取材・相談してきました!

第6回は、情緒あふれる下町風情が魅力で、区民が寄り添い助け合うという気質がある台東区を取材してきました。

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プレママパパ・お子様がいるご家庭や、台東区へ移住をお考えの方に向けて、台東区から発信したい事などありますか?

 台東区では、少しでも安心して妊娠、出産、子育てを迎えることができるよう、ゆりかご・たいとう面接(妊婦さんとの面接)や産後ケア、あったかハンド(産前産後支援ヘルパー)等の様々な取り組みを行っています。
  また、台東区には、支え合いや助け合いという、古くから培ってきた地域の力があり、これまでも家庭と地域が一体となって子供の成長を支えてきました。昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響もあり、全国的に地域の関係の希薄化が言われる中で、台東区では従来から培ってきた地域の力を活かして、子供達が笑顔にあふれ、のびのびと育ち、地域全体でその成長を温かく見守るまちを実現していくため、様々な子育て支援事業を実施しています。

筆者の世代では、幼稚園時や小学校低学年時代に、近所のおじさんおばさんたちに「そこは入っちゃだめだよ」「そんなことしたらケガするよ」だったり、この花の蜜は甘いんだよとか、虫の事などいろいろと「注意や知恵」などを教えてくれた記憶があります。そうして様々な知識や考え方を学んで成長してきましたが、昨今では万が一という低い確率ですが危険を伴う事例も少なくありませんから、昔のような地域で子供を育てるという事は難しくなっていると思います。しかし、台東区は江戸から続く下町文化の「助け合い精神」が受け継がれていて、地域で子供を育てようとする古き良き文化が「良い事は良い」「悪い事は悪い」という、正しい感覚が自然と受け継がれて「人」を育てる町なのかも知れませんね。

台東区には子供食堂がいくつかあります。(令和3年12月現在)
子供食堂とは? 地域の住民達や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場です。単に「子どもたちの食事提供の場」としてだけではなく、学習支援や、仕事で帰りが遅い方や家事をする時間のない家族などが集まって食事をとるなど、「人が多く集まる場所」として、コミュニケーションの場、地域住民の助け合いの機能を持つ場所です。

子供食堂とは?:
農林水産省HP

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomosyokudo.html

目的としては「子供の居場所づくり」「学習指導や相談、進学相談など含む」「栄養のバランスをとれた食事を提供する」などがあります。
単に食事を提供するだけではなく、色々とな機能を持っている事が分かりました。
また、対象年齢も想像より広く「高校卒業までの子ども」と「その保護者」が対象です(台東区内に居住)

地域のボランティアの方が運営していると思っていましたが、台東区はそれらの支援団体を区として後ろから支えている事がわかり、様々な取組をしている事がわかりますね。

台東区 子供育成活動支援団体を載せておきますね。

団体名 実施名称・場所 実施内容 実施曜日
NPO法人
台東区の子育てを支え合うネットワーク
無償学習支援
「みらい」(松が谷4)
学習支援
下町こども食堂
「みらい」(松が谷4)
食事提供 第3水
無償学習支援
「こばと」(清川1)
学習支援 火・木
下町こども食堂
「さくら」(清川1)
食事提供 第2火
第4木
社会福祉法人
愛隣団
さくら荘 学習支援 月・水・金
食事提供 第2金
東京保健生活協同組合 よみせ通り
いこいの家(谷中3)
学習支援 第1・第3火、第3木
特定NPO法人BLOOM BLOOMこども食堂(浅草3) 学習支援 土曜日、日曜日
食事提供

学習支援・子供食堂URL:
台東区公式ホームページ

https://www.city.taito.lg.jp/kosodatekyouiku/kosodate/mokutei/kodomosien/index.html

さて、ここからは台東区にある、楽しいスポット・文化をご紹介しますね!
みなさんきっと行きたくなるでしょう!

まずは言わずと知れた、上野動物園は台東区にあります。
東京の都心部にありながら自然とその景観を維持している都市型の動物園で、約300種3,000点(2021年10月31日現在)の動物を飼育しています。
その歴史は古く、1882年に開園した日本で最初の動物園です。

上野動物園

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2021年1月11日より臨時休園となっております。開園のお知らせは上野動物園HPでご確認ください。
また、開園後も「完全予約制」になっているので下記をご覧になって下さいね。

【予約方法】
予約専用ウェブサイトまたは予約専用電話でお申し込みください。お申込みは入園希望日につき1回のみです。申込者を含めて1回で5名まで申し込むことができます。
原則的に、毎週土曜日午前9時に翌週の土曜日から金曜日までの1週間分の受付を開始します。

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=27097

★ジャイアントパンダの「シャオシャオ」と「レイレイ」の観覧を希望される方は、上記とは別の専用ウェブサイトからお申込みとなりますのでご注意ください。

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=27175

乳幼児をお連れの方への注意事項もありますので、合わせてご連絡ください。

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/infant_care.html

「授乳できるスペース」「おむつ替え用のベビーベッド」も記載されていますので、事前に見ておくと助かるかもしれませんね。このような優しい気遣い嬉しいですね。

また、今すぐ上野動物園に行けなくても、動物の事が楽しめるものがご用意してありましたのでご紹介しますね。

動物たちの食生活

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/img/selfguide_01_syokuseikatsu.pdf

オスとメスの不思議

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/img/selfguide_02_osutomesu.pdf

上野動物園は西園と東園に分かれていますよ。お目当ての動物達がどこにいるか知ってから行く方が良いかもしれませんね。調べて行かなくても次々と見ていく事で、その場その場の出会いを楽しみ、驚きを感じながら園内も回るのも楽しいと思います!

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2020年9月に誕生した新舎「パンダのもり」
ジャインアントパンダ(西園):上野動物園提供

この愛くるしい顔と姿、たまりませんね♪ ずーっと見てても飽きないですね❤
 2022年1月初旬に予定されていた、双子の赤ちゃんパンダの観覧抽選では倍率348倍の人気ぶり、すごい倍率で驚きました。繰り返しにはなりますが、上野動物園の入園予約と、パンダの観覧の予約は別になりますのでパンダを見たい方は2つ予約を取ってくださいね。
実際に見る事が一番良いですが、パンダの事をもっと知りたい方のために、ジャインアントパンダ専用HPがあります、このようなHPをご用意してくれているのはとても嬉しいですね!

上野動物園のジャアイントパンダ
情報サイト

https://www.ueno-panda.jp/

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アフリカの動物ゾーン(西園)
キリン:上野動物園提供

写真では伝わりづらいですがキリンの体長は5~6mもあるので実物はとっても大きいですよ!実際の迫力に怖がる子もいると思いますが、とても穏やかでやさしい動物なので安心してくださいね。

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トラの住む森(東園)
スマトラトラ:上野動物園提供

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ゾウのすむ森(東園)
アジアゾウ:上野動物園提供

園内マップはこちらになります。

(上野動物園ガイドパンフレットもダンウロードできます)

https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/map.html