赤ちゃんの肌荒れと寝具の関係性 3つの対策方法

寝具が関係している?赤ちゃんの肌荒れと3つの対策方法

赤ちゃんの肌は外からの刺激に弱く、生活環境が変わっただけでも肌荒れを起こすことがあります。そんな赤ちゃんが、1日の中でも多くの時間を過ごす場所がベッドです。赤ちゃんはベッドの汚れや素材が原因で、肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。寝具による赤ちゃんの肌荒れを防ぐ対策方法を知って、より安心・安全な環境で子育てをしてあげましょう!

寝具が赤ちゃんの肌荒れを生む原因って?

寝具が赤ちゃんの肌荒れには、大きくわけて3つの原因があります。

肌荒れを生む原因

マットレスや毛布が汚れている

寝具を掃除する際に、マットレスや掛け布団は一緒にケアしているでしょうか。敷布団や枕は直接肌が触れるので定期的に洗濯をされているご家庭が多いかと思われますが、赤ちゃんは寝ている間たくさんの汗をかきます。汗はシーツや枕だけでなく、マットレスや掛け布団にも染み込んでしまうので注意が必要です。定期的にケアをしないとカビの繁殖やホコリの蓄積により、赤ちゃんの肌に悪影響を及ぼすことがあります。

通気性が悪い

風の通りを意識せずにベッドを設置すると、肌に寝汗が残り雑菌が繁殖してしまいます。
風の通りにくい場所にベッドを置いたり水分を吸収しない素材の寝具を使っていると、ベッド自体の衛生状況が悪くなってしまうのです。使用していない時に、毛布を敷きっぱなしにしてしまうのも湿気を篭らせる原因になります。

寝具の素材がゴワゴワしている

肌触りの良くないカバーやシーツも赤ちゃんの皮膚を傷つけてしまうことがあります。
タオル素材やガーゼ素材のものでも、洗濯を続けていくうちに少しずつ状態が劣化してしまうのです。寝返りを打ったり、足で毛布を蹴るなどと赤ちゃんはベッドの上でたくさん動き回ります。大人が使用するには問題のない素材でも、赤ちゃんにとっては肌荒れを生む原因になってしまうことがあるのです。

プニプニ肌を守る3つの寝具対策方法

赤ちゃんの肌を守るには、安心で安全なベッドと刺激に負けない肌ケアを行ってあげる必要があります。プニプニの愛らしい肌を守るために、寝具での肌荒れを予防する3つの対策を徹底してあげてください。

肌を守る3つの寝具対策

掃除・こまめな洗濯

ベッドの掃除は、肌だけでなく体内にホコリなどを取りこまないためにも重要です。
洗濯できるものは3日~4日に1度はしっかりと洗濯をしましょう。洗濯をする際は洗剤の成分に注意し、できるだけ刺激の低いものを選ぶことをオススメします。洗濯の難しいマットレスなどは、ハタキでホコリやダニを落としてから、除菌スプレーをかけて天日干しをしてください。

素材は天然シルク、ガーゼがオススメ

カバーやシーツ、掛け布団の素材は天然シルクかガーゼ素材のものが好ましいです。
天然シルクは通気性も良い上に、肌触りがなめらか保温性にも優れているので肌を優しく包み込んでくれます。
ガーゼも優しい肌触りと通気性を兼ね備えているので、この二つをローテーションして使うことで赤ちゃんの素肌を傷つけずに済みますよ。

肌の保湿、角質層のケア

赤ちゃんの肌は層自体が薄いので、放っておくと乾燥も進みやすくなり、少しの刺激で炎症を起こすようになります。就寝前に角質層の皮膚バリアを強化してくれるムースで、寝間着から露出している部分をケアしましょう。
肌に優しく、汗をかいても落ちにくい商品を選ぶことをオススメします。

まとめ

赤ちゃんの肌は無防備なので、ケアをして肌の保湿やバリア強化を行ってあげる必要があります。寝具が赤ちゃんにとって安心できる場所であるために、今日から対策を始めてみてはいかがでしょうか。