赤ちゃんの手形を取るベストなタイミングとは?上手に取るためのコツも紹介

赤ちゃんの手形を取るベストなタイミングとは?上手に取るためのコツも紹介

赤ちゃんの手は小さくてとてもかわいいもの。見ているだけで癒されますよね。ですが、赤ちゃんの成長は早いので、あっという間に大きくなってしまいます。そこで、ぜひおすすめしたいのが手形。こんなに小さかったんだな…と、赤ちゃんの成長を実感できるものでもあります。
今回は、手形を取る時期や方法、上手に取るためのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの手形はいつ取ればいい?

赤ちゃんの手形を取る時期にルールはありませんが、やはり生まれたころの手形は残しておきたいですよね。産院によっては、生まれてすぐの手形や足型を取ってくれるところもありますが、一般的には「お七夜(おしちや)」のお祝いのタイミングで初めての手形を取ることが多いようです。
お七夜とは、生後7日目に行う、赤ちゃんにとって初めての記念日。赤ちゃんの名前を命名書に書いて披露するという、命名式を行う日です。記念すべきこの日に、赤ちゃんの手形を残しておくといい思い出になりますよね。
その後も、お宮参りや100日祝いなど赤ちゃんの幸せと健やかな成長を願う行事がありますので、その時々に手形を取っておいてもよいでしょう。とくに、誕生日ごとに手形を取ると、成長ぶりがよくわかって楽しいですよ。

お七夜のお祝いのタイミングで初めての手形を取ることが多い

赤ちゃんの手形を取る3つの方法

では、赤ちゃんの手形を取る方法にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは3つの方法を見ていきましょう。

インクや絵の具を使う

インクや絵の具を赤ちゃんの手に塗って、用意した台紙に形を取る方法です。最大のメリットは、好きな色で手形が取れること。手形用の台紙も豊富に販売されていますし、紙以外の素材を台紙として使うこともできるので、世界に1つだけのオリジナル手形が作れます。

インクや絵の具は好きな色で手形が取れる

粘土を使う

専用の粘土を使って、立体感のある手形を作る方法です。粘土で取った手形は素朴な温もりが感じられるのが特徴。速乾性のある粘土でなければ、何度でも取り直しができるので安心です。

専用の粘土を使って立体感のある手形を作る

便利な手形キットもおすすめ

肌に色がつかない特殊なインクと専用の反応紙がセットになった手形キットもあります。専用の反応紙は複数枚用意されていることが多く、保管用の資材も同梱されているので、これ1つで手軽に手形を残すことができますよ。中には命名紙とセットになったキットもありますので、活用してみてはいかがでしょうか。

肌に色がつかないインクと反応紙の手形キットもおすすめ

赤ちゃんの手形を上手に取るコツ

赤ちゃんは、どんな動きをするのか予想もつきません。「手を開いて」「じっとしてて」などのお願いも通用しませんよね。
赤ちゃんの手形を上手に取るには、ママパパがしっかりコツを押さえておくことが大切です。では、そのコツをお伝えしていきましょう。

まずは事前準備をする

事前準備とは、インクや台紙、粘土を用意することだけではありません。周囲を汚さないためにビニールシートや新聞紙を敷いておくこと、手形を取り終わったらすぐにインクを落とせるように濡れタオルなどを用意することなども大切な準備。また、手形を取り終わってからすぐに入浴すればインクが落としやすいので、お風呂の準備をしておくのもおすすめです。

周囲を汚さないように事前準備をする

赤ちゃんの手をベビーオイルで保護する

手形用のインクを落ちやすくするために、ベビーオイルを塗っておくのもよいでしょう。手形を取る前の、赤ちゃんの機嫌もよくなるかもしれません。また、爪の間にインクが残らないよう、赤ちゃんの爪も切っておいてくださいね。

インクを落としやすくするために爪を切りベビーオイルを塗る

インクや絵の具はまんべんなく塗る

インクや絵の具を塗る際は、手の平にまんべんなく広げましょう。ただし、赤ちゃんが手を口の中に入れないように十分注意してくださいね。

インクや絵の具は手の平にまんべんなく塗る

赤ちゃんが寝ているときがチャンス

赤ちゃんの手はしっかり開いて手形を取りたいですよね。ですが、生まれたばかりの赤ちゃんの手は、基本的にグーの状態なかなか開いてくれないのが普通です。そこでおすすめなのが、赤ちゃんが寝ているとき。手の甲をくすぐると手が開くこともありますし、眠りが深ければそっと手を開いても大丈夫です。ただ、一人では難しいので、ママパパが協力してやってみてくださいね。

ぐずる場合は赤ちゃんが寝ているときがチャンス

グーでもいい思い出に!

いくら頑張っても赤ちゃんが手を開いてくれないような場合、または途中でぐずりだしてしまったような場合にはパーの状態で手形を取るのは難しいかもしれません。そこで、発想を変えてみましょう。手形を記念として残したいのであれば、「これも記念」として、思い切ってグーのまま取ってみてはいかがでしょうか。そのときは残念に感じると思いますが、後になってみれば、「あのときはこうだったね」と笑いながら話せるはずです。成長した我が子にも、こんなエピソードがあったと伝えてあげるのも楽しいかもしれませんよ。

手を開いてくれない場合はグーのまま取ってみる

まとめ

今回は、手形を取る時期や方法、上手に取るためのコツをご紹介しました。一般的には、お七夜の命名式の際に手形を取るご家庭が多いようですが、何かの記念日に取っておくのもおすすめです。手形を取る方法はさまざまですので、いろいろ試してみても面白いかもしれませんね。きっと写真や動画とは違う思い出が残せますよ。