デリケートな赤ちゃんの肌にも使える石鹸の選び方、入浴時の注意点

デリケートな赤ちゃんの肌にも使える石鹸の選び方、入浴時の注意点

赤ちゃんが産まれたばかりの家庭では、沐浴で赤ちゃんを入浴させてあげたり、お風呂デビューさせたりしていることもあるでしょう。入浴で、汗や汚れをきれいに洗ってあげることになりますが、その際にどの石鹸を使っていいか迷う方も多いことと思います。大人にとっては日常的に使用する石鹸であっても、赤ちゃんにとってはどうなのか判断が難しいものでもあります。
そこで今回は、赤ちゃんの石鹸に着目し、赤ちゃんのデリケートな肌にも使える石鹸の選び方や、注意点などについて解説を行います。

赤ちゃんの肌は非常にデリケート

赤ちゃんの皮膚の厚さは、大人の1/3程度といわれており、皮膚が薄いことにより、赤ちゃんの肌は非常にデリケートなものとなっています。皮膚が薄く、デリケートな肌を持つ赤ちゃんは、皮膚の厚い大人と比較して、刺激にも敏感であるとともに、お風呂などの体感温度も変わってきます。そのため、大人にとっては日常的に使用する石鹸やシャンプー、入浴剤であっても、赤ちゃんにとっては刺激が強いものもあるため、使用前に確認しておく必要があります。

顔や身体に、湿疹やあせもができることがある

上記のとおり、赤ちゃんの肌は大人と比較して薄いため、非常にデリケートです。また、赤ちゃんは大人と比較して新陳代謝も激しいことや、おむつの使用により肌トラブルを引き起こすこともあります。汗や皮脂、湿り気は、顔や身体に湿疹やあせもを作ってしまうこともあるのです。
これらの肌トラブルを回避し、赤ちゃんの肌を清潔に保つためには、入浴により、きれいに洗ってあげることが大切ですが、その際は赤ちゃん用の入浴剤や石鹸を使用して洗ってあげることをオススメします。


赤ちゃんは乳児湿疹を繰り返すことがある

赤ちゃんの肌は非常にデリケートであることから、乳児湿疹を繰り返すことがあります。しかし、一言に乳児湿疹といっても、乳児湿疹を引き起こしている理由はさまざまであり、赤ちゃんの生後月数によっても原因は異なります。
生後3ヵ月程度の赤ちゃんの乳児湿疹は、活発な新陳代謝による皮脂が原因である場合が多いです。一方で、生後3ヵ月以降の赤ちゃんの乳児湿疹は、乾燥肌が原因である場合が多いです。
このように、乳児湿疹でも赤ちゃんの生後月数によって理由は異なることから、肌トラブルの対策は、赤ちゃんに合った方法で行わなくてはなりません。

赤ちゃんを石鹸で洗うメリット

赤ちゃんのきれいな肌を清潔に保つためには、水洗いだけでは不十分であるため、石鹸を使用して洗ってあげることがオススメです。ここでは、赤ちゃんを石鹸で洗うことに対するメリットについて解説を行います。

1.石鹸は沐浴からでも使用できる

石鹸の種類によっては、主に新生児が行う沐浴からでも使用できるものがあります。新生児であっても新陳代謝は活発に行われるため、汚れは溜まりやすくなっています。そのため、お湯や沐浴剤だけでは、汚れをきれいに落としてあげられない場合もあります。
1日に複数回行われることもある沐浴ですが、この度に石鹸で洗うのは手間も大きく、洗い過ぎは必要な油分も落としてしまう恐れもあるため、沐浴剤と石鹸を交互に使うなどして工夫することをオススメします。

2.保湿効果を得ることができる

赤ちゃんを石鹸で洗うことは、お風呂上がりの保湿効果も期待できます。何も入っていない、お湯で洗い流すことと比較して、石鹸で洗うことは、きれいに汚れを落とせることに加え、保湿による肌トラブルの予防にもなるのです。
また、保温効果を持つ石鹸もあるため、お風呂上がりの湯冷め防止として、石鹸を使用することもできます。

