赤ちゃんにパンを食べさせるタイミングとは?注意点やレシピも紹介

赤ちゃんにパンを食べさせるタイミングとは?注意点やレシピも紹介

赤ちゃんの食事はさまざまですが、その1つにパンが挙げられます。パンは糖質やタンパク質、脂質などの豊富な栄養素を含んでいるため、赤ちゃんにもオススメの食べ物なのです。
しかし、注意しなければならない点があるのも事実です。そこで今回は、パンが赤ちゃんにオススメの理由と食事の際の注意点、さらにはオススメのレシピを紹介します。
赤ちゃんにパンを食べさせたいけどいつからならいいの?どんな調理をすればよいの?といった悩みを抱えるお父さんお母さんにオススメの内容です。

そもそも赤ちゃんにパンを食べさせてもいいの?

離乳食と言えば、お粥。そんな言葉が散見されるため、赤ちゃんにパンを食べさせてよいのか心配になるお父さんお母さんは多いのではないでしょうか。結論から言えば、離乳食として赤ちゃんにパンを食べさせるのは問題ありません。
パンには三大栄養素である炭水化物・糖質・脂質が含まれており、赤ちゃんの発育に必須の栄養素が含まれています。なかにはお米が苦手な赤ちゃんもいるため、そうした際には大変重宝するでしょう。パン粥にすれば離乳食初期から食べられる上、リンゴやトマト、かぼちゃなどと混ぜられるため、栄養バランスも安心です。
ただし、注意点があるのも事実です。後述しますが、注意点をしっかり意識すれば効果的な離乳食となるでしょう。

パンには三大栄養素である

赤ちゃんにパンを食べさせてよい時期

赤ちゃんがパンを食べられる時期は、生後6ヶ月頃の離乳食初期になります。授乳が終わり、10倍粥などを食べて慣れてきた段階で取り入れます。
まずは食パンの中央部分などの柔らかい部分を使って、パン粥にして食べるのがオススメです。ただし、赤ちゃんによって個人差があるため、お医者さんと相談して決めましょう。

パンを食べさせてよい時期

赤ちゃんにパンを食べさせるときの注意点

魅力的な離乳食であるパンですが、注意点もあります。留意して取り入れなければ、重大な事態に発展することもあるのです。ここでは赤ちゃんがパンを食べる際の注意点を紹介します。

パンを食べさせるときの注意点

アレルギーに注意

パンには小麦や卵、乳製品が使われています。これらはどれもアレルギーが起きやすい食物であるため、細心の注意が必要です。
まずは単品から摂取していき、アレルギー反応を確かめてから取り入れるのがよいです。近年では卵や塩不使用のパンも市販で販売しているため、そちらを購入するとよいでしょう。もちろん、ホームベーカリーなどで手作りしてもかまいません。

添加物が多いものは避ける

パンを購入する際には添加物にも気をつけましょう。とくに、イーストフードと乳化剤には要注意です。赤ちゃんは大人と比べ、消化器官が成長していません。発達してない状態で添加物を多く摂取すると、大人よりもダメージを受けてしまいます。
市販では、Pascoの「熟成」シリーズがオススメです。イーストフードと乳化剤が不使用なため、赤ちゃんでも安心です。「超熟 国産小麦」シリーズは、国産小麦とバターを使用しているため、離乳後期以降ではより安心安全で取り入れられます。
その他のブランドでも、添加物が少なめなパンは多くあるため、裏面の成分表示をみて探してみましょう。

離乳食の初期中期後期で食べられるものは異なるため注意

赤ちゃんが離乳食でパンを食べる際、段階によって食べてもよい種類が異なります。
離乳食初期ではパン粥などトロトロにした状態のもの。離乳食中期では、1cm角程度の少し大きめなパン粥が食べられます。離乳食後期では、食パン以外にもロールパンなども食べられるようになります。
ただし、惣菜パンは塩分も多く、赤ちゃんには負担が大きいためNGです。また、食パンの耳消化に悪いためよくありません。このように段階によって食べられる種類が異なるため注意が必要です。

赤ちゃんが食べやすいパン食とは【メニュー】

ここからは、赤ちゃんが食べやすいパン食メニューを一部紹介していきます。簡単に作れるものなので、ぜひ試してみてください。

バナナパン粥

電子レンジで簡単にできるバナナを使ったパン粥です。バナナには食物繊維が豊富に含まれており、離乳食をはじめると起こりがちな便秘にも役立ちます。
作り方は簡単。食パンの白い部分を細かく切り、粉ミルクやお湯に浸します。その後バナナを電子レンジで温め、すり潰します。パン粥の上に、すり潰したバナナをあえれば完成です。
同様のやり方で、リンゴやかぼちゃでもできるためオススメです。

バナナパン粥レシピ

たまにはお楽しみ!離乳食ケーキ

旬の果物が身体によいのは大人だけでなく赤ちゃんも同じです。イチゴやリンゴなどが旬の時期にケーキにしてみてはいかがでしょうか。ピューレ状であれば、赤ちゃんでも無理なく食べられます。
作り方は簡単。先程紹介したパン粥の上に、裏ごししたイチゴやリンゴをのせて好きな形にアレンジしたら完成。赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。

まとめ

赤ちゃんにパンを与える際の悩みは解決しましたか?パンは使い方次第でとても便利な離乳食となります。簡単に作れるため、忙しいお父さんお母さんもうれしいでしょう。本記事を参考に、ぜひおいしいパン食を食べさせてあげてください。

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