男の子ママに贈る出産祝い!基本マナーや喜ばれるギフトを紹介
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家族や親戚、友人などに赤ちゃんが生まれたら贈る出産祝い、どうせ贈るのならとびきり喜んでもらいたいと思いませんか。
喜んでもらうだけでなく、出産祝いを贈る際の基本マナーについても気を配らなければ、相手に嫌な想いをさせてしまったり、自分が恥をかいたりすることになります。
この記事には、男の子ママに贈る出産祝いはいつ、どのようなものを贈るのかの参考にできる情報が詰まっています。出産祝いについて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
出産祝いを贈る際の基本マナー
日本には誰かにお祝いを贈るときなど、人に対してアクションを起こす場合、日本独自の礼儀作法や心遣いというものがあります。
出産祝いを贈る場合にも基本マナーがあり、それを守ることはとても大切です。なぜなら基本マナーができていないと、せっかく贈った出産祝いを喜んでもらえなかったり、相手に迷惑をかけてしまったりする可能性があるからです。
出産後のママは自分の体の回復と、赤ちゃんのお世話で手一杯の状態です。慣れないおむつ替えや夜中の授乳で疲れてきっているかもしれません。
出産祝いを贈るタイミングは、そのような慌ただしい時期は避け、生後7日~1ヶ月の間がベストだと言えます。
「忙しいだろうから」といつまでも先延ばしにしてしまい、1ヶ月以上も過ぎてしまうと「出産祝い」というには遅すぎるのでおすすめできません。
出産祝いをあげたいけれど、どのくらいの予算で選べばよいのか悩んでしまうという人も多いものです。安すぎても引け目を感じてしまうし、高価すぎても相手に気を遣わせてしまう可能性があります。
出産祝いの金額は、その相手との関係性によって決めましょう。
【出産祝いの相場】
兄弟・姉妹 | 5,000円~30,000円 |
---|---|
親戚 | 3,000円~10,000円 |
友人 | 5,000円~10,000円 |
仕事関係 | 3,000~10,000円 |
相手との関係性と、さらに自分が今、何歳かということも少なからず関係してきます。20代と40代では相手に与える印象が異なるので、その辺も十分に配慮して金額を決めましょう。
簡単に会いに行けないような、遠方に里帰り出産をしている場合などは、宅配便などを利用して配送するとよいでしょう。
しかし、このとき注意しておかなくてはならないのが、配送先と時間帯を事前に確認する」ということです。なぜなら、配送先が出産したママの実家だとすると、その家の苗字は出産祝いを受け取って欲しいママの旧姓である可能性が高いからです。
受取人の苗字とその家の世帯主の苗字が異なっていた場合、配送会社の人が混乱しかねません。
また、赤ちゃんのお世話で忙しい時期ですので、あらかじめ育児の邪魔にならない時間帯を聞いておき、その時間帯を指定して配送をすると喜ばれます。
お祝いに贈るご祝儀袋や贈り物につける熨斗(のし)は「何度でも結び直せる蝶結び」から「何度あってもうれしいもの」という意味に転じてお祝い事に使われる「紅白の蝶結び」を選びましょう。
また、熨斗(のし)をかける場所にも気を配る必要があります。
【熨斗(のし)をかける場所について】
かける場所 | 用途 | |
---|---|---|
内のし | 箱にのしをかけた後に包装する方法 | のし紙が傷つかないので配送時に最適 |
外のし | 箱を包装してからのしをかける方法 | 贈り主や意図が一目でわかるので直接渡すときに最適 |
男の子ママへの出産祝いを選ぶ3つのポイント
せっかく贈るのだから喜んでもらいたいけれど、どのようなものが喜ばれるのかわからないという人も多いことでしょう。男の子ママに出産祝いを選ぶ際にポイントとなる3点を頭に入れておくと、選ぶ際に絞り込めるようになります。
まずは以下の3点から、自分がどのポイントを優先的に考えるのかを決めてみましょう。
