赤ちゃんの目やにの原因とは?目やにを上手に取るコツもご紹介

目やには、結膜や角膜から分泌される粘液に老廃物やごみなどが付着して固まったものです。つまり、健康な人でも、ある程度の目やには出るので心配するものではありません。ですが、拭き取ってもすぐに目やにが溜まってきたり、普段と違う色の目やにが出ていたりしたら、ママパパはとても心配ですよね。

そこで今回は、赤ちゃんの目やにの原因と症状、上手に取るコツについてお伝えします。

赤ちゃんの目やにの原因と症状

まずは、赤ちゃんの目やにの原因をご紹介します。あわせて症状も見ていきましょう。

-風邪
風邪が原因で目が炎症を起こすことがあります。この場合、黄色の目やにが見られることが多く、その他の風邪症状を伴うので、比較的原因がわかりやすいケースだと言えるでしょう。風邪の治療として小児科を受診する際には、目やにのこともしっかり伝えるようにしてください。

-逆さまつ毛
逆さまつ毛とは、本来目に入らないように上向きに生えているはずのまつ毛が、内側を向いて生えていることで眼球を傷つけてしまうというものです。この逆さまつ毛による目やには、まぶたが腫れぼったい時期である生後6ヶ月頃までに見られることが多く、成長とともに自然治癒するケースが多いのですが、まれに手術が必要になるケースもあります。

逆さまつ毛が原因の目やにでは、ほかにも、目が充血したり涙が増えたりするなどの症状も見られ、異常にまぶしそうにする仕草も特徴の一つです。症状がひどい場合には点眼薬での治療が必要ですので、一度眼科を受診してみるとよいでしょう。

-結膜炎
結膜炎は、細菌やごみなどが付いたままの手で目をこすることで、目に炎症が起こるものです。目の充血に加え、目の中に違和感を覚えたり、目やにの量が増えたりという症状が特徴。症状が軽ければ自然治癒も期待できますが、細菌性結膜炎の場合には黄緑色の目やにが増え、感染していないもう一方の目にも広がってしまうことがありますので、早めの治療が必要とされています。

さらに、ウイルス性結膜炎の場合には、細菌性結膜炎より症状が重く、目の充血や大量の目やにに加えて目の痛みなどを伴うこともあり、悪化すると発熱や喉の痛み、下痢など、全身にまで影響を及ぼします。このような結膜炎の治療には、抗菌薬や消炎薬、抗アレルギー薬など、それぞれの原因に合った点眼薬が必要ですので、早めに眼科を受診するようにしてくださいね。

-先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいそくしょう)
先天性鼻涙管閉塞症とは、涙を排出する鼻涙管が、生まれつき狭かったり詰まっていたりする疾患です。涙の排出ができないため、常に目に涙が溜まっているのが特徴で、そこに細菌が感染すると充血や目やにが見られるようになります。また、目頭と目の付け根の部分を押すと、黄色い膿が出てくることも。

気になる症状が見られたら、早めに眼科を受診するようにしましょう。専用の点眼薬によるマッサージで緩和することもありますし、改善されなければ簡単な手術で治療もできます。

赤ちゃんの目やにを上手に取るコツ

赤ちゃんの顔のパーツは小さいので、ケアするママパパは緊張するかもしれませんが、目やにを放置するわけにもいきませんよね。そこで目やにの取り方のコツをお伝えしていきましょう。

まずは、突然動かないようにバスタオルで赤ちゃんの体をくるみ、しっかり固定します。そして、お湯につけてから絞ったガーゼを指に巻き、目やにの様子がしっかりと確認できる角度からそっと拭っていきましょう。その際、もう一方の手でしっかり頭を固定し、目頭から外に向かって拭いていくのがポイント。両目のケアが必要な場合には、新しいガーゼを使ってあげてください。また、赤ちゃんの目を傷つけないよう、見えている部分の目やにを取り除けば十分です。

こんなときは受診を検討

少量の目やにや一時的な目やには、とくに心配しなくても大丈夫ですが、目やにの量が多い場合や充血を伴う場合、発熱や下痢を伴う場合などは、早めに眼科を受診するようにしましょう。受診の際には、症状がいつから始まったのか、その他の変化がないかなど、できるだけ詳細を伝えるようにしてください。また、身近に細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎の感染者がいるような場合、先に伝えておくとよいでしょう。

なお、赤ちゃんでも使える点眼薬も市販されていますが、原因がわからないまま使用するのは症状の悪化につながるリスクもあります。点眼薬を使用する際には、必ず医師の診察を受けてからにしてくださいね。

まとめ

今回は、赤ちゃんの目やにについて、原因別の症状や上手に取るコツをお伝えしました。赤ちゃんの目やには、風邪や逆さまつ毛、結膜炎や先天性鼻涙管閉塞症など、さまざまな原因が考えられます。目やにの量や色、その他の症状も含めて判断したうえで適切な治療が必要ですので、自己判断は禁物。必要に応じて眼科を受診し、適切な治療が受けられるようにしてくださいね。

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