生後1ヶ月の赤ちゃんの成長は?起こり得るトラブルや対処法についても解説

生後1ヶ月の赤ちゃんの成長は?起こり得るトラブルや対処法についても解説

およそ10ヶ月の妊娠期間を経て、待ちに待った赤ちゃんの誕生は喜びにあふれていることでしょう。しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんの成長とはあっという間に過ぎていくものです。

生後1ヶ月の赤ちゃんはどのように成長するのか、また気をつけてほしいポイントやトラブルへの対処法について解説していきます。

生後1ヶ月の赤ちゃんの成長

最初に『赤ちゃんの成長は個人差がある』ということを念頭に置いておいてください。「うちの赤ちゃんは目安よりも小さめ」や「まだ〇〇できない」など心配になる方も多いかと思います。

しかし、赤ちゃんはそれぞれのペースでちゃんと成長しているのです。人と比べて不安になるよりも、自分の赤ちゃんが一生懸命成長しているところを温かく見守ってあげていきましょう。

-身長・体重
厚生労働省のデータによると、生後1ヶ月~2ヶ月未満の赤ちゃんの身長・体重の目安は、以下のとおりです。

男の子 女の子
身長 55.5㎝ 54.5㎝
体重 4.78kg 4.46kg

▼引用元
厚生労働省 乳幼児身体発育調査(平成22年度)

-授乳量・授乳間隔

授乳量・授乳間隔

母乳の場合、基本的に「ほしがったらあげる」というサイクルになります。一般的には1日24時間で8回くらいですが、その子によって8回以上になる場合も少なくありません。

一般的には1日24時間で8回くらい

完全ミルクの場合は、3時間以上の間隔をあけて飲ませてあげましょう。なぜならミルクは母乳よりも消化が遅く、間隔をあけてあげないと胃や腸に負担をかけてしまうからです。

完全ミルクの場合は、3時間以上の間隔をあけて飲ませてあげましょう。

ミルクと違って母乳の場合、どのくらい飲んでいるのか正確にわかりません。「くわえているけれどあまり飲めていないかも」と不安になったときは体重測定を定期的に行い、1日平均20g以上の体重増加を目安にしてください。

-睡眠量

睡眠量

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは1日14~17時間睡眠を取ります。睡眠量にも個人差があるため、長く眠っている子もいれば1時間程度で頻繁に起きてしまう子もいます。

このような赤ちゃんを持つママは、夜中も起きてしまう赤ちゃんのお世話のため、まとまった睡眠が取れず疲れが溜まってしまいますが、赤ちゃんが成長するにつれ睡眠サイクルが整っていき、次第に生活リズムが安定してきます。

夜中も起きてしまう赤ちゃんのお世話のため

部屋の温度調整や明るさ調整、リラックスできる音楽をかけてあげるなど、赤ちゃんが良質な睡眠を取れるような環境づくりを行いましょう。

-排泄(はいせつ)

排泄(はいせつ)

まだ母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんのうんちは、ゆるく柔らかいのが特徴です。色は黄色や緑色で、たまに白い粒が混ざっていることもあります。

排泄(はいせつ)

この白い粒は母乳やミルクに含まれるカルシウムや脂肪が消化されずに出てきたものなので、心配はいりません。緑色のうんちにびっくりすることもあるかと思いますが、これは胆汁(たんじゅう)の酸化が原因です。異常ではないので安心してください。

-感情表現・動き
外部からの刺激に無反応だった新生児期とは違い、生後1ヶ月になるとどんどん表情や動きが出てきます。ママの顔をじっと見つめたり目の前にあるものを目で追ったりするようになってきます。
ご機嫌なときは「あー」「うー」などの声を出したり、ニコッと笑う表情を見せたりすることもあります。

夜中も起きてしまう赤ちゃんのお世話のため

生後1ヶ月の赤ちゃんをお世話する際のポイント

生後1ヶ月の赤ちゃんは、たくさんのものを見たり匂いを感じたりしながら日に日に成長しています。この時期のお世話する際のポイントを解説していきます。

-生後1ヶ月健診を受ける

夜中も起きてしまう赤ちゃんのお世話のため

生後1ヶ月を経過すると1ヶ月健診を受けます。この健診はほとんどの場合、出産した病院やかかりつけの小児科で受けます。

健診の内容は「身体測定」「反射・反応」「全身の状態」「おへその状態」を確認し、異常や病気がないかをチェックするというものです。この1ヶ月健診時に、同時に母体の状態も診察します。悪露(おろ)や子宮の状態を診てもらい、異常がなければ通常の生活に戻ることができます。

なにか気になることがあれば、このときに医師に相談するとよいでしょう。

-服装は動きやすいものを選んであげる
これまで寝た状態からあまり動かなかった赤ちゃんですが、生後1ヶ月から手足を徐々に動かしはじめます。ですので、夏生まれか冬生まれかで服装は変わってきますが、その時期に合ったものの中から動きやすいものを選んであげましょう。

服装は動きやすいものを選んであげる

-積極的にスキンシップを取る

積極的にスキンシップを取る

赤ちゃんのお肌はさまざまな感覚や温度を感じ取っています。優しくスキンシップを取ってあげると赤ちゃんは安心と喜びを感じることでしょう。

スキンシップでの刺激は、赤ちゃんの成長に関してもよい影響を及ぼします。ベビーマッサージやベビー体操などを取り入れると、運動機能や筋肉の発達にとても役立ちます。

赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎたらできること

赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎたら、新生児期にはできなかったことがだんだんとできるようになってきます。少しずつ生活に取り入れていき、赤ちゃんの世界を広げてあげましょう。