赤ちゃんのデリケート肌にも使える石鹸の選び方

赤ちゃんの肌は非常にデリケートであることから、大人にとっては日常的に使用する石鹸であっても、赤ちゃんにとっては刺激が強い可能性もあります。そのため、赤ちゃんに使用しても問題がない、安全な石鹸を選ぶ必用があります。

刺激の少ない無添加の石鹸を選ぶ

赤ちゃんの肌は刺激に敏感であるため、赤ちゃんの石鹸を選ぶ際は、刺激の少ない無添加のものを選ぶようにしましょう。
大人用の石鹸では、香りや色が強く付いているものも多く見受けられますが、赤ちゃんを洗うときは、香りや色がなるべく付いていない無添加のものを選ぶことが大切です。万が一目や口に入ってしまっても安全なオーガニックな石鹸を選ぶのもオススメです。

固形石鹸を泡にしたような優しい石鹸を選ぶ

本来の固形石鹸には、余分な成分は入っておらず、赤ちゃんの肌にも安全に使用できます。しかし、固形石鹸をそのまま使用することは、赤ちゃんの肌を物理的に傷つけてしまう恐れがあったり、手や泡立てネットで泡立ててから使用するにしても、毎回泡立てを行う親にとっては大きな手間になったりしてしまいます。
そこで、ポンプ式の泡で出てくるベビーソープがオススメです。固形石鹸を泡にしたような優しいベビーソープも販売されているため、赤ちゃんだけでなく、親でも安心して使用できるのがメリットです。

赤ちゃんを石鹸で洗う際の注意点

石鹸を使用して身体を洗ってあげることは、デリケートな赤ちゃんの肌を清潔に保つためにとても有効です。しかし、石鹸の使用は思わぬトラブルを生む可能性もあるため、注意して洗ってあげることが重要です。

1.石鹸が赤ちゃんの目に入らないようにする

石鹸を使用して身体を洗っているときに、赤ちゃんが動いてしまい目や口に入ってしまう恐れがあります。身体が小さく、体重も軽い赤ちゃんにとっては、少ない量の石鹸であっても大きな影響を及ぼす危険があります。
石鹸が目や口に入ってしまわないように注意して洗ってあげましょう。万が一入ってしまった場合には、直ちに流水で十分洗い流すことが重要です。

2.石鹸で赤ちゃんを滑らさないようにする

石鹸を使用して赤ちゃんを洗うことにより、赤ちゃんの身体は非常に滑りやすくなってしまいます。石鹸の成分から、滑りやすくなってしまうことは避けられないため、石鹸を使用して赤ちゃんの身体を洗う際には、細心の注意が必要です。万が一滑ってしまい、頭などを打ってしまうと、大きな事故につながる恐れもあることから、石鹸の使用には十分注意しましょう。

お風呂上がりの保湿対策も大切

石鹸の種類によっては、赤ちゃんの身体を洗うことにより、お風呂上がりの保湿効果を得ることができる石鹸もあります。お風呂上がりは、肌の乾燥を引き起こし、乾燥は肌トラブルの原因にもなることから、しっかりと保湿によるスキンケアを行うことが大切です。
しかし、保湿効果を持つ石鹸であっても、十分な保湿は行うことができません。保湿効果を持つ石鹸の使用とあわせて、お風呂上がりにはスキンケアアイテムによる保湿も必要なのです。
そこでオススメしたいのが、Fam’s Baby(ファムズベビー)のスキンケアアイテム。これを使うことでお風呂上がりの潤いをずっとキープできるので最適のタイミングです。また、潤いをキープするだけでなく、肌を守るバリアの働きもしてくれますので、ハウスダストや雑菌、衣服のこすれなどからも守ってくれます。確実な保湿対策を行い、赤ちゃんの肌を健康的にしてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの肌は、大人と比べて薄いことから、非常にデリケートです。また、活発な新陳代謝やおむつの使用により、肌トラブルを引き起こすこともあります。

肌トラブルを改善し、未然に防ぐためには、石鹸を用いた入浴により、肌を清潔に保つとともに、お風呂上がりのケアも大切になります。赤ちゃんのためにも、日頃のケアを大切にしましょう。