赤ちゃんにドライヤーは必要?基本的な髪の毛の乾かし方や注意点について解説

赤ちゃんにドライヤーは必要?基本的な髪の毛の乾かし方や注意点について解説

赤ちゃんは、生後半年をすぎると髪の毛も生えてくるため、赤ちゃん用のシャンプーを使うこともあるでしょう。お風呂上がり後には保湿のためのスキンケアも大切ですが、湯冷めを避けるためには、髪の毛も乾かしてあげることが大切です。
そこで今回は、赤ちゃんのヘアドライに着目し、ドライヤーは必要なのか、また、乾かす際のポイントなどについて解説します。

赤ちゃんにドライヤーは不要!基本はタオルドライ

赤ちゃんの肌は非常にデリケートで、頭皮も同様です。そのため、お風呂上がりにはしっかりと乾かしてあげることが大切です。髪の毛を乾かさずに放置してしまうと、湯冷めによる風邪の原因になってしまったり、ふけや痒みなどの肌トラブルにつながったりする恐れもあります。
大人が髪の毛を乾かす場合、ドライヤーで乾かすのが一般的です。しかし、赤ちゃんの髪の毛を乾かす場合には、基本はタオルドライで乾かします。赤ちゃんの髪の毛は、大人に比べて一本一本が細く、毛量も多くありません。
そのため、新生児や生後数ヵ月の赤ちゃんは、ドライヤーで乾かす必要はなく、タオルドライで十分なのです。
ドライヤーを使ってしまうと、熱さや音にびっくりしてしまう場合もあります。

赤ちゃんの髪をタオルドライする際のポイント

赤ちゃんの髪をタオルドライする際のポイント

POINT1 自然乾燥で乾かす

タオルドライで完全に髪の毛を乾かすことはできないため、多少の湿り気は残ってしまいますが、自然乾燥でかまいません。びしょ濡れの状態での自然乾燥は、体調や肌に与える影響が大きいため、避けるべきです。

POINT2 優しく丁寧に拭いてあげる

「優しく丁寧に」が基本です。赤ちゃんの肌はデリケートなため、力を入れすぎてしまうと、傷ついてしまう場合があります。
また、赤ちゃんの頭は未発達のため、頭蓋骨に隙間や穴があることは珍しくありません。そのような状態の頭に強い力が加わると、思わぬ事故を引き起こす恐れがあることから、タオルドライを行う際には、優しく丁寧に拭いてあげましょう。

POINT3 柔らかいタオルを使う

タオルドライに使うタオルも、柔らかい生地のタオルを使ってあげてください。これは、肌を傷つけたり、細い髪の毛を巻き込んだりしないためです。

POINT4 必要に応じてドライキャップを使用する

赤ちゃんの首がすわり、動き出すようになると、タオルドライで乾かしてあげることが困難な場合があるかもしれません。かといって、自然乾燥させてしまうとトラブルの原因になることから、必要に応じてドライキャップを使うのがおすすめです。
ドライキャップはタオルドライを嫌がる赤ちゃんでも、頭に被せるだけで髪の毛の水分を吸収し、乾かしてくれます。ドライキャップを使うことによって、動き回る赤ちゃんの髪の毛を乾かすことができるだけでなく、パパ、ママのタオルドライによる負担も軽減することができます。

赤ちゃんにドライヤーを使用すべきなのはどんなとき?

