赤ちゃんの肌を日焼けから守ろう!対策法・日焼けしてしまった時の対処法を解説

赤ちゃんの肌を日焼けから守ろう!対策法・日焼けしてしまった時の対処法を解説

1年を通して紫外線が地上へ降り注ぐ中、特にデリケートな肌を持つ赤ちゃんには日焼け対策が必須です。日焼け対策を怠ってしまうと、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまいますよ。
今回は、赤ちゃんの肌を日焼けから守るために対策法を、もし日焼けをしてしまった時の対処法と一緒に解説します。赤ちゃんだけでなく、肌が弱いママやパパも参考になるので、ぜひ読んでくださいね。

赤ちゃんにも日焼け対策が必要

紫外線がシミやシワをはじめとする肌トラブルを引き起こすことから、日常的に日焼け対策を積極的にしている人も多いのではないでしょうか。
紫外線が肌に悪影響を与えるのは、小さな赤ちゃんも一緒です。特に赤ちゃんの肌は薄く、その厚さは大人の三分の一程度。そのためママやパパ以上に紫外線の影響を受け、肌トラブルが発生しやすいのですね。
シミやシワなどの紫外線の影響は、何年も経ってから出ます。小さいうち、特に赤ちゃんのころからのケアが大切な意味が分かりますね。

日焼けによる肌への影響とは?

日焼けによる肌への影響は、前述したシミやシワなどの他にもたくさんあります。具体的にどのような影響があるのかを、全部で4種類見ていきましょう。

日焼けによる肌への影響とは?

肌に炎症が起こり、赤くなる

まずは肌に炎症が起こって赤くなってしまうものです。いわゆる日焼けによる火傷で、サンバーンともいわれています。肌が赤くなってヒリヒリしたり、火照って熱を持ったり、また痛くてお風呂に入れなかったりするような状態のことです。
紫外線を浴びてから数時間後に表れはじめ、8時間~24時間後ぐらいにピークを迎えます。状態がひどい場合は皮膚がむけたり、水ぶくれができたりすることもあるでしょう。

サンバーン

肌の色が黒くなる

サンバーンの後に現れるのが肌の色が黒くなる、サンタンと呼ばれるものです。紫外線によって肌の中にある色素細胞が活性化され、黒い色の元であるメラニン色素がたくさん生成されることから、肌が黒くなってしまうのです。
肌の色が黒くなりやすいかどうかには個人差があります。もともと白い肌を持つ人はサンバーンが起こりやすい反面、黒くなりにくく、もともと濃い肌色を持つ人はサンバーンが起こりにくい反面、黒くなりやすいです。

サンタン

シミ、シワ、ホクロができやすくなる

3つ目はシミやシワ、ホクロができやすくなることです。長い期間にわたって紫外線を浴び続けると、光老化といって、シミやシワ、ホクロが出てきます。高齢者の中にシミやシワ、ホクロをたくさん持っている人がいるのは、光老化によるものです。

皮膚がんの原因になる

紫外線は悪性の腫瘍、つまり皮膚がんの原因にもなるので注意しましょう。前がん状態である日光多角症の段階で治療する必要があり、もし治療しなかった場合は悪性化して命の危険に関わります。

デリケートな赤ちゃんの肌を守る!4つの日焼け対策法

赤ちゃんの肌は大人の肌を比べて、とてもデリケート。だからこそ大人以上にしっかり日焼け対策をして、大切な肌を守ってあげなければいけません。今からできる、4つの日焼け対策法を見ていきましょう。

日焼け対策法

なるべく日陰で過ごす

1つ目はなるべく日陰で過ごすことです。同じ外でも日なたと日陰とでは、紫外線量に違いがあります。日陰の紫外線量は日なたと比べて半分といわれているため、外遊びする際や散歩をする際は、なるべく日陰を選ぶとよいでしょう。

肌に直射日光が当たらないように心がける

肌に直射日光が当たらないようにすることも大切ですね。物理的に紫外線を遮断しましょう。
帽子はツバが広いものがおすすめです。ツバが広ければ広いほど、赤ちゃんの顔や首を紫外線から守れます。
また長袖・長ズボンもよいでしょう。ただし熱がこもって汗をかきやすくなるので、通気性がよい素材を選ぶことが大切です。
紫外線は外だけでなく、車内や室内にもガラス窓を通してやって来ます。UVカット効果があるカーテンを使用するようにしてください。

