取材・相談してきました!

第14回は、東京23区のなかで一番面積が大きく、田園調布をはじめとする高級住宅地から

町工場が並ぶ下町までバラエティに富んだ表情を
みせてくれる大田区を取材しました。

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子育て家庭のサポートに
力を入れる
大田区の要的存在
“キッズな”をレポート

東京23区のなかで一番面積が大きい大田区は、田園調布をはじめとする高級住宅地から町工場が並ぶ下町までバラエティに富んだ表情をみせてくれます。湾岸エリアには羽田空港(東京国際空港)があり、多摩川沿いの広い緑地や清水窪湧水などを水源とする洗足池公園、オートキャンプやバーベキューができる城南島海浜公園といった人気スポットもあり、アクティブに遊べるところも魅力です。

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展望デッキやショッピング、グルメも充実し、
観光スポットとしても人気の
羽田空港(東京国際空港)

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ボードウォークや砂浜もあって
海辺のリゾート気分を満喫!城南島海浜公園

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都内でも有数の大きさを誇る洗足池。
季節ごとの自然やボート遊びも楽しめます

0〜3歳のオアシス!「子育てひろば」ってどんなところ?

大田区は、子育ての相談やサポートを総合的に行う子ども家庭支援センター(別名「キッズな」)を区内に4箇所設けています。今回はそのうちのひとつ、大森にある「キッズな大森」を取材してきました。

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キッズな大森

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キッズな大森の2Fにある子育てひろば

まず伺ったのは、「子育てひろば」。ここは、0〜3歳のお子さんとその保護者がいっしょに遊べる場所です。広々とした清潔なスペースに、おもちゃや絵本などがあって子どもたちがのびのび動きまわっているのが印象的。授乳スペースやおむつ交換台、畳敷きのベビーコーナーもあって、赤ちゃんを連れてきても快適に過ごせそうです。
実際に利用しているママにお話を聞いてみました。

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「ママだけでなくパパやおじいちゃん、おばあちゃんも利用していて、みんながフラットな感じで心地いいです。スタッフも目配りしてくれるので、すごく安心感がありますね。人見知りだった子が、ここに来るようになったらすっかり人懐っこくなって、同い年ぐらいの子と遊んだりして社会性が身についたみたいです」
りえさんとしょうたくん(1歳1ヶ月)

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「上の子が7、8ヶ月のときから利用していています。今は下の子を連れて週に2,3回は来ています。家と違ったおもちゃがあるので、子どもも楽しんでくれています。子育て中はなにかと時間がないので、子どもを連れての外出は大変だと思うときもありますが、『子育てひろば』に来て1、2時間遊ぶと、それ以降の時間がうまくまわって逆に余裕ができるのでおすすめです」
れいかさんとだんくん(1歳2ヶ月)

「利用時に子どもの名前と歳を書いたシールを貼っているんですが、そのおかげで初対面のママとも話のきっかっけができるのがいいですね。子育て中の悩みについても、こちらが相談する前にスタッフさんが気づいてアドバイスをくれることも多いんです。この前も、『離乳食の勉強会がありますよ』とか、区の施設や病院などの情報を教えてくれてたすかりました」
れいこさんとなつはちゃん(1歳2ヶ月)

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子育てひろばの中には
畳敷きのベビーコーナーもあります

「子育てひろば」のスタッフにお話を伺うと「子育てのお悩みや不安を持つママ・パパは多いです。『キッズな』には相談員もいますから、気軽にお話ししていってください。ほかにも、保健師や栄養士、歯科衛生士による育児相談や卒乳講習会やベビーマッサージなども行っていますので、ぜひご利用ください」とのことでした。

キッズな大森・蒲田・洗足池・六郷 
子育てひろば

利用時間:月〜金 10:00〜13:30、
14:00〜17:00※二部制
対象:0~3歳 予約不要 無料
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