議します。

【対処法:何をしてほしいかを考える】
思いどおりにならなくて奇声を発しているときは、機嫌が悪そうな顔をしています。そんなときは、何が原因なのかを考えてみましょう。しばらく様子を観察していると、何を嫌がっているのかなど、赤ちゃんなりのルールや感じ方がわかってきます。

-理由4.不安を感じている
「そんなことで?」と思うようなことでも赤ちゃんは不安を感じます。たとえば、初めて電車に乗るときや、ママのお友達の家に行ったときです。叫んだり体をのけぞらせたりして嫌がるような仕草を見せた場合は、不安や戸惑いを感じていることが原因かもしれません。

【対処法:抱っこして安心させる】
不安を感じた赤ちゃんが奇声を発している場合は、ママが抱っこして体を密着させてください。ママの体温や感触、鼓動などを聞いているうちに安心してくるでしょう。優しく話しかけることや赤ちゃんが安心する音を聞かせるなども効果的です。赤ちゃんが安心する音は、ビニール袋のカサカサする音や掃除機、水の流れる音などですが、スマホのアプリにもあるので、それらを聞かせるのもおすすめです。

-理由5.体調不良
赤ちゃんが奇声をあげても、多くの場合は上手に対処すれば収まりますが、体調不良や病気によって奇声をあげていることあります。

【対処法:必要なら病院を受診する】
いろいろな方法を試してみても叫び続ける、ぐったりしてくるなど明らかに普段と様子が違う場合は、速やかに病院を受診することをおすすめします。

-理由6.テンションが上がっている
大好きなママがそばにいる、楽しいオモチャで遊んでいる、大好きな離乳食を食べている…そんなうれしい気持ちが奇声となって表現されることもあります。テンションマックスの赤ちゃんが、ニコニコしながら奇声を発し、手足をバタバタさせているときは、うれしい気持ちを体と声で表現しているのです。

【対処法:好きなだけ叫ばせる】
赤ちゃんがご機嫌よく奇声を発しているときは、場所や時間が許す限り好きなだけ叫ばせてあげましょう。無理やり叫ぶのをやめさせると、機嫌が悪くなり泣き出してしまうこともあります。もし、人がたくさんいる場所などで叫ばれて困る場合は、赤ちゃんの注意をそらしてみると叫ぶのをやめることもあります。

-理由7.声を出すのが楽しい
生後5ヶ月以降の赤ちゃんは、自分の声が聞こえるので楽しくなって奇声を発していることがあります。テンションが上がっているときに叫ぶのと同様、ニコニコしながら叫んでいるのは、赤ちゃんが成長している証拠です。

【対処法:赤ちゃんの目の前で口に手を当てて「シーッ」をする】
自分の声を聴くのが楽しくて叫んでいる場合は、まだどれくらいの音量が出るのかわからず大きな声になっていることが考えられます。そのときは、赤ちゃんの目の前で口に人差し指を当てて「シーッ」といってみましょう。最初は理解できなかった赤ちゃんも、ママが何度も繰り返すことで叫び声のボリュームを調整できるようになります。

赤ちゃんが叫ぶのは発達障害?

我が子が奇声を発すると発達障害を疑って心配するママもいます。しかし、赤ちゃんが叫ぶからといって発達障害だとは限りません。むしろ、赤ちゃんが叫ぶのは成長過程の1つといってもよいでしょう。発達障害は3歳くらいまで成長しないと判断が困難ですが、叫ぶこと以外にも「目を合わせない」「抱っこを嫌がる」「人見知りしない」「マネや指差しをしない」などの行動が見られるときは、医師に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

赤ちゃんが、公共の場所や人がたくさんいるところで突然奇声をあげると、ママはとても困ってしまいます。しかし、赤ちゃんが奇声をあげることで、肺の成長にもプラスになります。

とはいえ、赤ちゃんの奇声はママのストレスになることも確かです。いつまでも奇声をあげる赤ちゃんをつい感情的に叱ってしまいますが、誰もが通る道だと思い、赤ちゃんの気をそらすなどの工夫をしてみましょう。しばらくすると赤ちゃんもあまり叫ばなくなります。

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