敏感肌用クレンジングはどう選ぶ?正しいクレンジング方法とは?

敏感肌用クレンジングはどう選ぶ?正しいクレンジング方法とは?

敏感肌の方がクレンジングを選ぶ際、肌にかかる負担も気になるところではないでしょうか。メイクをしっかり落とせる洗浄力の高いクレンジングは、肌に与えるダメージも大きくなってしまうのではないかとお悩みの方も多いでしょう。そこで今回は、敏感肌用クレンジング選びのポイントや、正しいクレンジング方法についてお伝えします。

クレンジングの必要性って?

きれいに落としきれなかったメイクや汚れは、肌に蓄積されて毛穴に入り込み、次第に詰まってしまうようになります。詰まった汚れが次第に固くなり、白いプツプツが小鼻にできてくるのが「角栓詰まり毛穴」。一方、毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化し、黒くなってしまうのが「黒ずみ毛穴」です。
いずれの場合も毛穴が開いている状態で、これを放置するといずれは毛穴がたるんで「たるみ毛穴」へと進行し、最終的に「しわ」に変化していきます。このような肌にならないよう、必要になってくるのがクレンジングです。

クレンジングの必要性って?

クレンジングはメイクなどの脂汚れを落とすもので、洗顔は余分な皮脂や汗、ホコリなどを落とすものです。「クレンジングすれば洗顔しなくてもいいのでは?」と思う方も多いのですが、いくら薄いメイクでも洗顔だけでは落とし切れないので、クレンジングが必要ということになります。
また、メイクはしていないけれど日焼け止めは塗ったという日もあるかもしれませんが、日焼け止めも洗顔だけでは落とせませんので、忘れずにクレンジングしましょう。もし面倒であれば、洗顔料やお湯で洗い落とせるタイプの日焼け止めもあるので、それらを試してみてはいかがでしょうか。

薄いメイクや日焼け止めは洗顔だけでなくクレンジングが必要?

敏感肌用クレンジングの選び方

ここでは、敏感肌の方がクレンジングを選ぶ際に重要となる3つのポイントを見ていきましょう。

タイプで選ぶ

クレンジングにはローションやミルク、オイルやジェルなどさまざまなタイプがありますが、その中で敏感肌におすすめなのはオイルタイプとクリームタイプになります。いずれも洗浄力が高めなので大きな負担になるのではと思うかもしれませんが、これらは短時間でメイクを落とせるため、摩擦によるダメージを軽減できるというメリットがあります。洗浄力が低いクレンジングで、時間をかけて落とすよりもおすすめです。

オイルタイプとクリームタイプ

成分で選ぶ

敏感肌の方がクレンジングを選ぶ際には、どのような成分が含まれているかどうかチェックしておくと良いでしょう。たとえば、BG(ブチレングリコール)やグリセリン、スクワランやセラミド、米ぬか油やグリチルレチン酸ステアリルなどは肌に良い成分として知られています。一方、ポリクオタニウム-10やゲル化剤、ラウリル硫酸塩、陰イオン界面活性剤などは避けた方が良い成分です。
わざわざ成分をチェックするのは面倒という場合、「パッチテスト済み」と表記されたクレンジングを選ぶのも1つの手ですが、この場合は敏感肌を対象にしたパッチテストになっているかどうか確認しておきましょう。ただし、テスト済みであってもすべての人が必ず安心して使えるという意味ではありませんので、サンプルなどで試してみてください。

敏感肌に良い成分

使いやすさで選ぶ

クレンジングには、濡れた手で使えるものと使えないものがあります。バスタイムにすっきりメイクを落としたいという方は、塗れた手でも使えるタイプを選びましょう。
また、クレンジングの後は洗顔という「W洗顔」が一般的ですが、最近はこの2役をこなすクレンジングも増えているようです。1回で済めば肌への負担も少なくなるので、敏感肌の方にもぴったりだといえるでしょう。

クレンジングと洗顔2役をこなすタイプは肌への負担も少ない

敏感肌さんの正しいクレンジング方法とは?

ここからは、正しいクレンジング方法について見ていきましょう。

手をきれいにする

汚れたままの手で顔に触れるのはNGなので、まずは手をきれいに洗いましょう。

汚れたままの手で顔に触れるのはNG

ポイントメイクを落とす

目元や口元のポイントメイクは、専用リムーバーを使って先に落としておきましょう。全体のメイクを一度に落とそうとすると、無駄な摩擦で肌への負担が大きくなることがあります。

ポイントメイクは専用リムーバーを使って先に落とす

適量のクレンジングで順番に落としていく

クレンジングの量が少ないとメイクを落としきれないうえに、摩擦による肌への負担が増えてしまうので、パッケージなどで確認して適量を使うようにしましょう。そして、皮脂の多いTゾーンから洗いはじめ、続いて頬、目元・口元の順に洗っていきます。このとき、ゴシゴシ擦らず、撫でるように優しくなじませていくのがポイントです。

Tゾーンから洗いはじめ頬、目元・口元の順に洗っていく

ぬるま湯ですすぐ

お湯が熱すぎるとお肌に必要な油分まで落ちてしまいますので、30~32℃くらいのぬるま湯できれいにすすぎましょう。ただし、ぬるすぎると毛穴が閉じてしまうので注意してくださいね。

30~32℃くらいのぬるま湯できれいにすすぐ

タオルで優しく水分を吸い取る

最後に水分を拭き取りますが、ゴシゴシとタオルで拭くのはNGなので、タオルを軽くあてるようなイメージで優しく水分を吸い取りましょう。また、使用するタオルはなるべく清潔なものを使うようにしてください。

タオルを軽くあてるようなイメージで優しく水分を吸い取る

洗顔と保湿も忘れずに!

クレンジングが済んだら洗顔と保湿をします。洗顔後はできるだけ早く保湿して、しっかり水分を閉じ込めておきましょう。
ファムズベビーシリーズのエンジェルフォームは、赤ちゃんにも使えるスキンケアアイテムです。肌の保護と保湿を同時に行うことで、肌の潤いを長時間キープできるのが魅力。敏感肌の方も使えるので、ぜひ試してみてください。

洗顔後はできるだけ早く保湿ししっかり水分を閉じ込める

まとめ

今回は、敏感肌用クレンジングの選び方や正しいクレンジング方法についてお伝えしました。敏感肌の方には、短時間でメイクを落とせるオイルタイプやクリームタイプがおすすめです。
面倒に感じる方も多いのですが、毎日丁寧にスキンケアをすることで、理想の美肌を手に入れることができるようになります。しっかりとメイクを落として、お肌をリフレッシュさせてあげましょう。