-大人と一緒のお風呂に入る

大人と一緒のお風呂に入る

これまでベビーバスで沐浴させていた赤ちゃんですが、大人と一緒のお風呂に入れるようになります。ただし、このとき追い炊きしたお湯などは使わず、必ず新しいお湯を使用して清潔に気を配るようにしてください。

-お散歩やちょっとしたお出かけ

お散歩やちょっとしたお出かけ

外の環境も赤ちゃんにとってよい刺激になります。生後1ヶ月を過ぎたらちょっとしたお散歩などに連れて行ってあげてもよいでしょう。

このとき、ベビーカーであれば座面をフラットにし、赤ちゃんに負担をかけないような姿勢を作ってあげてください。替えのおむつや着替え一式、おしり拭き、ガーゼ、タオル、汚れたものを入れるビニール袋、母子手帳、保険証などを持っていくと安心です。

生後1ヶ月の赤ちゃんに起こり得るトラブルと対処法

生後1ヶ月の赤ちゃんにはさまざまなトラブルが起こり得ます。そうなったときも慌てずに対処できるようしっかりとチェックしておきましょう。

-湿疹・おむつかぶれなどの肌トラブル
生後1ヶ月頃の赤ちゃんの肌は未熟で角質層が薄いことから、乾燥などの外部からの刺激により湿疹ができてしまうことがあります。

赤くブツブツができてしまう「乳児湿疹」は代表的な赤ちゃんの肌トラブルで、カサカサしたものやニキビのように毛穴に皮脂が溜まってしまう「乳児脂漏性湿疹」などもあります。

また、ゆるいうんちやおしっこでおむつ内の環境が悪くなることで起こる「おむつかぶれ」にも注意が必要です。

こういった肌トラブルは、肌を清潔に保ち保湿してあげることで自然に改善することが多いです。新生児期から使える「ファムズベビーシリーズのエンジェルフォーム」で全身保湿してあげると、肌トラブルを未然に防ぐことができるのでオススメです。

-アトピー性皮膚炎
首や膝の裏、肘などの関節にとくに多く湿疹が見られるアトピー性皮膚炎は、乳幼児の場合、乳児湿疹との見分けが難しいのが特徴です。

慢性的に続く湿疹や強いかゆみなどがある場合には、自己判断で薬を塗布せずに、小児科やアレルギー科、皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。

-母乳やミルクの吐き戻し
授乳の際、一緒に飲み込んだ空気をゲップで吐き出さないと赤ちゃんは苦しくなってしまいます。その際に空気と一緒に母乳やミルクを吐き戻すことも少なくありません。また、溢乳(いつにゅう)による飲みすぎによっても吐き戻します。

吐き戻してしまったら、すぐに拭き、汚れた衣類を着替えさせてあげましょう。吐き戻した後、機嫌がよければ問題ありません。ただし噴水のように吐いてしまった場合にはすぐに小児科を受診しましょう。

-発熱
赤ちゃんの体温は大人よりも高いものですが、37度5分以上の熱で発熱と判断できます。生後3ヶ月未満の赤ちゃんは免疫力が低く、重症化しやすいため、38度以上の発熱があった場合には小児科を受診しましょう。

-便秘
排泄(はいせつ)の具合も個人差があります。1日に何度もうんちをする子もいれば何日も出ない子もいます。うんちが何日も出なくても、食欲があり機嫌がよいようであれば心配はいりません。

便秘が原因で苦しそうにしている場合は以下の方法で対処してみてください。

・おへそを中心にしてお腹を「の」の字でマッサージしてあげる
・ベビーオイルをつけた綿棒で優しく肛門を刺激してあげる(綿棒を入れるのは1cm程度)

うんちが赤・黒・白色の場合は病気が潜んでいる可能性があるので病院を受診しましょう。

-鼻づまり
生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだ自分で鼻をかむことができません。授乳するときは鼻呼吸している赤ちゃんは、鼻が詰まるとうまく授乳することができなくなります。

赤ちゃんは分泌物が多く鼻水が詰まりやすい傾向にあります。鼻が詰まって苦しそうなときは吸引機などを使って鼻水を吸ってあげるとよいでしょう。

-けいれん
けいれんの中には「心配いらないけいれん」と「受診が必要なけいれん」があります。

【心配いらないけいれん】
憤怒けいれん ・大泣き時やびっくりしたときなどに呼吸が止まり、手足がガタガタ震える
・1~2分でおさまる
熱性けいれん ・高熱時に意識をなくし、顔面蒼白、体が硬直してカクカクとけいれんする
・5分以内におさまる
【受診が必要なけいれん】
数日にわたって群発するけいれん ・急性胃腸炎や高熱から起こる可能性がある
・一度のけいれんは2~3分程度でおさまる
激しいけいれん ・てんかんが原因である可能性がある
・見分けが難しいため医療機関を受診

-乳幼児突然死症候群SIDS
SIDSとは乳幼児が睡眠中に突然死亡してしまう病気です。原因は解明されていませんが、日本の乳幼児における死亡原因の第4位となっています。

SIDSのリスクを下げるには「うつ伏せに寝かさない」「家族が禁煙する」などがあります。

まとめ

生後1ヶ月の赤ちゃんの成長は著しく、新生児期に比べてできることも増えてきます。夜中の授乳はまだまだ必要なため、お世話をするママは大変ですが、表情が増えてくると楽しみや喜びも増えます。

免疫力や皮膚の状態など未熟な点が多いので、赤ちゃんにはトラブルがつきものです。トラブルが起きても焦らず対処してあげましょう。

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