『地域』の力を生かした
温もりのある子育て支援
江戸川区には、810,000平方メートルという都内最大規模の広さを誇る「葛西臨海公園」をはじめ、大小の緑豊かな公園が点在。なんと区民1人当たりの公園面積は23区で一番なんです!
画像:えどがわ地域情報局「えどがわVoice」より引用
また、区を囲むように流れる江戸川や荒川沿いの河川敷には、グラウンドや広場、サイクリングロードが整備され、区民の憩いの場となっています。水と緑にあふれ、豊かな自然環境の中で子育てしたいママパパにとっては、とても魅力的ですね。
画像:江戸川区HP「河川敷グラウンド」より引用
「地域」で見守り、
「地域」で支える子育て支援
江戸川区の子育て支援の特色は、「地域力」を生かした温もりのある子育て支援。
近年は核家族化や地方からの転入者も増え、子育ての孤立化が進んでいます。江戸川区では、保護者が育児の負担を抱え込まないよう、様々な角度から育児をサポート。その中核を担っているのが、地域ボランティアや保育ママなど、地域の子育てサポーターの方々です。育児がひと段落した先輩ママさんをはじめ、様々な年代の方が協力しています。
担当の浅羽さんも「都心でありながら、地域のつながりが強いのが江戸川区の魅力です」というように、都内では希薄になりがちな地域とのつながりですが、江戸川区はそこが強みなんです!地域の方々が保育の協力や家事支援を行うだけでなく、時には利用者の話し相手になりながら、一人ひとりに寄り添う育児支援に力を入れています。
家庭的な環境で0歳児保育を行う『保育ママ』
共働き世帯が増え、0歳児から保育制度を利用する家庭が増えています。江戸川区では、認可私立園63園のほか、小規模保育所・認証保育所などで0歳児保育を行っていますが、区独自の取り組みとして『保育ママ』制度も取り入れています。
親と子どもの愛着形成において大切な時期ともいわれる0歳児。「サービス開始時の昭和40年代は、世間では0歳児は家庭で保育することを推奨する考えが主流だったこともあり、できるだけ家庭的な環境で愛情深く保育してもらいたいというニーズにこたえたのが『保育ママ』制度なんです」と担当の浅羽さんは話します。
画像:江戸川区HP「保育ママを利用する方へ」より引用
区の認定を受けた『保育ママ』が家庭的な環境で赤ちゃん一人ひとりに目を配り、安心・安全な保育を行っています。赤ちゃんのペースに合わせて、まるでおうちにいるみたいに過ごすことができるのが、『保育ママ』制度の一番の魅力。利用者の95%以上から「利用してよかった」という声が聞かれ、リピート率の高さからも、その満足度が伺えますね。
※江戸川区民ニュースでは『保育ママ』制度について動画で分かりやすく紹介しています。
https://www.news.city.edogawa.tokyo.jp/movie/detail.php?id=3432
家事支援だけでなく、育児の相談相手にもなってくれる『えどがわママパパ応援隊』
江戸川区では家庭でお子さんを保育する保護者に対しても、地域で応援する支援制度があります。
『えどがわママパパ応援隊』は、家事支援等を行うことで「お子さんと一緒に過ごす時間を大切にしてほしい」という、保護者に寄り添った支援サービスです。もともとは、0歳児を家庭で保育する保護者向けに、慣れない育児の負担を軽減する目的から、2019年にスタートした『よちよち応援隊(0歳児の家事支援)』が前身。それを受け継ぐ形で2022年1月から『えどがわママパパ応援隊』としてサービスが拡充されました!
『えどがわママパパ応援隊』は、預かり保育やベビーシッターとは違い、ご家庭のちょっとした家事を手伝ってくれるサービス。地域のサポーターが食事の支度、簡易な室内清掃、育児の補助、通院の同行など、家事支援を行ってくれます。育児や家事の負担軽減というメリットだけでなく、孤立しがちな家庭保育において、話し相手として気軽に育児の相談ができるのも、『えどがわママパパ応援隊』の大きな魅力の一つなんです。担当の追崎さんは「家事支援だけでなく、育児の相談が気軽にできるのが嬉しいという声を利用者の方からいただいています」というように、一人ひとりに寄り添った温もりあるサービスといえます。
さらに、0歳児で保育サービスを利用していない家庭は、14時間まで無料で利用できることも、嬉しいポイント。併せて、家庭で0歳児を保育する保護者に対し「乳児養育手当」として月額1万3,000円支給してくれるのも、様々な家庭環境に配慮した江戸川区ならではの手厚い制度ですね。
※『えどがわママパパ応援隊』の
詳細はこちら
https://www.pasona-lc.co.jp/edogawaku-mamapapa/
「江戸川区では保育施設の充実に伴い、待機児童「0」を維持しています。今後は、保育の質の確保に重点を置き、多様化する保育ニーズにこたえるため、現場の声を大切にしながら、様々な育児支援を行っていきます」
(浅羽さん)
現場の声から生まれた
『おうち食堂』や『KODOMOごはん便』
全国的に広がりを見せている『こども食堂』。江戸川区でも様々な団体が運営していますが、現場からは『周囲の目が気になる』『低年齢の子だけで利用できない』などの声が上がっていたそうです。本当に必要な家庭に十分な支援が行き届いていない現状を把握し、現場の声から生まれたのが、『おうち食堂』と『KODOMOごはん便』の支援サービスなんです。
自宅で温かいご飯を作ってくれる『おうち食堂』
画像:江戸川区HP食の支援(子ども食堂・食事支援事業)より引用
『おうち食堂』は、食の支援が必要なご家庭にボランティアを派遣し、買い物から調理、後片付けまでを行い、温かい手作り料理を子どもたちに食べてもらう食事支援サービスです。
自宅に手作り弁当が届く『KODOMOごはん便』
画像:江戸川区HP食の支援(子ども食堂・食事支援事業)より引用
食の支援が必要な家庭(住民税非課税)で、忙しくて「おうち食堂」を利用できない家庭や、支援員が家に来ることに抵抗を感じる家庭の子どもに、江戸川仕出し弁当組合で作る手作り弁当を届けています。
画像:KODOMOごはん便チラシより引用
※『おうち食堂』と『KODOMOごはん便』のご利用にあたっては、家庭訪問を行い、ご家庭の状況をお伺いしたうえで利用可否の判断を行っています。
詳しくは以下のURLをご覧下さい。
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e077/kosodate/kosodate/kosodateshienjigyo/syokunosien.html
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