繰り返す肌荒れ、原因はアレルギー!?アレルゲンの種類と対処法について

繰り返す肌荒れ、原因はアレルギー!?アレルゲンの種類と対処法について

よくなったと思ったら、また肌荒れが起こってしまう…このように肌荒れを繰り返して心配になったことはありませんか?その肌荒れはもしかしたら、アレルギーが原因かもしれません。
そこで今回は、肌荒れを引き起こす可能性のあるアレルゲン物質や、対処法について詳しく解説します。適切なケアをして、肌荒れのない状態に戻しましょう。

その肌荒れ、アレルギーが原因かも?

肌荒れの主な原因は、乾燥による炎症や、摩擦によるものといわれています。肌にはバリア機能がありますが、肌荒れが続くと修復作業が追いつかず、なかなかよくならないことがあります。スキンケアをしても、繰り返しニキビや肌荒れを起こすときは、アレルギーが原因かもしれません。
私たちの身体は、ダニ・花粉・細菌・ウイルスなどが体内に侵入すると「異物」として認識され、体外に異物を出そうという作用が起こります。これが免疫です。免疫反応のなかには、自分の身体を攻撃してしまうこともあるので、かゆみや湿疹などのアレルギー反応としてあらわれる場合があります。

繰り返しニキビや肌荒れを起こすときはアレルギーが原因

肌荒れを起こす可能性がある5つのアレルゲン

体内を異物として認識される物質をアレルゲン、もしくは抗原といいます。アレルゲンのもとになるのは主にタンパク質です。タンパク質や抗原提示細胞、リンパ球などの化学物質が手を組むことにより、さまざまなアレルギー反応が起こります。
ここでは、肌荒れを起こす可能性があるといわれる、花粉・ハウスダスト・ダニ・植物・金属という5つのアレルゲンについて詳しく解説しましょう。

花粉

春になるとスギやひのきの花粉が多く飛散し、花粉症の症状があらわれる人が増えます。花粉症の代表的な症状はくしゃみ・鼻みずなどですが、肌荒れの症状が出る場合もあります。アレルゲンとなる花粉が衣服などに付着し、肌に触れることでアレルギー反応が起こることが多いです。主な症状は、肌が熱っぽくなったり、赤みが出たり、かゆみが出たりします。

スギ•ひのきの花粉

花粉が原因の肌荒れは、花粉がついた手で触りやすい、顔や首が多いことが特徴です。対処法としては、花粉に触れないよう帰宅後はすぐ衣服についた花粉をはらい、洗顔することをおすすめします。洗顔後は、保湿も忘れず行いましょう。
なお春に花粉症に悩まされる方が多いかもしれませんが、夏には稲、冬にはブタクサの花粉が飛散するため、1年中花粉は飛んでいます。

花粉に触れないよう帰宅後は衣服についた花粉をはらい洗顔し保湿をする

ハウスダスト

住居内にある埃やカビ、ペットの毛などが混ざったものがハウスダストです。花粉同様に、ハウスダストが皮膚に触れ、体内に侵入するとかゆみなどのアレルギー症状が出ます。季節性の花粉アレルギーと違い、ハウスダストは1年中いるので注意が必要です。
「ハウスダストは家の掃除が行き届いていないから?」と思うかもしれませんが、ハウスダストは目に見えない小さなものです。どんなに部屋をきれいにしていても、ハウスダストを0にすることはむずかしいでしょう。また自宅以外にもハウスダストに触れる機会はやまほどあります。

対策方法は、ハウスダストが舞い上がらないよう注意しながら掃除をしたり、こまめに洗濯したりしましょう。

ハウスダストが舞い上がらないよう掃除をしこまめに洗濯する

ダニ

じゅうたんや布団、湿気がこもりやすいところに発生しやすいダニもアレルゲンのひとつです。ダニは、アトピー性皮膚炎など、さまざまなアレルギーを引き起こします。ダニアレルギーは生きたダニではなく、死骸や糞が原因になり、目のかゆみやくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状があらわれます。
ダニアレルギーの対策は、部屋にダニの死骸や糞を残さないことです。よく換気をし、こまめな掃除をしましょう。ダニアレルギーが判明したら、じゅうたんやマットは撤去し、フローリングにしてダニのすみかを極力なくしましょう。寝具は週に1回ほど天日干しするのがおすすめです。

