手が老ける? 夏のカサカサとした手の原因と対策方法
夏は汗や皮脂の分泌が多い一方、手や足がカサカサになると悩んでいる方も多いのではないでしょうか?一見乾燥とは無縁そうな夏の肌ですが、実は潤いを逃がす環境下に晒されて乾燥が進んでしまうことがあるのです。今回は、夏場に手がカサカサになる原因と対策についてお話します。
エアコンと紫外線に注意! 手がカサカサする原因
手は、全身のなかでも乾燥が進みやすい部位です。夏場に手がカサつく原因には、以下のようなものが挙げられます。
このような要因は、新しい皮膚の再生を妨げて角質層を厚くしてしまいます。角質層が厚くなると肌のターンオーバーは乱れ、乾燥を招いてしまうのです。肌にツッパリを感じる、カサカサとして手が動かしにくいなどの症状を感じたら、手の潤いが枯渇していると言っても良いでしょう。中でも、手のカサカサには紫外線と冷房が関係しています。紫外線は細胞に傷を付けて肌バリアも破壊してしまい、肌の潤いが逃げやすい状態を作ってしまう働きがあるのです。手は皮膚が薄いため、角質層が傷つくとすぐに乾燥が進行してしまいます。
そして、冷房が手に与える影響も大きなものです。冷房は部屋の気温を下げるだけでなく、直接風邪に当たってしまうと肌の水分を飛ばしてしまうことがあります。
湿度も下げて室内が乾燥するので、長時間冷房のきいた部屋にいると水分が奪われて肌が乾燥してしまうのです。また、室内の温度が下がることで手が冷えて、血流が悪くなり栄養素が肌に行きわたらなくなることでも乾燥は悪化します。
潤う手を作る、オススメ対策方法3
乾燥が進んでしまうと、シワやシミが出来やすくなり、手の老化を早めることがあります。老化を防ぐためにも、手の保湿や紫外線ケアを徹底し、潤いのある手を作る習慣を付けましょう。ここで、手のカサカサを防ぐ対策方法を紹介します。
職場は、空調管理のために常に冷房が付いているという会社も多いでしょう。ハンドクリームはデスクに常備しておき、トイレや食後に手を洗った際には必ず塗直しをして下さい。ハンドクリームは一度手の平に出して温めてから伸ばすことで浸透率を上げることができます。
寝る前や朝に、お湯で手を温めると血行が改善されやすくなります。桶に39~41℃のお湯を張り、10分程手を浸けておきましょう。その後、ベタつかない化粧水で手を保湿し、クリームで潤いにフタをして下さい。こうすることで、手のインナードライを防ぐことができます。
上記にもお話した通り、手は皮膚が薄く肌のバリアが弱いです。外出前には、角質層に浸透してバリアを強化してくれるムースなどを使い、バリアを強化しましょう。敏感肌にも使える優しい成分で、水にも強いものを使用すると肌の潤いが逃げないように保護してくれます。
まとめ
手は、顔以上に年齢が出る部位だと言われています。
日頃のケアを徹底することで乾燥も老化も防ぐことができるので、意識してカサカサ対策を行っていきましょう!