赤ちゃんのお風呂デビューはいつから?ポイントや注意点について解説

赤ちゃんのお風呂デビューはいつから?ポイントや注意点について解説

赤ちゃんは身体が小さく、機能も発達しきっていないため、大人よりも非常に繊細に接する必要があります。たとえば、大人であれば何気ない日常生活の一部である入浴であっても、赤ちゃんにとっては大きなイベントであるといっても過言ではありません。
そのため、赤ちゃんが生まれたご家庭では、赤ちゃんの入浴方法や、お風呂上がりの保湿対策に不安を抱える方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、赤ちゃんのお風呂に着目し、入浴方法やポイント、注意点などについて解説します。

新生児は沐浴から

生まれたばかりの赤ちゃんは非常に繊細なため、最初から大人と同じサイズのお風呂に入れるのではなく、「沐浴」と呼ばれる入浴方法で身体を洗います。

沐浴とは

沐浴とは、赤ちゃん専用のベビーバスを用いた入浴方法です。大人が普段使用するバスタブは、きれいに洗浄していたとしても、雑菌の繁殖を免れることはできません。そこで、赤ちゃん専用のベビーバスを使用し、赤ちゃんの身体を洗ってあげるのです。
赤ちゃんを洗う際には、汗疹やおむつによるかぶれを予防するために、丁寧に洗ってあげることが大切です。産後すぐのお母さんは、医師から入浴を控えるように言われる場合もあるため、そういった場合にも、沐浴は役立ちます。

沐浴は生後28日目まで

沐浴を行う期間は新生児の間といわれているため、新生児と呼ばれる28日未満の赤ちゃんは、沐浴を行うべきだといえます。

しかし、28日を経過したらすぐにお風呂に入れるべきかというと、そうでもありません。赤ちゃんの皮膚は大人と比較しても非常に繊細で体感温度も異なることから、様子をみて少しずつ慣らしていくことが大切です。
また、小さな身体の赤ちゃんにとって、大きな浴槽は危険が多いため、首がすわるまで様子をみる場合もあります。1ヶ月検診などで医師に相談をして、意見を伺うのがいいでしょう。

沐浴とは

生後1ヶ月でお風呂デビュー

医師からの意見を参考に、生後1ヶ月過ぎには、お風呂デビューすることが一般的です。お風呂デビューということで、赤ちゃんを大人と同じサイズの浴槽に入れることになりますが、赤ちゃんの肌は薄いため、体感温度も高く、のぼせやすくなっています。
そのため、お湯の温度は普段よりも少しぬるめに設定し、入浴時間も湯船に浸かる時間10分程度としましょう。また、身体を洗ってあげる際には、優しく丁寧に洗うことを心がけてください。
赤ちゃんは、新陳代謝が活発に行われていることや、おむつにより汚れやすいことから、毎日1回の入浴にこだわらず、適度に洗ってあげることが大切です。

赤ちゃんをお風呂に入れる際のポイント

身体が小さく、肌もデリケートなため、赤ちゃんをお風呂に入れる際には、いくつかのポイントがあります。以下にご紹介するポイントを踏まえ、赤ちゃんの身体を清潔に保ってあげましょう。

お風呂に入れる際のポイント

赤ちゃんを洗うときは丁寧に

赤ちゃんの肌は、大人の肌と比較すると、非常に薄くデリケートです。そのため、身体を洗ってあげる際も、優しく丁寧に洗ってあげることが大切です。
身体を洗う際には素早く洗うことを意識し、石鹸のすすぎ残しにも注意しましょう。とくに耳のうしろお尻まわりの洗い残しにも気をつけ、丁寧に洗ってあげてください。
抱っこをした状態で赤ちゃんの身体を洗ってあげることが困難な場合は、マットを敷き、その上で洗ってあげたり、椅子を用いて洗ってあげたりするようにしましょう。

お風呂上がり後は素早くケアをする

お風呂上り後は、湯冷めや肌の乾燥を防ぐために、素早くケアをしてあげましょう。湯冷めを防止するためには、湯船にお湯を溜める際、浴槽に蓋をせず、蒸気を浴室に充満させることも有効です。
お風呂から上がったら、すぐに身体を拭いてあげ、体温低下を阻止してあげましょう。身体を拭き終わったら、保湿ケアによる肌トラブルの未然防止が重要です。
スキンケアの際は、Fam’s Baby(ファムズベビー)のスキンケアアイテムがおすすめです。Fam’s Babyは全身どこにでも使用でき、肌の保護と保湿を同時に行えます。汗をかいても肌を守るバリア効果が維持されることが特徴で、産婦人科病院でも取り扱われているスキンケアアイテムなので繊細な赤ちゃんの肌でも安心してお使いいただけます。

お風呂上がり後は

パパとも協力してお風呂に入れる

赤ちゃんをお風呂に入れるのは、ママだけの仕事ではありません。パパとも協力しましょう。お風呂に入れる際には、浮き輪を使用して赤ちゃんの安全を確保したり、おもちゃを入れたりして赤ちゃんの気を引くこともひとつの手段です。

赤ちゃんをお風呂に入れる際の注意点

赤ちゃんの身体は小さくデリケートなため、お風呂に入れる際には細心の注意が必要です。赤ちゃんの身体にとって、大人用の浴槽は非常に大きなものであるため、もちろん首が出ることはありません。
また、温度にも敏感であることから、お湯の温度や入浴時間には十分注意することが重要です。赤ちゃんを安全に入浴させてあげるために、細心の注意を払いましょう。

まとめ

一般的に、生後1ヶ月程度で沐浴を終え、お風呂デビューとなります。親の立場からすると、一緒にお風呂に入れることに幸せを感じることができるでしょう。
しかし、その分危険や注意する点も多くあります。細心の注意を払い、安全に入浴させてあげましょう。