オムツかぶれを対策しよう!原因も合わせて徹底解説!

オムツかぶれを対策しよう!原因も合わせて徹底解説!

お母さんなら誰もが一度は経験がある「赤ちゃんのオムツかぶれ」。一度なってしまうとなかなか治りにくく赤ちゃんがかわいそうでなんとかしたい!と思う人が多いのでは?そんなあなたにオムツかぶれになった場合の対処法やそもそも予防するにはどうしたらいいの?といった疑問の解決法をご紹介していきます!

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そもそもなんでおむつかぶれになっちゃうの?

おむつかぶれとは、おむつが触れる部分に出来てしまう皮膚炎のことで、おしり全体が赤くなったり、あせものようなブツブツが出来てしますことを指します。おむつかぶれになってしまうとかゆみや痛みを伴い、ひどい場合はただれて血が出たりすることもあり、赤ちゃんにとっては不快な炎症です。あせもやアトピー性皮膚炎と混合してしまうことがありますが、おむつかぶれは「おむつが当たる部分に炎症が起こる」というのが1つの特徴です。おむつかぶれが起こる1番の原因としては、“おしっこやうんちによりおむつ内の環境が悪化すること”が挙げられています。しかしおむつかぶれの原因は1つではなく、様々な要因が絡み合って炎症してしまうことがほとんどです。

おむつかぶれの原因

● おしっこ…
おしっこに含まれる老廃物などが刺激になる。分解が進むと刺激も強くなる。

● うんち…
大腸菌、酵素などはとくに刺激が強く、時間とともに菌が繁殖していく。

● 汗、ムレ…
汗、ムレにより皮膚が柔らかくなり、刺激を受けやすくなる。

● 刺激…
少しの擦れや目に見えない傷から菌が入り、炎症を起こす場合もある。

● カビ…
おむつの中はカビの繁殖に最適な湿度。中々治らないおむつかぶれはカビによる皮膚炎を起こしている可能性アリ。

他にも、「肌が弱くて紙おむつが合わない」、「ギャザー部分が刺激になる」など様々な要因があります。

オムツかぶれになりやすい時はどんな時?

ママやパパが気を付けていても、おむつかぶれになりやすい状況はたくさんあります。
たとえば、ゆるめのうんちが多い時は注意です。ゆるゆるのうんちは普通のうんちよりも刺激が強く、また水分を多く含むため湿気も多くなってしまいます。何度もお尻を拭くことで肌がデリケートになってしまうことも原因の1つです。また外出時や夜間など、おむつを長時間変えられない時も注意です。長時間放置されたおむつ内は湿気や雑菌、刺激成分などが多く繁殖している状態です。なるべく通気性の良いものを利用したり、こまめにおむつを替えてあげることで防げます。

オムツかぶれになってしまったらどうしたらいいの?

いくら気を付けていても、デリケート赤ちゃんの肌はすぐにおむつかぶれを起こしてしまいます。そうなったときはまず、清潔に保ってあげることが何よりの対策になります。ここでは基本的な対策方法を紹介していますので、参考にして見てください。

基本のおむつかぶれ対策

対策はいたってシンプルですが、赤ちゃんのタイプ別に注意したい点は異なりますので、さらに詳しく書いていきます。

新生児の場合

新生児の場合はバリア機能が弱いうえに排泄の回数が多いので、清潔を保つのは大変です。それでもなるべく清潔な状態を保って、肌に優しいおむつをつけたり、オーガニックコットンのモノに変えてみたりするとおむつかぶれの悪化を防げます。

女の子の場合

女の子は性器の構造上、ひだやその内側にも汚れが溜まってしまいます。菌が繁殖してしまうとおむつかぶれは防げないので、細かい部分まで丁寧にケアしてあげましょう。しかし過度のおしりふきは刺激や傷になるので注意が必要です。あまり強くこすらず、柔らかなガーゼや低刺激のおしりふきで優しくケアしてください。

男の子の場合

男の子の場合は、おしりのあいだだけでなく睾丸(こうがん)にも汚れが溜まりやすくなっています。特に夏場や梅雨時期は汗や湿気によりかぶれやすくなっているので注意しましょう。女の子同様、優しくケアしてあげてくださいね。

あると便利なおむつ替えアイテム3

難しい対策方法ではないものの、いざ清潔に保とうと思うと結構大変です。特に新生児は1日に20回程排泄があるので、そのたびにシャワーしたり布おむつを洗うのはかなりの労力を使います。そこで、先輩ママたちに聞いた「あると便利なおむつ替えアイテム」をご紹介します。

赤ちゃんおしりシャワー

外出時にも便利なのが「赤ちゃんおしりシャワー」です。これはおむつの上でそのままシャワーが出来る商品で、サイズもコンパクトなので、ぬるま湯を入れて持ち運べばいつでもシャワーが出来ます。

ガーゼ

ガーゼはとにかく必要です。ぬるま湯で柔らかくしておしりをふいたり、シャワーのあとに水気をやさしく吸い取ってあげたり出来ます。

うちわ

夏場や梅雨時期はすぐにおむつを履かせず、おしりを少しうちわや扇子であおいで汗や湿気をとってあげるとおむつ内に湿気が溜まるのを防げます。

オムツかぶれを予防したい時はどうしたらいいの?

おむつかぶれの予防対策も、基本的には「清潔・保湿・刺激を与えない」という3つです。
あとは「通気性」なんかも大切です。今は昔よりもおむつの性能が格段に上がって、おしりをサラサラに保てるようになっていますが、メーカーにより合う・合わないがあるので色んなところのおむつを試してみるのも良いですね。それでも心配な場合は布おむつを使ったりオーガニックコットンのものにするなど、赤ちゃんの肌質にあった対策をして予防するのがオススメです。

まとめ

パパやママが万全な対策を行っていても、赤ちゃんの肌はデリケートなため、おむつかぶれが出来てしまうことはあります。なかなか症状が緩和しない場合や悪化した場合は、1度小児科で診てもらいましょう。

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