ベビーカーの選び方とは?種類や価格の相場についても解説
赤ちゃんとの外出で、今や必須のものといえばベビーカーではないでしょうか。頻繁に使うものだからこそ赤ちゃん、そしてパパとママにとってピッタリな1台を選びたいですよね。
しかし、たくさんの種類があるので、「どれを選べば良いのかわからない」と迷ってしまう人も多いことでしょう。今回は、赤ちゃんにピッタリなベビーカーの選び方を、種類や価格相場と一緒に解説します。
ベビーカーを使うのはいつからいつまで?
そもそもベビーカーはいつからいつまで使うものなのでしょうか。
ベビーカーには大きく分けて生後1ヵ月から使うA型と、生後7ヵ月から使うB型の2種類があります。まれに生後すぐから使えるタイプのものもありますが、数は多くありません。
また生後すぐは体力が備わっていないため、できればベビーカーに乗せての外出は避けたいところです。一般的には生後1ヵ月検診での外出をチャンスに、ベビーカーを使い始める家庭が多いです。
子どもがしっかり歩けるようになるのは、大体2歳から。とはいっても、歩き疲れるとパパやママに「抱っこして」と甘えてきます。ベビーカーがあれば子どもをスッと乗せられるので便利です。2歳~3歳ごろまでは重宝します。
ベビーカーの種類は大きく分けて4つ
一口にベビーカーといっても、対象年齢や機能などによって種類が分かれます。種類別に4つ見ていきましょう。
まずはA型ベビーカーです。前述したように、生後1ヵ月から使用できます。
リクライニングが130度~150度以上になるのがほとんどのため、首がすわっていない赤ちゃんでも安心して乗れます。両対面タイプなら走行中も赤ちゃんの様子をチェックできるので安心です。
また折りたたみ式であれば、片手で簡単に折りたためるので、荷物がたくさんあるときでもラクちんですよ。
B型ベビーカーは生後7ヵ月から使用できます。赤ちゃんはすでにお座りができるようになっているため、リクライニング機能は付いていません。その分、軽量・コンパクトにできているのが特徴です。
折りたたみも簡単なので、電車やバスなどにサッと持ち込めますね。A型よりも機能が簡素化されている分、価格もリーズナブルです。
AB型ベビーカーは、A型とB型のメリットを組み合わせた兼用タイプです。2004年からは新基準A型と呼ばれています。コンパクトな上に安定性も高いため、生後1ヵ月~3歳前後まで長く使用できるのがメリットですね。
3輪ベビーカーは前に1つ、そして後ろに2つ車輪が付いているタイプのもの。先で説明したA型やB型、AB型に含まれるものです。
小回りがきくので、方向転換も簡単にできます。大きいタイヤを採用しているものは安定性が高く、デコボコ道でも赤ちゃんに衝撃を与えません。
ベビーカーの選び方
大切な赤ちゃんを守るため、そして快適に移動できるようにベビーカー選びは慎重に行いたいものです。最適な1台を手に入れるための選び方を紹介します。
まずは使い方や、それぞれのライフスタイルに合ったものを選ぶことです。
「タイヤが大きくて安定していると聞いたけど、電車に乗ったときに邪魔になってしまった」といったように、ある人が良いと思ったものでも、もしかするとあなたにとってはデメリットになるかもしれません。
いま住んでいる住環境や普段出かける場所、公共交通機関を使うのかどうかなど、各家庭の使い方、そしてライフサイクルに合わせて検討しましょう。
SGマーク付きのものを選ぶことも大切です。
SGマークとは、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準をクリアした証拠です。大切な赤ちゃんを守るためには、必ずチェックしておきたい項目でしょう。
最後は操作性の良いものを選ぶことです。店舗に足を運んで、実際に動かしてみて操作性を確認しましょう。押しやすいか、小回りがきくか、ガタガタした道でもある程度は安定して走行できるかなどは、やはり実際に触ってみないとわかりません。
また赤ちゃんを試乗させることもおすすめです。気持ちよく乗ってくれるかどうかもチェックできますよ。
ベビーカーの価格相場
ベビーカーの相場は1万円~10万円以上と、かなり幅があります。
よく知られたブランドのものは高額になる一方、あまり知られていないメーカーのものは安価になる傾向です。また、やはり最新モデルは高額になりがちです。
日本製と海外製のベビーカーに違いはある?
日本製と海外製における大きな違いの1つが、デザイン性です。海外製のものは日本製のものと比べてデザイン性が高く、カラーや柄などで日本にはないようなものがたくさんあります。
また色を変えたり、音楽を聴くスピーカーが付いていたりと、外出が楽しくなるような機能も少なくありません。
まとめ
ベビーカーは生後1ヵ月から2歳~3歳まで使うのが一般的です。長い期間使えるものから3輪タイプのものまで、たくさんの種類があります。
ピッタリなものを選ぶポイントは各家庭のライフサイクルに合わせたもの、SGマークが付いたもの、そして実際に操作をしてから選ぶことです。今回紹介した記事も参考にして、お気に入りの1台を見つけてくださいね。