赤ちゃんの発熱に冷えピタは効果ある?冷えピタをする場合の注意点も解説

赤ちゃんの発熱に冷えピタは効果ある?冷えピタをする場合の注意点も解説

赤ちゃんが急に熱を出すと、ママやパパは慌てて、とりあえず熱を下げようと冷えピタなどの冷却シートを利用することがあります。しかし、冷えピタなどの冷却シートは、赤ちゃんの熱などの症状に効果があるのでしょうか。また、使う場合はどのようなことに注意したらよいのでしょうか。
今回は、意外と知られていない冷えピタなどの冷却シートの効果や赤ちゃんに使うときの注意について解説します。

冷えピタなどの冷却シートの効果

冷えピタなどの冷却シートは、熱が出たら額などに貼ることで解熱作用を促す効果があると考えられていますが、実際には、熱を下げる効果はあまりありません。発熱の原因である病原菌などを退治するようなことはできず、あくまでも冷やすだけと考えておくとよいでしょう。
しかし、熱が出ているときは、冷えピタなどを貼ると気持ちがよく、何となく落ち着く感じがします。また、たんこぶなどができたときは、患部を冷やすことで症状を抑えられます。多くの冷却シートには、香りもよくリラックス効果があるものも販売されています。

冷えピタなどの冷却シートには種類がある

冷えピタなどの冷却シートは、大きく分けて「赤ちゃん用」「子ども用」「大人用」に分かれているので、貼る人によって使い分けるようにしましょう。

赤ちゃん用

無着色、無香料、弱酸性なので、かぶれにくくなっています。
口に入れてもすぐに出すように苦み成分を配合している。
急な発熱にも対応できる。冷却シートには多くの水分が含まれており、熱を取り込みながら蒸発
シートの冷却効果は4時間~8時間ほど
サイズ別になっているので貼りやすい

子ども用

動き回る子供用で剥がれにくい
量が控えめなハーブなどの植物成分やメンソールが配合
冷却効果は8時間ほど持続
一度剥がれてしまったものはうまく付かなくなることもある

大人用

ロングサイズ
ハーブなどの植物成分やメンソールが多く含まれているので、リフレッシュ効果がある

このように、赤ちゃん用の冷却シートは、肌に合わせて作られています。
赤ちゃんに使用するときは、子ども用や大人用を使用しないほうがよいでしょう。

赤ちゃんはいつから冷えピタを使ってもいいの?

冷えピタなどの冷却シートは、赤ちゃん用であれば0歳児から使用できますが、生後6ヶ月をすぎてから使うほうが安心です。シートのパッケージに使用可能年齢などが明記されているので、確認をしてから使うようにしましょう。

赤ちゃんに冷えピタなどの冷却シートを使うときの注意点5

では、赤ちゃんに冷えピタなどの冷却シートを貼るときは、どのようなことに注意をしたらよいのでしょうか。

1.誤飲を防ぐ

赤ちゃんは、何でも口に入れてしまう習性があるので、誤飲に注意しましょう。冷却シートは、誤飲を防ぐために、苦みを付けていますが、口に入れないようにするほうが安全です。もし、食べて異常が現れた場合は、医師の診断を仰ぐようにしてください。

2.口や鼻をふさがないようにする

額に貼ったシートがずれて、口や鼻をふさいでしまう場合もあります。実際に赤ちゃんの口と鼻がふさがれ重篤な障害が残った例も報告されているので、冷えピタなどの冷却シートを貼ったときは、目を離さないようにすることが大切です。

3.火傷や傷口には使用しない

打ち身などの傷を冷やすときにも有効な冷却シートですが、火傷や傷口に直接貼らないようにしましょう。冷却ジェルが傷口に密着することで、剥がすときに患部や周辺の皮膚を一緒に剥がしてしまい、症状が悪化する可能性もあります。傷口に使用する場合は、ガーゼなどでカバーしてから貼るようにすると安心です。

4.赤ちゃんが寒がっているときは貼らない

熱が上がっているときは、とても寒く感じる場合があります。こんなときは、冷却シートを貼らないようにしましょう。しかし、口のきけない赤ちゃんが「寒い」などと教えてくれることはないので、様子をよく見ることが大切です。
手足が冷たい場合は、まだ貼るタイミングではありません。体温が上がって手足も熱くなってきたら冷えピタなどの冷却シートを貼るようにしましょう。

5.冷やしすぎない

赤ちゃんは、自分で体温調整ができません。そのため、冷やしすぎると体を上手にコントロールできなくなり、余計に状態が悪くなることもあります。
赤ちゃんが熱を出した場合は、あまり冷やしすぎないで、様子を見ることも大切です。熱があって苦しそうにしているときは、速やかに病院に行くようにしましょう。

冷えピタなどの冷却シートを貼る場所は?

額に貼ると、シートを剥がして口に入れたり、鼻や口をふさいでしまう可能性があるため、わきの下や鼠径部、首の後ろがオススメです
稀にわきの下に貼ると汗で剥がれてしまうこともあるので、注意が必要です。
ちなみに、赤ちゃんが「冷たくて気持ちがよい」と感じるのは2歳頃からといわれています

赤ちゃんの肌が冷えピタでかぶれてしまったときの対処法3

デリケートな赤ちゃんの肌は、刺激の弱い冷えピタなどの冷却シートでも、かぶれてしまうことがあります。赤ちゃんの肌がかぶれたときはどのように対処すればよいのでしょうか。

①使用を中止する

冷えピタなどの冷却シートを使用して赤ちゃんの肌がかぶれた場合は、速やかに使用を中止することが大切です。状態がひどい場合は、使ったシートを持参して病院を受診するようにしましょう。

②患部を清潔にする

赤ちゃんの肌がかぶれたときは、患部を清潔にして汚れがたまらないようにしましょう。汚れを取るときは、無理にこすったりしないで、ぬるま湯で優しく洗います。赤ちゃん用の低刺激ソープなどがおすすめです。

③保湿する

赤ちゃんの肌は、未熟なのでバリア機能がうまく働いていません。そのため、保湿をして赤ちゃんの肌を守ってあげる必要があります。

保湿はファムズベビーシリーズのエンジェルモイスチャーがおすすめ!

赤ちゃんの肌の保護と保湿を同時に行うファムズベビーシリーズのエンジェルモイスチャーは、冷えピタなどの冷却シートでかぶれてしまった肌にも最適です。
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また、デリケートな赤ちゃんの肌にも最適なミネラルバランスで、肌の奥まで行き渡る優れた浸透力と保湿力を持っています。

まとめ

赤ちゃんが熱を出すと慌ててしまい、とりあえず冷えピタなどの冷却シートで額を冷やしてしまいがちですが、これらのシートは、熱の原因を取り除くものではありません。
また、冷やしすぎも赤ちゃんの体に負担を与えてしまうこともあります。冷えピタなどの冷却シートを使う場合は、用量・用法などを確認して使用することが大切です。赤ちゃんの肌がかぶれないように保湿などを行い、十分ケアしてあげるようにしましょう。

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