生後0ヶ月から12ヶ月の赤ちゃん!成長の流れとお世話のポイントをご紹介

赤ちゃんを育てることは尊く(とうとく)貴重な反面、とくにこれまで子育てをした経験がない人にとっては大きな不安を抱えるものでもあります。「どんなふうに成長していくのかな?」「どうやってお世話をすればよいのかわからない」などと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は生後0ヶ月から12ヶ月までの赤ちゃんの成長の流れと、お世話をする際のポイントをまとめました。事前に予習をしておけば、子育てに対する不安を取り除けますよ。

生後0ヶ月の赤ちゃんの成長

まずは生後0ヶ月の赤ちゃんの様子と、お世話のポイントについて見ていきましょう。

-生後0ヶ月の赤ちゃんの様子
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごすのが特徴です。個人差はあるものの1度の睡眠時間は3~5時間ほどで、1日合計すると15~18時間まで及びます。起きている時間のほとんどはおっぱいに費やされ、睡眠とおっぱいを交互に繰り返しているのです。

回数に個人差はありますが、おしっこやうんちもたくさんします。固形物を摂取しないため、うんちはゆるゆるです。

目は開いていても、まだ焦点を合わせる力が発達していないため、視力はあまりありません。しかし聴力はすでに発達しています。

頭頂部にある大泉門(だいせんもん)が開いていたり、背中やおしりに蒙(もう)古斑(こはん)と呼ばれるアザがあったりしますが、成長するに連れて自然になくなっていくので、心配はいりません。

-生後0ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイント
ミルクを与える間隔は一般的に3時間置きです。しかし個人差があるので、絶対ではありません。基本的には自律哺乳といって、赤ちゃんがミルクを欲したときにだけ与えるようにしましょう。

うんちの形状で赤ちゃんの健康状態を計ることができます。オムツ交換の際に時間と色、形状をメモしておきましょう。スマホで写真に撮っておくと簡単ですね。元気なときのうんちの状態を知っておくことが大切です。

生後0ヶ月~4ヶ月頃までは頭や顔に黄色いかさぶたができる、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)が見られることもあります。無理にはがそうとせずオリーブオイルやワセリンで保湿をして、入浴時に石鹸で優しく洗ってください。自然にかさぶたは取れます。もし症状がひどい場合は、小児科か皮膚科を受診しましょう。

生後1ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの成長

続いては生後1ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの成長過程と、お世話のポイントです。

-生後1ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの様子
生後1ヶ月を過ぎる頃から、少しずつ起きている時間が長くなっていきます。視力の発達に伴い(ともない)、動くものにもよく反応して笑顔を見せることもあるでしょう。機嫌がよいと声を出す赤ちゃんもいます。うんちはまだ緩く、黄色や緑色です。時折、白い粒が混じっていることもあります。白い粒の原因は母乳やミルクに含まれる、脂肪分やカルシウム。吸収しきれずに排泄されたものですが、とくに心配はいりません。

生後2ヶ月になると指しゃぶりが始まり、手足をスムーズに動かせるようになります。睡眠リズムが整い、夜中に起きる回数が減り始めるのも生後2ヶ月頃からです。

生後3ヶ月を過ぎると、さらに手足をスムーズに動かせるようになってきます。一人で体を反らせたり、頭を持ち上げようとしたりする姿も見られるでしょう。首がすわり始めるのも、生後3ヶ月頃です。

-生後1ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイント
生後1ヶ月の頃は、まだ自律(じりつ)哺乳(ほにゅう)を続けてしまって構いません。1ヶ月検診で許可がもらえれば、散歩にチャレンジするのもよいですね。

生後2ヶ月頃になったら、自律哺乳はそろそろ卒業しましょう。泣いたらすぐにミルクをあげるのではなく、ミルク以外の原因を探してみてください。

首がすわり始めると着替えや抱っこなどが楽になりますが、同時によだれも多くなるため、よだれかぶれも増える時期です。また、生後3ヶ月以降は皮脂分泌量の減少に伴い、乾燥も気になる時期。一層のスキンケアが必要となります。

生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの成長

生後4ヶ月~6ヶ月は、赤ちゃんの身体成長が著しい時期です。

-生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの様子
生後4ヶ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんの首は完全にすわります。「あうー」「おっおっ」などの喃語が出始めるのも、この時期です。早い子は乳歯が生えてきます。日中は起きていることが多くなり、夜は7~8時間ほどまとめて眠れるようになるのも特徴です。

