乾燥肌を改善する方法とは?健康肌を取り戻す5つの対策

乾燥肌を改善する方法とは?

毎日ケアしているはずなのに、なぜか肌が乾燥気味と悩んでいませんか?肌が乾燥すると、メイクのりが悪くなり、肌もつっぱる感じで落ち着かなくなってしまいます。エアコンや紫外線の影響など、乾燥の原因は身近に数多くあり、放置すると肌トラブルにつながってしまう恐れもあるので、今回は乾燥肌の原因や乾燥肌を改善する方法についてお伝えします。

乾燥肌とは?

乾燥肌とは、肌の皮脂や水分が不足して潤いがなくなってしまっている状態です。肌が乾燥すると、カサカサとした手触りになり、進行すると白く粉を吹いた状態になったり、かゆみを感じたりすることもあります。
また、目元や口元などの皮膚が薄い部分はシワっぽくなることもあります。そんな乾燥肌には、いくつかの種類があるので、まずは自分がどのタイプの乾燥肌なのか知っておくと良いでしょう。

乾燥肌

超乾燥肌

乾燥肌がさらに進行した状態が超乾燥肌です。洗顔後の強いつっぱり感白く粉を吹くような状態、肌がポロポロと剥がれてしまう状態の場合、超乾燥肌かもしれません。

超乾燥肌

脂性乾燥肌

脂性乾燥肌は「混合肌」とも呼ばれ、カサつく部分とベタつく部分が混在している肌のこと。こちらは比較的日本人に多い肌質ともいわれています。

混合肌とも呼ばれカサつく部分とベタつく部分が混在している肌

加齢性乾燥肌

加齢性乾燥肌とは、肌を保湿する皮脂や汗、角質層のセラミドやコラーゲンが加齢とともに減少して乾燥が進んでしまった肌のことを指します。

角質層のセラミドやコラーゲンが加齢とともに減少し乾燥が進んでしまった肌

乾燥肌の原因

では、乾燥肌の原因を具体的に見ていきましょう。

間違ったスキンケア

洗顔や保湿などの基本的なスキンケアの方法が間違っていると、肌のバリア機能が低下して乾燥肌を引き起こすことがあります。

ターンオーバーの乱れ

本来、肌は約4~6週間の周期でターンオーバーが繰り返されます。ターンオーバーとは、古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わる代謝の仕組みであり、これが乱れると乾燥肌になってしまうことがあります。睡眠不足やバランスの悪い食事、ストレスなどでターンオーバーの乱れが起きてしまうので、規則正しい生活習慣をつけるようにしましょう。

紫外線

シミやシワ、たるみなど、さまざまな肌老化の原因になることで知られている紫外線。この紫外線が肌のバリア機能を低下させることで、乾燥肌を引き起こすこともあります。

湿度の低下

冬場は空気中の湿度が急激に低下するので、肌も乾燥しやすくなります。また、夏場もエアコンを使うことで湿度が低下し、乾燥肌になりやすい季節といえます。

加齢

加齢とともに角層内の天然保湿因子(NMF)皮脂が減少すると同時に、肌のバリア機能が低下することで刺激を受けやすくなります。また、肌のターンオーバーも加齢とともに乱れがちになるので、乾燥肌になりやすいと考えられています。

栄養素不足

健康な肌を保つために必要なタンパク質やビタミンA、ビタミンB群、必須脂肪酸などの栄養素が不足していると、乾燥肌を引き起こすことがあります。

乾燥肌を改善する方法は?

次は乾燥肌を改善する方法について見ていきましょう。

正しいスキンケア

肌トラブルを改善するために欠かせないのが、正しいスキンケアです。メイクはきれいに落とすこと、洗顔料はしっかり泡立てて使うこと、タオルでゴシゴシ拭かないことなど、肌への負担を極力減らすことを意識してみましょう。また、1日に何回も洗顔しないこと、ぬるま湯を使うといったことも頭に入れておく必要があります。
そして、洗顔後は乾燥しやすい状態なので、すぐに保湿することも大切です。化粧水でたっぷり水分を補給したら、乳液やクリームでしっかり閉じ込めるようにしましょう。スキンケアアイテムは、香料や防腐剤、アルコールなど、肌に刺激を与える成分が含まれていないものがおすすめです。

正しいスキンケア

ファムズベビーシリーズのエンジェルソープは赤ちゃんにも使える低刺激性オールインワンソープで、こちらは「無効物油」「無着色」「シリコンフリー」「パラベンフリー」「フェノキシエタノールフリー」となっていることが特徴です。また、同シリーズのエンジェルフォームは皮膚表面に保護バリアを作って肌の保湿と保護が同時に行えるアイテム。こちらも乾燥肌の方におすすめですので、ぜひ試してみてください。

紫外線対策

肌のバリア機能を低下させないためには、紫外線対策も欠かせません。日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のある化粧品を使ったりするなど、大切な肌をしっかりとガードしてあげましょう。
なお、日焼け止めにはSPFやPAの表示がありますが、散歩や買い物なの日常生活であればSPF20~30・PA++程度、屋外スポーツやレジャーであればSPF40~50・PA+++以上を目安にしてみてください。また、肌にかかる負担を減らすためには、伸びの良いテクスチャーのもの、簡単に落とせるものを選ぶと良いでしょう。

紫外線対策

食生活を見直す

必要な栄養素が不足しないよう、食生活を見直してみましょう。肌の原料となるタンパク質、肌の新陳代謝を促して健やかな肌へと導くビタミンAやビタミンB群を積極的に摂取することが重要です。また、肌細胞を守るビタミンCやビタミンE、ターンオーバーを促す亜鉛なども毎日の食事に取り入れてみてください。

食生活を見直す

適切な水分補給

体内の水分が不足していては、肌の水分も不足してしまいますので、適切に水分補給をしましょう。「のどが渇いたな」と感じたときは、すでに体は水分不足の状態。のどが渇く前に、こまめに水分を摂取するようにしてください。

のどが渇く前にこまめに水分を摂取する

ただし、カフェインを含んだ飲み物には利尿作用があり、逆に水分の排出を促してしまうため、コーヒーや紅茶などの飲みすぎには注意しましょう。また、冷たい飲み物は体が冷えて新陳代謝が悪くなりますので、お店に行ったときはなるべく温かい飲み物を注文すると良いでしょう。

冷たい飲み物は体が冷えて新陳代謝が悪くなる

生活習慣を見直す

ターンオーバーの乱れを引き起こす原因の1つが睡眠不足なので、質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌を促し、ターンオーバーを整えていきましょう。質の良い睡眠を取るためには、入浴はベッドに入る1~2時間前に済ませ、寝る頃にはほどよく体温が下がるようにすると効果的です。また、寝る1時間前には飲食を控え、テレビやスマホは見ないようにしましょう。

質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌を促しターンオーバーを整える

まとめ

今回は、乾燥肌の原因や、乾燥肌を改善する方法についてお伝えしました。乾燥肌を改善するためには、正しいスキンケアや紫外線対策に加え、食事や睡眠など、日常生活の見直しが必要になります。
また、なるべく低刺激な化粧品や洗顔料を使うことも重要です。健康的な肌に近づいていけるよう、毎日コツコツと正しいスキンケアを続けていきましょう。