取材・相談してきました!

第12回は、親子で「驚き」や「発見」を共感。
知識が得られるだけではなく、感じる力、考える力が養える国立科学博物館を取材してきました。

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国立科学博物館

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(上)地球館 B2F バシロサウルス・ティロサウルス(写真提供:国立科学博物館)
(下)地球館 3F ジャイアントパンダ(写真提供:国立科学博物館)

国立科学博物館 https://www.kahaku.go.jp/

もうひとつ是非行ってもらいたいのが国立科学博物館です。こちらもお隣にあります。こちらの展示は「常設展」「特別展」「企画展・ミニ企画展」と分かれていますが、利用者の立場からすると、一般入館料で「常設展・企画展・ミニ企画展」が見れて、特別展は別途の入館料が必要になると言った形に分かれています。

※特別展・企画展・ミニ企画展を開催していない期間もあります。

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画像引用:国立科学博物館公式ホームページ
(常設展入館料で日本館と地球館が観覧でき、特別展は別途入館料が必要です)

常設展では、日本館と地球館に分かれており、日本館では日本列島の素顔(地質・固有の動物達・海の特徴・魚や海藻)や、地球が誕生し、世界的にも稀(まれ)な複雑な地史的背景をもつ日本列島で、数多くの生き物たちが繫栄と絶滅を繰り返してきました。その軌跡(きせき)が地層に刻まれた動植物たちの痕跡を「日本列島の生い立ち」として展示されています。

日本館フロアマップ

https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/pamphlet/download/guide_jp_4.pdf

地球館フロアマップ

https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/pamphlet/download/guide_jp_3.pdf

地球館の方は各階でテーマが分けられています。1階から回るのもよし、真っ先に興味のあるフロアに行くのも良しです。
主観的になるかもしれませんが1つアドバイスをすると、とてもおもしろいので時間があっという間に経ってしまいます。「好きなところから見る」「事前に把握してペース配分をして全部を見る」などした方が良いと思いました。事前にHPを見てから行くとより楽しめると思いますよ。

国立科学博物館 常設展HP

https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/permanent/index.html

地球館のご紹介をしていきますね。
1階にある“地球史ナビゲーター”フロアは「宇宙史・生命史・人間史の壮大な物語をテーマとした、138億年を一望する時間の旅」地球館の展示室全体を繋げるシンボルゾーンとなります。
その内容も圧巻です。地球の誕生から、生命の誕生、水の誕生、酸素の誕生や地球に起こってきた事象(マグマの海~氷で覆われた地球)などが、年表別に地球の歴史が分かります。最初の一歩目で「そんな事がおこり、その理由で水や酸素、生命が誕生したんだっ!」と驚きました。また、数億年前の化石が実際に展示してあったり、地球に落ちてきた隕石(実物)が展示されています。

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地球館、入ってすぐの地球史ナビゲーターフロア(写真提供:国立科学博物館)

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ギベオン隕石の模様(左)や、金属と鉱石でできたイミラック隕石(右)

※右のイミラック隕石は光っているわけではありませんが、とても美しいですよね。

続いて「地球の多様な生き物たち-みんな、関りあって生きているー」ゾーンがあります。

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マッコウクジラの反対側は実物の骨格標本と頭部内部模型になっています。

また、大きな動物だけではなく昆虫や植物ゾーンもあります。

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ダイオウイカの標本と、オオアナコンダの骨格標本