生後5ヶ月の赤ちゃんの中には、寝返りを自分でできるようになる子も見られます。また、気になったものに手を伸ばす、リーチングが始まる時期です。

生後6ヶ月になると、夜泣きをする赤ちゃんも出てきます。夜泣きの原因は明確ではありません。しかし、たいていの場合、生活環境やリズムは整えば少しずつなくなっていきます。人見知りが始まるのも生後6ヶ月頃です。

-生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイント
多くの赤ちゃんで乳歯が生え始める生後5ヶ月~6ヶ月は、離乳食をスタートさせる時期です。子どもの様子をしっかり観察しながら、食べたがっている合図に応えられるようにしましょう。離乳食開始初期はもしものトラブルに備えて、医療機関を受診できる午前中や午後の早い時間にチャレンジするとよいですね。

寝返りができるようになったり、リーチングができるようになったりしたら、ベッドからの転落に注意してください。ベッドから離れる際は、必ずベッド柵を設置するようにしましょう。また、手でつかんだものを口の中に入れようとすることもあるので、誤飲にも注意が必要です。

生後7ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんの成長

生後7ヶ月~9ヶ月の成長過程と、お世話するポイントは次のとおりです。

-生後7ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんの様子
生後7ヶ月を過ぎると、体の筋力が付いてきます。ほふく前進ができるようになるため、さまざまなものに興味を持って行動します。手先も器用になり、両手を使って玩具で遊ぶようになるのもこの時期です。

生後8ヶ月はずりばい(腹ばいの状態で、腕と脚の力で進むこと)、そしてパパやママを追いかけてくる後追いが始まります。体幹が定まってくるので、支えがなくてもしっかり座れるようになるのも特徴です。

生後9ヶ月になると、つかまり立ちを始める子も。また、食べ物で遊ぶ、遊び食べも見られてきます。

-生後7ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイント
生後7ヶ月では離乳食を午前と午後のミルクの前に、1日2回与えましょう。ミルクは赤ちゃんが欲したときにあげても構いませんが、離乳食の摂取量に合わせて量は加減してください。

生後9ヶ月になれば、1日3食にしても大丈夫です。離乳食に影響を与えない範囲で、午前と午後に少量のおやつを追加してもよいですね。遊び食べが見られた場合は、ある程度の量を摂取できたら片付けてしまいましょう。食事の後は歯をガーゼや綿棒で拭いて、清潔を保ちます。

生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんの成長

最後に生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんの様子と、お世話するポイントを見ていきましょう。

-生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんの様子
生後10ヶ月になると、つたい歩きが始まります。ただし歩こうとしない子、つかまり立ちさえもしない子などの個人差があるので、子ども一人ひとりの発達に応じた関わりが大切です。発話が始まる子もいます。

生後11ヶ月で早い子は、支えなしで立てるようにもなります。

生後12ヶ月は自我が芽生え始める時期。嫌なものがあると泣いたり暴れたりと、自己主張をするようになるのが特徴です。少しずつ言葉を覚えて、2語文を話し始める子もいるでしょう。

-生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイント
生後10ヶ月では、1日3食が基本となります。食事の間隔は4時間空けるようにしましょう。好き嫌いがあるのは自然なので、調理法を変えたり、好きな食材に苦手なものを混ぜたりするのも有効ですね。栄養のほとんどを離乳食から取るため、ミルクや母乳は1日2回ほどに減らして、時間もある程度決めてしまいましょう。

生後11ヶ月になれば、いよいよ卒乳の時期です。ただし無理に急ぐ必要はなく、離乳食を1日3回食べているか、量は十分かなどの状況を見て判断してください。

自己主張が激しくなり、理由がわからないとイライラしてしまいがち。しかし赤ちゃんは話せないため、泣いたり暴れたりして気持ちを表現しようとしているのです。決して怒ったり叩いたりせず、赤ちゃんをギュッと抱きしめながら対応をしましょう。言葉で話し始めたら、コミュニケーションを取るようにしてください。

まとめ

赤ちゃんの一般的な成長過程とお世話するポイントはあるものの、赤ちゃん全員が同じように発達するわけではありません。成長が早い子や遅い子など、発達には個人差があります。大切なのは一般的な成長過程やお世話するポイントを参考にしながらも、赤ちゃん一人ひとりの様子をしっかり観察して、発達ペースに合わせた対応をすることです。

今回紹介した記事を参考にして、一人ひとりに合った育児方法を工夫してみてくださいね。

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