金属アレルギーを意識した結婚指輪対策方法
二人の永遠の愛を形に残せる、結婚に欠かすことが出来ない結婚指輪。挙式で指輪交換をした瞬間から一生涯身に着けていたいと思う女性が多いですが、その願いを妨げてしまうのが金属アレルギーによる炎症です。金属アレルギーの方は、どのような結婚指輪を選べば快適な結婚生活を過ごすことができるのでしょうか?今回は、結婚指輪と金属アレルギーについてお話します。
金属アレルギーを発症している人は意外に多い?
現在日本では、10人に1人が金属アレルギーを発症していると言われています。数十人に一人というイメージがありますが、意外にも多くの人が金属アレルギーを抱えて生活しているのです。症状としては、金属の触れた部位に湿疹・じんましん・強い痒みを帯びることが挙げられ、重度になると水泡が出来たり、腫れてしまうことがあります。女性の場合はアクセサリーが原因で発症される方が多く、男性の場合は職業柄、金属と接することの多い人が発症するケースが多いです。アレルギーはその物質を異物と判断して体が拒否反応を示すため、一度発症してしまうと完治は難しいでしょう。
金属アレルギーの人の結婚指輪の選び方
10人に1人もの割合で金属アレルギーを発症するということは、パートナーやご自身が金属アレルギーになってしまうという可能性もゼロではありません。結婚指輪を選ぶ際は、より金属アレルギーを起こしにくいもの、また金属アレルギーでも着けることの出来る素材を選びたいですよね。ここで、金属アレルギーの人・予防したい人にオススメの指輪の素材を紹介します。
金属アレルギーの出にくい素材として注目されているチタン。絶対ではありませんが、他の素材に比べて発症率が低く、人工骨などにも使用されています。
金属アレルギーは、汗や皮脂に金属が溶けてイオンが体内に侵入すること主な原因です。レアメタルは金属が溶けにくく、汗や皮脂に晒されても安全な金属と言えるでしょう。
シルバーもレアメタル同様、金属が溶けだしにくい素材です。傷や汚れにも強く、ケアを怠らなければいつまでもキレイな指輪を身につけられます。
また、結婚後に妊娠出産を経験し、産後に体質が変わって金属アレルギーになってしまう方もいらっしゃるそうです。一概には言えませんが、どんな人でも金属アレルギーを発症してしまう可能性があることは頭に入れておく必要があるでしょう。
日常から出来るアレルギー対策方法
アレルギーを発症しないためには、結婚指輪選びだけでなく日常生活でも対策をしていきましょう!アレルギー対策方法には、以下のような項目が挙げられます。
夏場や湿気の多い日など、汗をかきやすい日はあらかじめ指輪を外しておきましょう。汗は指輪の金属イオンを体内に取りいれてしまう最大の原因です。汗をかいた時に指輪をしていて痒いなと感じたら、一度外して様子を見てください。
上記で紹介した指輪も、汚れやサビが蓄積すると金属アレルギーを招く原因になります。アルコール除菌やこまめな拭き取り、また2~3年に1度のペースで良いのでメンテナンスに出しましょう。
肌のバリア機能を強化してくれるクリームやムースを使い、より影響の受けにくい肌を作るのも大切です。上記にもお話した妊娠・出産時にも、角質層を強化してアレルギー反応の出にくい肌を作ることで発症の確率を下げることが出来ます。角質層が弱っているとより影響を受けやすくなってしまうので注意しましょう。赤ちゃんの肌にも使えるような優しい成分のもので、水に強く落ちにくいものを使用すると手軽にアレルギー予防ができますよ。
まとめ
せっかくの結婚指輪ですから、アレルギーに邪魔されず一生身に着けていたいですよね。
アレルギー対策を行って、快適な結婚生活を手に入れて下さい!