取材・相談してきました!

第2回は都内トップクラスの子育て助成や特色のある公園がある葛飾区を取材してきました。

2/2ページ

妊婦さんの毎日も応援します!マタニティパスは都内で唯一の助成

体調の変化や不安などから外出することが少なくなったり、ある程度の妊娠期になると自転車なども利用できなくなる妊婦さんにむけた都内で唯一の助成もあります。

photo

詳しくはこちら
https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000050/1001803/1015907.html

都内トップクラスの食材料費助成を行うのも「本当に必要な支援」を目指したいという葛飾区の思いから実現

葛飾区の重要施策の1つに「子育て支援」があります。国の無償化制度で幼児教育・保育の無償化がありますが、国の食材料費に対する考え方は「在宅で子育てをする場合にも生じる費用であること、介護や医療の分野においても食事が自己負担とされていることから、保護者からの実費徴収」としています。

そのような背景があるのですが、葛飾区では「本当に大事なものは何か?必要なものは何かと?」と考え、規則や財政、区民の意見など様々な難題に対応して踏み切ったのが「食」の助成制度です。

保護者の負担を軽減するため、利用したサービスが給食の場合、実施日数に応じて児童一人当たり1食300円 月額7,500円を上限に食材料費を助成します。区から直接施設に助成しますので、保護者は食材料費の負担はありません。
幼児教育が無償化となった際に、給食などの食事については保護者が負担し実費徴収となっていた点について、葛飾区では食材料費の補助を独自施策として進めたとのこと。
最近では、食事の簡素化や1人で食べる孤食などが進んでいますが、食事は生きるうえでの基本です。単に栄養となるだけでなく、楽しく食事をすることでマナーや社会性などを学ぶことができるとても大切なものです。葛飾区の食材料費助成は、子育て支援の本質と向き合っているように感じ、母子に寄り添った愛情ある自治体ですね。
※助成対象となるためには、保育の必要性の認定が必要です。

食材料費助成・保育料の助成・無償化などについて詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/458/kosodatedhiroba0310.pdf

認可外保育施設の無償化による助成について詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000056/1021308/1021371/1021546.html

子育て世帯をサポートする葛飾区の思い

「今回の取材を通して、葛飾区の子育て支援に対する熱い思いがとても伝わりました。
「コロナの影響も含め子育てに不安を抱えるママ達に元気になってもらいたい」と本気で考え、子育てママのリアルな声が反映された対策や施策をしていると強く感じました。

葛飾区では「ママが社会で活躍できるようにサポートしたい」という思いがあり、産休・育休を取っていても、子育てに専念していても、社会と触れ合いが途切れることなく、また社会に戻りやすくなるようサポートに重点を置いていることがわかります。それは「一人で抱え込まないように、引き込もらないように、忙しい毎日でも多くの触れ合いをしていてほしいという願い」が込められていて、それが「社会との縁を絶やさない切れ目のない子育て支援をする」という隠れた気持ちがある事が取材して分かりました。
ママのライフプランをしっかりと支え、社会とママをしっかりと繋げる絆づくりを目指しているとお話ししてくださった子育て支援部の方々。これほどに子育てに真剣に向かい合う葛飾区は安心して子どもを産み育てられる街と言えそうですね。

東京に移住をお考えの方は、葛飾区の子育ての考え方は家庭に寄り添ったオリジナルティある制度です。ご参考にしてみてはいかがでしょうか?また、区外に出られようとする方は一度様々な制度などを比べてみるのが得策かもしれませんね?
ここに紹介した内容は一部ですが、皆様のご参考になれば幸いです。


次回は、葛飾区のオリジナリティある公園のご紹介をしたいと思いますので、「月面着陸体験」や「ポニーやモルモットとの触れ合い」など普段使いには贅沢な魅力の詰まった318箇所の区立公園と児童遊園が葛飾区にある。

(※令和3年4月1日時点での区立公園と児童遊園の数)