現代ではジェンダーレスやユニセックスなものが多く流通していますが、生まれたての赤ちゃんにはやはり「男の子らしい」ものが喜ばれる傾向にあります。
たとえばタオルや小物にしても青色を基調にしたり、車や恐竜といった男の子らしいモチーフを選んだりするとよいでしょう。
赤ちゃんに使うものですので、やはり安全性は無視できません。とくにおもちゃを贈る際は、「角が丸く加工されているか」や「口に入れても大丈夫な素材か」などに注目して選ぶようにしましょう。
ママのことをよく知っていて、好みや考え方がわかるのであれば、それにあわせて選ぶのもひとつの方法です。たとえば「このママは実用的なものを好むから〇〇にしよう」や「あのママは可愛いものが好きだからファッションアイテムにしよう」など自由に考えて選んでみてください。
男の子ママに喜ばれる出産祝い~実用的なギフト編~
赤ちゃんのお世話で使える実用的なアイテムは、必ず必要なものなので喜ばれる可能性が高いと言えます。たとえ消耗品であっても、可愛くラッピングされているものもあります。
赤ちゃんの一番の消耗品であるおむつは、いくらあっても困らない品として出産祝いの定番です。ただ、市販されているおむつパックをあげるのではなく、「おむつケーキ」や「おむつ寿司」といった可愛らしいラッピング加工を施されたものが、人気があります。
タオルは体を拭くだけでなく、タオルケットやおくるみの代わりにもなるので重宝するアイテムです。可愛い柄や人気のブランドのものであれば、さらに喜ばれるものとなるでしょう。
赤ちゃんは肌が薄いので、よだれですぐにかぶれてしまいます。そんなときの必需品がスタイです。
赤ちゃんによっては1日に2回3回とスタイを交換しなければ、すぐによだれでジュクジュクになってしまうという子もいるので、可愛いデザインのものを複数枚贈れば喜ばれること間違いなしです。
離乳食が始まるのは一般的に生後5ヶ月頃なので、食器セットを贈るのはまだ早いのかと思うかもしれませんが、早ければお食い初めのときにベビー用食器を使う場合もあるので、贈っていても問題ありません。
赤ちゃんを喜ばせるには安全性の高いおもちゃを選びましょう。知育系のおもちゃにすると、赤ちゃんはもちろん親も喜ぶのでおすすめです。
自分の好きなものを選んでもらえるカタログギフトは、ハズレなしのおすすめアイテムです。カタログブックを眺めてどれにしようか悩む時間も、子育てで忙しいママにとってはよい息抜きの時間になることでしょう。
男の子ママに喜ばれる出産祝い~ファッションアイテム編~
男の子のファッションアイテムは、女の子と比べると数が少ないような印象を受けますが、現在では男の子用のファッションアイテムも充実してきているので、選ぶ側も楽しんで選ぶことができるでしょう。
赤ちゃんの出産祝いと言えば「名前入り」が大人気です。ただし、ロンパースなどのベビー服は、新生児用のサイズ50/60ではすぐにサイズアウトしてしまいます。
名前入りのベビー服を贈るのであれば、アウターなどのフリーサイズを選択すると長く着せられるでしょう。
季節が限られますが、ベビー用着ぐるみは暖かくて可愛い人気アイテムです。冬場のおでかけはもちろん、部屋着としても重宝します。
赤ちゃんがリュックを背負えるようになるのはもう少し先の話かもしれません。しかし、歩けるようになったらすぐにでも使いたくなるような可愛いリュックは、プレゼントすると喜ばれます。
くつ下にはあまりお金をかけたくないと考えている人も多いので、ちょっとよいブランドのくつ下などはとくに喜ばれるでしょう。男の子らしい柄や色のものを選ぶと、寒い季節に重宝します。
まとめ
出産祝いは、生後7日~1ヶ月くらいのタイミングで贈りましょう。金額は、その相手との関係性や自分の年齢を踏まえた上で決めることをおすすめします。
男の子にはやはり「男の子らしい」アイテムを贈るのが定石だと言えます。おむつやスタイなどの実用品、名前入りの品や洋服などのファッションアイテムと選択肢はさまざまです。
定番アイテムからトレンドなどを参考にしながら、贈る相手のことを想って選ぶことができれば、きっと喜んでもらえることでしょう。