取材・相談してきました!

第20回は、子育て世帯への手厚いサポートで
知られる荒川区を取材してきました。

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『抱っこ講座』にはパパも参加してくれたそうです。
(写真提供:35(産後)サポネット in 荒川)

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ハーフバースデー週間はかわいい背景で撮影できます!
(写真提供:35(産後)サポネット in 荒川)

《ちょこっと一時預かり》
毎週火曜日の10:00~12:00は「ちょこっと一時預かり」として、理由を問わずに乳幼児を2時間預かっています(要予約、子ども1人につき500円)。

「ベビーカーで赤ちゃんを預けに来られるママには自転車をお貸ししています。自宅に戻って一人の時間を過ごしてもいいし、家事を片付けてもいいし、上の子との遊び時間をつくるのもいいし。歯医者さんの予約をあわせておくママもいらっしゃいます」(冨山さん)

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「ちょこっと一時預かり」は
6か月未満の赤ちゃんが優先です。
(写真提供:35(産後)サポネット in 荒川)

《赤ちゃん用品SDGs・お宝ボックス》
サロン入口を入ってすぐのコーナーには「赤ちゃん用品SDGs」として、地域の方々が寄付してくれたベビーフードやミルク、サロンのOG・OBが使わなくなった(成長して使えなくなった)オモチャやベビーウェアなどが展示されています。気に入ったものがあれば、好きなだけ持ち帰ってOKなので、このコーナーを楽しみにやってくるママも多いそうです。

「バンボ、ジャンパルー、ベビーバスといった大きいものは写真と説明書きを貼っています。ベビーウェアはアッという間に着れなくなるし、オモチャもすぐ飽きるし、ベビーチェアなどもサイズ的にすぐ使えなくなったりするので、お古とはいっても新品同様なものばかりです♪」(冨山さん)

晴れている日はサロンの外に「お宝BOX」を置き、少しサイズの大きな服などを入れておくそうです。

「通りがかりの小学生が妹や弟にあげると言って持っていったり、おばあちゃまがぬいぐるみに着せる服を探しに来たりしてます(笑)」(冨山さん)

使い終わってもゴミにしない取り組みは、まさしくSDGs!

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「赤ちゃん用品SDGs」はフードからウェアまで
バラエティ豊かなラインナップ!

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赤ちゃんに着せるにはちょっと大きい服などは「お宝BOX」に入っています。

都会の片隅に残る下町情緒に心が温まりました。こうした環境で子育てできたらパパママも赤ちゃんも幸せに暮らせそうですね!

【取材協力】
荒川区健康部(保健所)健康推進課、
荒川区子ども家庭部子育て支援課、
35(産後)サポネット in 荒川

※この情報は2022年9月1日現在のものです