赤ちゃんのよだれかぶれ対策で慢性化防止
赤ちゃんの肌荒れの原因には汗・皮脂・排泄物・乾燥肌などさまざまな理由があります。
中でも、よだれかぶれは一度発症してしまうと、よだれの止まらない時期はずっと改善されないというケースも少なくありません。
よだれかぶれを肌に残さないためにはどのような対応をしたらいいのでしょうか?
今回は、赤ちゃんのよだれかぶれ対策方法を紹介します。
よだれの多い時期と成長の関係
赤ちゃんがよだれを垂らす理由は、口の中で分泌された唾液を飲み込むことが出来ないからです。大人になるにつれて自然に飲みこめるようになるのですが、赤ちゃんは歯も生えそろっていないので食べ物を咀嚼したり、口の筋肉で唾液を口内に留める事ができません。また、よだれが多くなる時期は首がすわり始める生後3~4ヶ月目から、歯の生えそろう1~2歳までと言われています。これは咀嚼を覚え始めたり、おもちゃなどに興味を持って口に含む機会が増え、口内の清潔を保つために唾液の分泌量が増えることが主に関係しているのです。
そして、この分泌量が増える時期がよだれかぶれの最も増える時期です。よだれは口内の殺菌や消化を助けるために分泌されるので、消化酵素や塩分が含まれています。これらは肌に付着し続けると、肌バリアを刺激して炎症を起こしてしまい、よだれかぶれを生んでしまうのです。よだれを垂らす期間は拭っても拭ってもよだれは出てくるので、かぶれが慢性化してしまうこともあります。
丁寧がポイント!よだれかぶれ対策方法4
よだれかぶれは放置すると、肌がただれて膿んでしまったり、また乾燥肌になって傷口によだれが染み痛みを帯びることもあります。出来るだけ早期のうちに完治、またよだれかぶれを防止するためにも、しっかりとケアを行う必要があるのです。ここで、よだれかぶれの対策方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
スタイは、赤ちゃんのよだれをガードしてくれる大切なアイテムです。肌に優しく吸収力のある素材が使われているものが多いので、ガーゼとダブル使いでよだれ対策が出来ます。よだれの多い時期は2~3枚ストックを持ち歩きましょう。
よだれ拭き方は、できるだけ優しくポンポンと布に吸収させるようなイメージで拭きましょう。強くこすったり、横に伸ばすようにゴシゴシと拭くと摩擦で肌が擦れてしまいます。一度使った面は唾液による菌が繁殖しているので、できるだけ違う面を使うようにして下さい。
出てくるよだれを肌に付けない対策ももちろん重要ですが、よだれの成分でかぶれを起こさない肌を作るのもとても大切です。肌を保護して、外的刺激から守ってくれるような保湿の出来るムースで、口周りの肌を保護しましょう。また、表面をカバーするだけでなく角質層のバリアを強化してくれる機能のあるものを使用することをオススメします。
肌に出来るだけ刺激を与えないためにも、入浴時に顔を軽く洗ってあげるときはモコモコの泡を作り、泡で汚れを流すように洗ってあげて下さい。泡を作る際は水分を多く含ませ、より肌に馴染みやすくしてあげると効果的です。
まとめ
よだれかぶれは長期に渡って根気強くケアを続ける必要があります。大切な赤ちゃんの顔に痒くて痛いかぶれを作らないためにも、しっかりと対策を行ってあげて下さい!