赤ちゃんのヘアドライは、基本的にはタオルドライを行います。ですが、タオルドライだけでは不十分な場合には、髪の量や季節に応じて、ドライヤーを使うことも考えましょう。

赤ちゃんの髪の量が多いとき

新生児の赤ちゃんは髪の毛がほとんど生えていませんが、月数を重ねるにつれて生えてきます。タオルドライをしても、髪の毛の内側が湿っていたり、自然乾燥では時間がかかったりしてしまうと、肌トラブルの原因にもなってしまいます。
タオルドライだけでは、髪の毛の湿気が十分に取りきれない場合には、ドライヤーを使うことも考えましょう。「生後何ヵ月からドライヤーで乾かしてもいい」といった明確な基準はないことに加え、赤ちゃんの発達スピードには個人差も大きいことから、髪の量に応じてドライヤーを使うかどうかの判断をしましょう。

冬の時期

冬は室温も下がることから、自然乾燥は湯冷めの原因になります。そのため、お風呂上がりは素早く髪の毛を乾かし、温かくしてあげることが大切です。
素早く乾かすためにはタオルドライだけでは不十分な場合もあるため、髪の量を見ながら、とくに寒い時期には、ドライヤーを使って乾かしてあげましょう。

赤ちゃんにドライヤーを使う際の注意すべきこと3

大人にとっては当たり前に使われるドライヤーですが、肌が薄く、体感温度も高い赤ちゃんは、ドライヤーにびっくりしてしまうこともあります。そのため、ドライヤーにより髪の毛を乾かしてあげる際には、十分注意が必要です。
ドライヤーによる髪の毛の乾燥は、タオルドライよりも手軽な上に短時間で済むため、つい使いたくなってしまいますが、使う際には赤ちゃんのためにも慎重に使ってあげましょう。

赤ちゃんの頭からできるだけ離して使う

赤ちゃんの肌は大人よりも薄いため、頭皮も薄くなっています。また、髪の毛の量も大人ほど多くはないことから、ドライヤーの熱に敏感に反応してしまいます。
ドライヤーの熱による頭皮のやけどを防ぐためにも、ドライヤーの噴出口と赤ちゃんの頭は、できるだけ離して乾かしてあげましょう。ドライヤーと頭の距離をとることで熱風が冷まされ、やけどのリスクを抑えることができます。
また、ドライヤーのモードを熱風から送風に切り替える工夫もできます。赤ちゃんの髪の毛は細く、量も少ないため、送風でも十分乾かすことは可能です。

ドライヤーの音が掃除機のように大きい場合は泣くことがある

ドライヤーは、ファンの回転により大きな音が発生します。赤ちゃんにとって、ドライヤーの音は聞きなれない音であるとともに、騒音でもあります。そのため、ドライヤーの大きな音にびっくりして、泣き出してしまうことも珍しくありません。
せっかくお風呂に入って気持ちよくなっているところで泣かせてしまうことがないように、ドライヤーを使って乾かす場合も、事前にタオルドライにより水分を拭き取り、ドライヤーの時間を最小限に抑えてあげましょう。

ドライヤー後は音楽を聴かせて泣き止むのを待ってから寝かしつける

ドライヤーの音にびっくりして泣き出してしまうと、お風呂上がりであってもなかなか寝付いてくれません。そのようなときは、音楽を聴かせるなどして、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてあげることが大切です。
大人にとっては当たり前のドライヤーの音であっても、赤ちゃんにとっては大きな刺激でありストレスにもなるため、気を長くして落ち着かせてあげましょう。

髪の毛の乾燥後のスキンケアも大切

赤ちゃんのために、お風呂上がりに髪の毛を乾かすことは非常に重要なことですが、それと同様に、肌トラブルを回避し、汗疹や湿疹を防ぐためにも全身のスキンケアは大切です。
そこでおすすめなのがFam’s Baby(ファムズベビー)の保湿アイテムです。万が一赤ちゃんの口に入ってしまっても問題がない成分で作られており、肌を守るバリアの役目をしてくれます。Fam’s Babyの保湿アイテムを使って、赤ちゃんのきれいな肌を守ってあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの髪の毛は、基本的にタオルドライにより乾かします。髪の毛の量に応じてドライヤーを使うこともありますが、ドライヤーで乾かしてあげる際には、温度や音に注意が必要です。
お風呂上がり後には、髪の毛を乾かすことはもちろん、全身のスキンケアにも気を使い、赤ちゃんの健康を維持してあげましょう。

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