赤ちゃんの「健康と成長」を医学的に考えた
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成長
- 話しかける=聴覚
肌を触る=触覚
見つめる=視覚
ゆらす=前庭感覚など
他感覚に心地よい刺激を与え根幹となる部分の成長を促進させます。
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健康
- 肌のバリア機能を高めることで様々な刺激を防ぐことができ、
・アトピー性皮膚炎
・食物アレルギー
・喘息
・花粉症 といったアレルギーマーチの予防を図ります。
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心
- タッチングによって、赤ちゃんはこの上ない安心感につながり母子の愛着関係が深まります。赤ちゃんだけでなくママも肌と肌で触れ合えることによって、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌され、ママ自身のストレスや不安から解放されリラックスできます。
私達は、親子体操の指導を通じて、産前産後の母子、母と幼児、親と小学生の子供等たくさんの、様々な親子達と触れ合って参りました。親子体操の指導を通して私達が実感した現代社会の問題があります。それは、最も近い関係である親と子の間でさえコミュニケーションが不足しているという問題です。そして、親も子供も、運動不足により、体力が減退しているという問題です。私達は、この現代社会が抱える問題を、親子体操を通して改善していきたいと考えております。親子体操の普及奨励を図ることで、暮らしやすい、子育てのしやすい社会の実現を目指し、もっと国民の心身の健全な発達と国民生活の向上に寄与したいと考えております。
あわあわたいそうの特徴
多数の医師の知識・経験を元に作られており、期待できる効果も「母子のストレス緩和、脳育、筋力UP、骨形成、神経系形成、免疫力活性、入眠作用、成長ホルモンの分泌UP、リンバの流れを促進、便秘解消、母子の愛着関係構築、性格形成、社会行動の発達」と赤ちゃんの成長に大切な要素がたくさん盛り込まれています。
そして、近年の研究により新生時期のスキンケアで肌のバリア機能を高めると「アトピー性皮膚炎」「食物アレルギー」「喘息」「花粉症」などが連鎖的に起きる”アレルギーマーチ”の予防に大きく貢献できることが分かりました。 通常ベビーマッサージをする際にオイルを使用しますが、オイルの替わりに泡状の皮膚保護剤を使用することで、皮膚にバリアを形成し「乾燥を防ぎ」「摩擦から守り」「ほこりやアレルゲンなど肌にダメージになりうる刺激から守る」ことでベビーマッサージをしながら”アレルギーマーチ”のリスクを減らす目的を組み入れました。
また、この皮膚保護剤の泡状のテクスチャーがとても気持ちよく、多くの母子が幸せな笑顔に包まれます。その楽しい雰囲気のままベビーマッサージに入りますので、お母さんの声、お母さんの表情、お母さんのふれあい方と、さまざまな愛情交換がよりよい形で育まれます。そして、肌と肌でふれあえることは、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌され、ママ自身のストレスや不安からも解放されリラックスできます。
はじめる前の注意事項
・お部屋は冷えすぎていませんか?
・空腹時、満腹時はさけましょう!
・予防接種日は前後日のマッサージはひかえましょう!
・赤ちゃんの体調や機嫌を見ながら無理のない範囲で楽しんでください。
- 1.両足のつけ根から足首までゆっくりすべらせる。
- リンパの流れをよくする、足全体の血行促進、免疫力UP、弾力のある筋肉
- 2.両足首を持ってバタ足。
- 腹圧をかけて便秘解消
- 3.首の下から肩まで2~3回さする。
- 呼吸を楽にする
- 4.脇の下を親指の腹で清潔にしながら手の指先まで優しくなでる。
- 腕の筋力アップ、リンパの流れをよくする
- 5.うつ伏せにし、背中全体に泡を伸ばしていく。
- 呼吸を深くする、首・腕・肩・背中を鍛える
- 6.仙骨のあたため
- 成長ホルモンの分泌を高める、骨盤の安定
体操の頻度
理想は1日1回以上、毎日継続するのがベスト。
とはいえ無理に行おうとしてストレスを溜めてしまうのは本末転倒なので無理をせずに始めてください。
全くしないよりは週1回でも良いので「触れ合う時間を増やす」という感覚で楽しみながら取組と良いでしょう。
あわあわ体操のプログラム全体で
得られる様々な刺激とは
「優しく声をかける聴覚刺激」「タッチを通して肌に触れる聴覚刺激」「アイコンタクトをとる視覚刺激」「水平に優しくゆらす前庭感覚」などによって脳のシナプス結合を育み、運動神経、感覚神経系の発達、社会行動の発達に寄与します。