背中ニキビの原因とは?厄介な背中ニキビを予防する5つの方法も解説
気づいたら背中にニキビのようなできものができていたという経験はありませんか? 背中ニキビの原因は「真菌(しんきん)」というカビの一種である可能性が高く、通常顔にできるニキビとは異なります。
毛穴に菌を増殖させないために、背中を清潔に保つことが重要なポイントですが、肌が弱い方などが刺激の強い洗浄剤を使うと、また違った肌トラブルを呼び起こしてしまう可能性があります。
この記事では、背中ニキビの原因と予防法を解説しています。キレイで健康的な背中を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
背中ニキビとは
背中にニキビのようなできものができることから「背中ニキビ」と呼ばれていますが、主に「毛のう炎」という皮膚病の一種です。
顔にできるニキビはアクネ菌が原因菌となっていますが、背中ニキビの原因菌は「真菌(しんきん)」というカビの一種なので、顔にできるニキビとは違います。
背中ニキビは1年を通して発症する可能性がある皮膚病です。冬の乾燥や夏の蒸れなどは直接的には関係ないので、季節限定で警戒するようなものではありません。
背中ニキビの原因
前述したとおり、背中ニキビの原因菌となるのは「真菌(しんきん)」です。ただ、真菌は人間の肌に普通に存在する常在菌です。
背中ニキビを誘発してしまう原因は、日常生活の中に潜んでいます。具体的には以下のようなものが挙げられます。
背中は意外にも皮脂が多く出ている部位です。毎日のお風呂で体を洗うかと思いますが、自分では見えにくく洗いにくい背中は、皮脂や汚れが落としきれないこともあります。皮脂がたまると毛穴が詰まり、そこから菌が増殖してしまうのです。
背中の汚れを落とすことは大切ですが、硬いボディタオルであまりにもゴシゴシ洗うと摩擦によって背中の皮膚を傷つけてしまいます。皮膚は傷つくとバリア機能が低下してしまうため、菌が増殖したり炎症を起こしたりしてしまいます。
肌は乾燥すると傷つきやすく、バリア機能も低下します。しかも、背中は保湿ケアもしにくい部位なので、乾燥によって背中ニキビを誘発してしまう可能性があるのです。
シャンプーをしっかり洗い流さないと、背中に垂れた泡や洗浄成分が毛穴を詰まらせてしまう可能性があります。シャンプーやコンディショナーはしっかり洗い流し、背中にも成分が残らないように気を付けましょう。
ホルモンバランスと皮脂の分泌には深い関係があります。生活習慣やストレスが原因でホルモンバランスが崩れてしまうと、肌のバリア機能の低下だけでなく、皮脂を過剰に分泌してしまうのです。
背中ニキビを予防する5つの方法
背中ニキビを発症する前に予防するためには、以下の5つの方法が有効です。
毛穴が詰まってしまうと菌の増殖につながります。殺菌作用のあるボディソープや石けんを使うことで、原因菌を除去できます。
シャンプーをした後にしっかり洗い流さないと、背中にシャンプー成分が残ってしまい、それが刺激となってしまいます。洗い流すことで、背中を清潔に保てます。
背中は汗をかきやすい部位です。不衛生や過度な湿度は菌の繁殖につながるので、通気性を良くすることが大切です。
睡眠不足になると、体の疲れがとれないだけでなく、免疫力も低下してしまいます。免疫力が低下すると、普段ではなんでもない常在菌が悪さを起こしてしまう可能性が高まるので、しっかりと睡眠をとり体調管理に気を付けましょう。
ストレスは体にさまざまな悪影響を与えますが、そのひとつとしてホルモンバランスの乱れを引き起こします。ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が増すので、背中ニキビの原因となってしまいます。
背中ニキビは内臓疾患のサインである場合も・・
背中ニキビは誰にでも起こり得る皮膚疾患ですが、もしかしたら内臓疾患のサインかもしれません。糖尿病やクッシング病などの可能性もあるので、いつまでも治らないひどい背中ニキビがある場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。
まとめ
背中ニキビは、季節を問わず、誰にでも発症し得る皮膚疾患です。「真菌」が原因菌なので、普通の顔にできるニキビとは違います。
背中ニキビの原因は以下のようなものがあります。
・背中に皮脂
・ゴシゴシ洗いすぎ
・肌の乾燥
・シャンプーなどの流し残し
・ホルモンバランスの乱れ
殺菌作用のあるボディソープを使ったり、通気性を良くしたりすると発症を予防できます。また、しっかり睡眠をとり、ストレスをためないことも大切です。
背中を優しくキレイに洗いたいのであれば、ファムズベビーシリーズのエンジェルソープがおすすめです。ファムズベビーシリーズのエンジェルソープは、弱酸性の低刺激製品なので、赤ちゃんや敏感肌の方にも最適です。
必要な潤いを残しつつ、しっかりと汚れを落とし、自然な美肌に導きたい方は、ぜひ一度使ってみてください。
なかなか治らない場合は、内蔵疾患が隠れている可能性もあるため、早めに病院で受診しましょう。