肌に直射日光が当たらないように心がける

紫外線の量が少ない時間帯に出かける

3つ目は紫外線の量が少ない時間帯に出かけることです。紫外線量は1日の中でも時間帯によって変わります。
最も量が多くなるのは10時~14時の間です。外出する際は10時~14時の間を避けて、早朝や夕方にするとよいですね。

外出は10時~14時の間を避けて早朝や夕方にする

日焼け止めを塗る

最後は日焼け止めを塗ることです。大人が適量を手のひらに取って、軽くなじませてから赤ちゃんの肌に塗ってあげましょう。顔は中心から外側に、少しずつ伸ばしてあげるとムラなく塗れますよ。体も顔と同様に手のひらに日焼け止めを取って、まんべんなく塗ってください。
汗をかいたり、タオルで顔をふいたりすると日焼け止めは取れてしまうので、2~3時間おきに塗り直すとよいでしょう。赤ちゃんにピッタリな日焼け止めの選び方については後述します。

日焼け止めは2~3時間おきに塗り直す

赤ちゃんに塗る日焼け止めの選び方

赤ちゃん向けの日焼け止めの選び方は次のとおりです。ただし、必ず肌トラブルを起こさないとは限らないため、事前にパッチテストをしてから使うようにしてください。

赤ちゃん用の日焼け止め

まずは赤ちゃん用と記載されている商品を選ぶことです。対象年齢が書いてあるので、購入前に確認しましょう。

紫外線吸収剤を使用していない日焼け止め

紫外線吸収剤を使用していない商品を選ぶこともポイントですね。紫外線吸収剤とは紫外線を熱エネルギーなどに変えることで、紫外線本来の悪い影響を防ぐものを指します。敏感肌の人には刺激を感じることもあるため、赤ちゃんは避けたほうが無難です。

ボディソープだけで落とせる日焼け止め

最後はボディソープだけで落とせる商品です。日焼け止めの中にはクレンジング剤を使用しないと、しっかり落とせないものもあります。しかし、赤ちゃんの肌はデリケートなので、ボディソープだけで落とせる商品を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんが日焼けしてしまった時の対処法

もし赤ちゃんが日焼けをしてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。なるべく肌に影響を残さなくて済む方法を紹介します。

日焼けしてしまった時の対処法

1.患部を冷やす

日焼けをした直後は火傷をした状態と同じです。そのため、まずは患部を冷やしてあげましょう。濡れタオルを患部に当てたり、患部を冷たい水につけたりするのが効果的ですね。赤みも少しずつ治まっていくはずです。

2.患部を保湿する

患部を冷やして炎症が治まったら、次は保湿です。乾燥しやすくなっているので、しっかり保湿をしてあげましょう。
温泉水をベースにしたファムズベビーシリーズのエンジェルモイスチャーなら、肌にしっかり浸透して長時間うるおいをキープ。できるだけ刺激にならない成分だけで作ってあるので、赤ちゃんの肌にもピッタリです。

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3.ひどい場合は病院に連れていく

水ぶくれができたり炎症が治まらなかったりするなど、肌の状態がひどい場合は病院に連れていきましょう。皮膚科医の治療が必要です。

まとめ

とってもデリケートな赤ちゃんの肌を日焼けから守るためには、なるべく日陰で過ごしたり、帽子や長袖・長ズボンを着用したりすることが大切です。また日焼け止めも忘れずに使いましょう。
ファムズベビーシリーズのエンジェルUVなら、デリケートな赤ちゃんの肌のうるおいをキープしながら日焼け対策ができます。紫外線吸収剤を使用しておらず、ボディソープだけで落とせるため、肌に優しく安心です。
もしうっかり日焼けをしてしまったら、患部を冷やして、さらに保湿をすることが大切です。大切な赤ちゃんの肌を、紫外線から上手に守ってあげてくださいね。