部屋にダニの死骸や糞を残さない換気をしこまめな掃除をする

食物

特定の果物や、野菜を食べたときに蕁麻疹や湿疹、口の中がかゆくなるなどの症状があらわれたら、食物アレルギーの可能性があります。食物を異物として認識し、自己免疫機能が過剰に働くことが原因です。肌は赤く炎症を起こす点が特徴です。
食物アレルギーは症状に個人差があり、重度だとアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。アレルギーが疑われる際は、医療機関で診察や検査を受けましょう。

食物アレルギー

金属

アクセサリーなど金属でアレルギー反応が起きた場合は、金属アレルギーです。特定の金属が肌に触れると炎症を起こしたり、ただれニキビができたりすることがあります。汗で金属の一部が溶けてイオン化し、体内のタンパク質と合わさることでアレルゲンになります。金属製のものを触ったときにアレルギーの症状が出たら、注意が必要です。

金属アレルギー

アレルギーが原因で肌荒れが起きたときの対処法

つぎに、アレルギーが原因で肌荒れが起きたときは、どのように対処すればよいかについて解説します。

まずは皮膚科を受診する

「これくらいで受診してもいいのかな?」と考えず、肌に異常を感じたら皮膚科を受診しましょう。その肌荒れがアレルギーなのかは、検査をしてみないとわかりません。検査では、IgE抗体がどのようなアレルゲンに対して反応するのかを測定します。医師と相談し、診察を進めましょう。

検査でIgE抗体がどのようなアレルゲンに反応するのかを測定

アレルゲンとの接触をさける

アレルゲンとなる物質を体内に侵入させないようにすれば、アレルギー反応を回避できます。たとえば、金属アレルギーであれば、金属製のアクセサリーは身につけない、食器を使わないなど対処していきましょう。
食べ物のアレルギーも除去をすれば回避できますが、注意が必要です。自己判断で植物除去を行うと、栄養不足になる可能性があります。検査結果をもとに専門医の指示のもとで除去を行いましょう。

アレルゲンとなる物質を体内に侵入させない

丁寧なスキンケアを心がける

アレルギーが原因の肌荒れの場合、肌を清潔に保つために毎日入浴をし、丁寧なスキンケアを心がけましょう。汗や汚れ、アレルゲンを除去するために、低刺激のソープで優しく洗い、水分と油分をしっかり補充することで皮膚の生理機能を正常に保ちます。

肌を清潔に保つために毎日入浴し丁寧なスキンケアを心がける

アレルゲンが花粉の場合、日焼け止めやメイクでブロックする

花粉アレルギーの場合は、日焼け止めやメイクでブロックする方法も有効です。刺激のある紫外線を防ぐだけでなく、花粉や埃を肌に付着させない役割もあります。しかし日焼け止めやメイクは、100%花粉アレルギーを防ぐものではありません。帰宅したらすぐに洗い流し、スキンケアを行いましょう。

花粉アレルギーの場合は日焼け止めやメイクでブロックする

エンジェルフォームは繊細な肌を外部刺激から守ってくれる

ファムズベビーシリーズのエンジェルフォームは、肌への刺激は少ないにもかかわらず、しっかり肌を守ってくれます。肌にバリア機能をつくると同時に保湿もでき、水分を長時間閉じ込めてくれます。また乾燥やカビ、細菌といった刺激からもブロックしてくれるおすすめの製品です。
ファムズベビーシリーズのエンジェルフォームを使うと、肌への刺激が軽減され、自然治癒力が追いつきます。肌荒れがひどい場合も、正常な状態へと改善が期待できるでしょう。頭、顔、ボディと全身使えるのもうれしいポイントです。

まとめ

今回は、アレルギーが原因の繰り返す肌荒れについて解説しました。肌荒れを引き起こすアレルゲンは、主に花粉・ハウスダスト・ダニ・植物・金属が考えられます。肌の異変に気づいたら、早めに医療機関にて診察を受けましょう。
ファムズベビーシリーズのエンジェルフォームは、赤ちゃんから大人まで幅広い年代で使えます。優しく洗って保湿もできるため、デイリーケアにおすすめです。肌を清潔に保ち、アレルゲンから肌を守りましょう。